News

2010年8月11日(水)

これは未知との遭遇なのか? 『GE』新コンテンツ“カスティア”先行レポ

文:電撃オンライン

■俺の嫁として不足はない! 人気No.1の予感がする新キャスト“ヴァレリア”

 カスティア大陸の実装でプレイヤーの行動範囲はグンと広がり、新たな冒険と挑戦が待ち受けている。しかし、一部の人々にとって本当に重要なのはそこではない。大型アップデートのたびに少しずつ追加されてきた、新たな編入キャストが魅力的か否か? それが問題だ。

 『GEルネッサンス』で登場する新キャストは、あの王党派ガブリエラ姫の妹にあたるヴァレリアだ。彼女の不幸な生い立ち、現在の魅力的な姿、そして実際の編入クエスト詳細について、いつもより少し多めのスクリーンショットとともにお伝えしよう。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲これが美人すぎる編入キャスト、ガブリエラ姫の妹ヴァレリアだ! 設定上の年齢は15~16歳とのこと。ギリギリ嫁にいける年齢だ。

 ヴァレリア編入ミッションを受ける前提条件は、王党/共和派閥のどちらかに所属していること。また、事前に“アニア”を編入クエストを終了しておく必要がある。エキスパートレベル以上、マスター前後のキャラクターを対象とした、ハードなミッション内容だ。王党派ならリボルドウェのリンドン、共和派ならオーシュのシモン・アイェンデがミッション開始NPCとなる。今回は王党派のテストキャラクターを使用しており、リンドンからは「女王陛下の勅令で立ち入り禁止のジャケン収容所を、共和派の党員が探索し不穏な動きを見せている。女王陛下への忠誠を証明するよい機会として、ジャケン収容所から共和派党員を追い出せ」という指令が与えられた。

 『GE』の正式サービス開始直後は、プレイヤーの最初にして最大の難関エリアだったジャケン収容所エリア。最近はレベル70~100向けに適した狩場も増え、久々に訪問する人も多いのではないだろうか。ミッション“ジャケン地下牢”の入り口はジャケン トーチャーチェンバーに設置された隠し通路となる。本ミッションは2段階で構成され、まずは雑魚モンスターを殲滅する。その後、中ボス続いてラスボスが出現するのでこれを倒せばよい。敵を殲滅するだけとはいっても、出現するのはすべてレベル125以上の新モンスターなので、推奨レベルはマスター以上だ。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』

 敵を倒すとゲートが開き、これをくぐると四肢を鎖につながれた少女のムービーが流れる……。そう、この囚われた少女こそお目当てのヴァレリアなのだ。ただし、この時点では彼女が何者なのか。なぜ鎖に繋がれているのかは一切説明されない。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲ただの共和党派閥を追い出すミッションのはずが、痛々しい姿で囚われた少女と遭遇。しかしよく見るとヴァレリアの足は地面についていないので、これって手首の枷と鎖だけで吊り下げられてません? 血流が止まっちゃうと思ったり。

 プレイヤーの行く手を阻むのは中ボスのキングダムオーガ(Lv130)と、ラスボスのテスタメント(Lv135)だ。デスタメントはHPが削られると、マグマタイフーンといった強力な範囲スキルを使ってくる。攻撃範囲が広すぎて、スキル発動から走り出してもおそらく逃げ切れない。装備品のオプションで防御等級を上げるか、回復アイテムの使用で耐えつつスピーディに勝負を決めないと厳しそうだ。プレイヤースキルに自信があれば、スカウト無しの攻撃主体MCCという構成もアリだろう。デスタメントを無事倒せたら、あとはヴァレリアの足元にある動力装置をクリックし、ミッション成功。再度、リンドンまたはシモンに話しかけると、ヴァレリアカードがもらえる。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲リンドンorシモンの口から明らかになる、ヴァレリアの不幸な生い立ちの一部。どこぞの国に鉄仮面が出てくる、似たような物語があった気もする。

 ガブリエラ姫の双子の妹と言う、生まれは高貴なヴァレリアがなぜジャケン収容所などという場所に囚われていたのか。そこには王党派と女王、ベスパニョーラの貴族達、そして共和派の政治的な理由が深く絡み合っているのだが、詳しい内容は実際にヴァレリア編入ミッションに挑戦して確認してほしい。

 なお、編入NPCがガブリエラ姫の妹という設定になったのにはワケがある。金髪碧眼の整った顔立ちに、狙ったかのようなツンデレキャラのガブリエラ姫は、派閥システム導入後からプレイヤーには大人気。何とか我が家のヨメに……ではなく、我が家門に編入させたいという要望が強かった。しかし開発元は、仮にも姫という立場のキャラクターが一介の開拓者たるプレイヤーの家門に加わるのはメインシナリオ上も不自然と考え、苦肉の策として代わりに妹ヴァレリアを生み出したそうだ。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲念願の、ヴァレリアを、手に入れたぞ! せっかくなのでお姉さんのガブリエラ姫と並んでツーショット撮影をしてみた。ガブリエラは猫タイプ、ヴァレリアは犬タイプの顔だちだ。
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲双子なのに胸の発育はガブリエラ姫の方が優秀なようだ。たぶん囚われの身だったヴァレリアは栄養不足だったんだろう。これからはキャベツをいっぱい食べさせたい。

 さて、無事に嫁入りを果たしたヴァレリアが使えるスタンスは、編入時点でファーストエイド、イノセンティオ、エンハンスタクティクスの3種類。回復特化のイノセンティオがヴァレリア専用スタンスである。特に半径10m以内のキャラクターおよびスクワッドメンバー最大12名を一気に蘇生できる、リザレクションはコロニー戦やPvP、レイドミッションで威力を発揮するだろう。また、そのピュアな見た目にふさわしく、イノセンティオ唯一の攻撃スキル、エクスクルージョンはアンデッド/悪魔系モンスター、さらにファイター、スカウト、マスケッティアに対して大ダメージを与えられる。今後のコロニー戦ではヴァレリア編入家門の数が、勝敗に影響するかもしれない。

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲範囲蘇生スキル“リザレクション”発動時、ふわっと宙に浮かぶヴァレリア。
『グラナド・エスパダ ルネッサンス』

 実に細かい話で恐縮だが、本アップデートで久しぶりに新ポーズガイドが追加されている。新たな7つのポーズをせっかくなので、ヴァレリアをモデルに紹介しよう。今までポーズガイドの販売といえばリボルドウェのアンドレ先生だったのに、今回は違うらしい。新大陸にアンドレ先生を超えるナルシス……いや、美意識の持ち主が登場するのだろうか?

『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲胸倉をつかむ▲誘惑する▲大の字
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』 『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲お酒をたしなむ▲狙い撃ち2▲爆笑▲拍手
『『グラナド・エスパダ ルネッサンス』』
▲男性版の誘惑するポーズがこちら。誘惑っていうより、もだえ苦しんでるようにも見える。

(c) 2003-2010 IMC Games Co., Ltd. Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc.

データ

▼『グラナド・エスパダ プラス』
■運営:ハンビットユビキタスエンターテインメント
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■サービス開始日:2006年7月21日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

関連サイト