2012年7月11日(水)
▲立派な社会人のはずなのに、どう見てもアウトロー感が漂うのはなぜ? いろいろな意味で、電撃銃士隊とは違う空気が充満中~。 |
ゴロー:ガッハッハッ! 圧倒的じゃないか、我がチームは! 相手、動いてたのかな(笑)? 銃を持つのを忘れていたんじゃないのかね。
親方:お前のチームじゃないでしょ。しかも、活躍したのはふ~どだって。
ふ~ど:まあ、たしかにちょっと歯ごたえがないですね。心が優しい人たちなのかな。
ゴロー:いやいや、対戦企画なんだから、無抵抗じゃダメじゃん。
親方:たしかにね(笑)。
ゴロー:それにしても、ホームでの強さは圧倒的だった。初戦の渋谷は、地形が頭に入ってたからマジで楽勝。
ふ~ど:渋谷戦は本当に地の利が出ましたね。まあ、新ステージになったらゴローさんがグダグダになってたけど。
ゴロー:ゴメン! よく迷子になってた(笑)。
親方:新ステージはきついね。場所取りのセオリーがわからないと戸惑う。
皐月誠:情報は大事だと実感できます。
――電撃銃士隊で「ここはイイ!」と感じる部分はありましたか?
ゴロー:声が出てるよね。声の掛け合いは、うちらにない部分ですごくいいと思ったんだけど、まあ掛け合っているだけじゃねぇ(笑)。それを実行して、形にしていかないと。
ふ~ど:僕らもたまにやってるじゃないですか。落ちそうな時とか。
ゴロー:「がんばれ、落ちるな!」とか? それじゃただの雑談じゃん。オレとしては、声の掛け合いや相談はあまり好きじゃない部分がある。なんか自分のやりたいことよりもチームの作戦重視になると、個性が殺されちゃうっていうか。
皐月誠:いつもフリーダムなゴローさんが言うと説得力があるようなないような……。
ふ~ど:そのへんは好みでしょうね。ただ、このゲームの場合、展開が早過ぎるから、今さっき言ったことが数秒ですごく変わっちゃうことがあるんですよ。このラグは、意外とやっかい。
ゴロー:あとさ、逆に焦って大声で「ヤバイ!」とか言っちゃうと、それが敵チームに聞こえちゃうから、逆に「じゃあ、トドメを刺すか」みたいな(笑)。まあ、今日はチーム同士の距離が近い特殊な状況で、背中合わせでプレイしているから聞こえちゃうだけなんだけど。
――電撃銃士隊の弱点は見つかってますか?
ふ~ど:今のところ、穴はアーロンです。あまり飛行せず、徒歩でのこのこ歩いていることが多いから、正直おいしいですね。
ゴロー:戦場に民間人が混ざっている感じ。激戦区を歩くなよ、みたいな(笑)。
ふ~ど:しかもアーロンって、コストが高いんですよ。2回オチたら、勢力ゲージはほぼ壊滅……。
ゴロー:そんなおいしいキャラが歩兵で棒立ちしているから、ボーナスってことだよね?
ふ~ど:正直、ちょっとかわいそう過ぎて、ある程度は見逃しました。
皐月誠:敵に塩を送るってヤツですね。あとは鏡華かな。動きが直線的で、射線にとらえやすいと思いました。味方の回復に専念していて、周囲への注意力が低かったのかも。
ゴロー:でも鏡華は、回復役としてはうまく立ち回っていたよね。
ふ~ど:そうですね。スナイパーのオルガと回復役の鏡華は後衛として連携できていた気がします。お互いフォローしあって、劣勢になってもなかなか倒されないようにがんばってました。
ゴロー:そんな状況で歩兵のアーロンが来ちゃって、ごちそうさまとか(笑)。敵のアーロンは、自分が高コストだということをもうちょっと意識したほうがいいと思う。親方的に狙いやすかったのはいた?
親方:とりあえず目についたものを撃ってた(笑)。鏡華が多かったかな。
ゴロー:オレは特に誰かを意識して狙うことはなかったかな。ずっと中距離ぐらいで立ち回って、ターゲットサイトが赤くなったヤツをひたすら撃つ感じ。
親方:印象に残っているという意味では、地味にオルガ対決がちょっとイラっとした。ウェポンパックの差で、向こうの射程のほうが長いんで。
ゴロー:スナイパー合戦やってたんだな。
親方:まあね。スナイパーは的当てゲームみたいになっている。次はどれを狙おうかな、みたいな。
ふ~ど:敵のオルガはうまかったですね。開幕の素早く移動している状況下で正確に狙撃をされたから、「ああ狙える人なんだな」って、警戒レベルを高めました。
ゴロー:ジグザグにいかないとちょっと危ないよね。
ふ~ど:だから、初戦の早い段階で「スナイパー(オルガ)狙ってください」って言ったんですよ。
ゴロー:そういう単純な指示のほうがいいよね。
親方:今さらだけどさ、自分もオルガだから、あの時の掛け声は自分に対して回復の指示を出したんだと思っていた(笑)。なのに、ふ~どが高スピードでどこかに飛んでっちゃって、ちょっとイラっとしたんだよね。
ふ~ど:なんてこと。思ったより意思疎通ができてなかった(笑)。敵のスナイパーがうまい時は、ちゃんとスナイパー対スナイパーでけん制するような構図を作って、敵に撃たせないようにしないと開幕がきついんですよ。
ゴロー:オレと皐月誠くんはシールドを持ってるからね。シールドを持って移動すると、スナイパーは狙ってこないじゃん。
ふ~ど:ゴローさんのキャラ(レミー)は体が小さいから、そもそも狙いにくいですよ。それもあって、開幕の遠距離狙撃はアーロンに集中することが多いんです。
親方:たしかにスナイパーやってると、ちょっとずれるだけでも当たんないんだよね。
――後半戦に向けて、意識していきたいことはありますか?
ゴロー:2オチしないという目標を守りたい。
皐月誠:2オチしてしまいました……。
ゴロー:それでもちゃんと勢力ゲージが残って、チームの勝利に持っていけているのはいいパターン。
親方:自分は安全地帯で戦っているから、オレの分もあわせて2オチしても構わないくらいの気持ちで突っ込んじゃっていいよ。むしろ、そのほうが敵が固まりやすいから、狙撃する時に効率がいい。
ふ~ど:ちょっとみんなに意識してほしいんですけど、開幕にオレ1人だけで突っ込んじゃうことが多いんですよ。もう1人誰かがいてくれるとやられにくくなるんで、サポートをお願いします。
ゴロー:あいよ。それにしても、電撃銃士隊のメンバーたち、へこんでたね。すごく、どよんとしてた。
ふ~ど:やっぱり、初戦の完全敗北はキツイですよね。こちらは1人も倒されませんでしたし。
ゴロー:あれで今日の流れができちゃったかな。まあ、残り2試合もふ~どにまかせておけば大丈夫。ガハハハハ!
ふ~ど:迷子になって戦いに参加するのが遅れるのは本当に迷惑なんで、やめてくださいね。主にゴローさん!
両チームともインターバルとなる作戦会議をはさんで、対戦企画は後半戦へ突入! 残るは2試合。はたして電撃銃士隊は、連敗をとめることができるのか?
▲甘いマスクでありながら、対戦中は鬼畜なほど強いプロゲーマーのふ~ど。最終戦では、彼の視点からのプレイ動画をお届けする。 |
→作戦会議の成果は出るのか? 後半戦の第4試合へ!(7ページ目へ)
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