アルティメット ヒッツ特集の企画として、電撃オンラインの編集者に、今回発売された『ドラクエ』シリーズ3タイトルの思い出を語ってもらった! プレイ当時に起こった出来事やゲームでの特徴的なイベントなど、皆さんも一緒に思い出してみませんか?
■プリズニャンかわいいよプリズニャン
『ドラクエV』といえば、あの“人生最大の選択”、結婚イベントだと思います。が、その辺は他が語ってくれると思うので、りえぽんはDS版で追加された仲間モンスター・プリズニャンの魅力をたっぷりお伝えします。そもそも、プリズニャンは『ドラクエVIII』で登場したモンスター。初めて出会った時、愛くるしい姿と、のんびりと顔を洗う仕草に一瞬で心を奪われました。DS版『ドラクエV』では、主人公がモンスターを仲間にできるようになると、すぐに仲間にできます。序盤パーティに入れておくと頼もしいかぎり。育てると回復魔法まで使えるようになるし! プリズニャン4匹を仲間にして、馬車をプリズニャンだらけにして冒険したい! いまだに4匹目が仲間になってくれない(泣)。
■ビアンカ VS フローラ18年戦争
主要ハードがスーパーファミコンに移ってからの『ドラクエ』初作品だった『V』。1992年の発売でしたなぁ。ゲーム的には、“トンヌラ”だったり“ゲレゲレ”だったり、作中に登場する名前のセンスが微妙に笑えたりしました。他にも、3代にわたる家族の物語や、なにより主人公が結婚、そして嫁が出産をするという、子どもからするとショッキングなイベントが満載でしたよね(笑)。DS版では嫁候補が1人増えましたが、SFC版では、絶対に嫁はビアンカだったなぁ。だって、ビアンカを選ばなかった時の彼女のその後といったら、もぉ! ぜひ、DS版でもビアンカを選んでいただきたい! 強さとか各種特典とかでフローラを選ばないように!
■『ドラクエ』の持つイメージを一変させた作品!
『ドラクエV』で何より強烈だったのは、とにかく“主人公が勇者ではないこと”。こりゃ衝撃でした。『ドラクエ』は、“勇者が魔王を打ち倒す物語”という印象でしたが、SFC版のキービジュアルには、モンスターを従えた青年、そして手には剣ではなく杖……。内容も全然予想できず、小学校では少年たちによる突飛な噂が広まりました。「実はコイツ(※主人公)がラスボス」みたいな。しかし、ふたを開けたら噂は全部的外れ。“勇者が魔王を倒す物語”は健在で、そこに“父と子”や“結婚”、“隠しボス”などの要素がふんだんに詰め込まれ、驚きの連続だったことを記憶しています。今では珍しくないかもしれませんが、そうした要素を開拓した1本です! 未プレイの人はぜひ。
■時を経て冒険するRPGを、本当に時を経て完結
じっくり『ドラクエ』をプレイしたのはPS版『ドラクエV』が初めてなキャナ☆メンです。ただSFC版が出た当時も、従兄弟の家で主人公が結婚するところまではプレイしたんです。セーブなしで。RPGなのにセーブなしで遊ぶっていうのも、今考えるとゾッとしますが、逆にいうと誰でも遊べる『ドラクエ』だからこそ、セーブなしで遊ぶことに不安もなかったのかなぁと。まあ、なんでセーブできなかったかというと、従兄弟に「やるならセーブするな」と言われたからなんですけどね! でも時を経て遊んだ時には、ちゃんと子どもたちと一緒に冒険することもできて感無量でしたよ。大抵のRPGは一世代で終わるので、やはり世代を感じられるプレイが『ドラクエV』ですよね。
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