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2013年11月25日(月)

『バーチャファイター』をテーマにエンターテイメントの未来を考える――黒川塾・第15回が12月26日に開催! ゲストは寺田克也さんなど

文:電撃オンライン

 メディアコンテンツ研究家・黒川文雄氏の主催による講演会“黒川塾十伍[15]”が、12月26日に都内で開催される。

※以下、メーカー様からの情報をもとに記事を掲載しております。

 12月26日に黒川塾十伍[15](主催・司会/ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄)を年内最後に執り行います。テーマは導入後20年を経た『バーチャファイター』です。

黒川塾十伍[15]

【開催主旨】

 音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。

 参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した「黒川文雄」がナビゲートするエンタメ小宇宙。「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)開催決定です。

 明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回、多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。

【開催日程】
 2013年12月26日(木曜日)19時00分開場
 19時30分開始 90分~程度 終了後懇親交流会あり

【今回のテーマ】「バーチャファイター/20年後の未来」

 1993年12月、株式会社セガエンタープライゼス(現在の株式会社セガ)から、新開発の3次元コンピュターグラフィック(以下・3DCG)用のアーケードゲーム開発基板「MODEL1」によって開発された世界初の3DCGの格闘ゲーム『バーチャファイター』が全国のアーケードに導入されました。

 従来の2Dグラフィックのゲームと大きく異なるモーションやリアルなアクションは格闘ゲームの歴史に衝撃とともに、新たな1ページを刻みました。また、ゲームの操作面においても、パンチ、キック、ガードという3つのシンプルな操作に特定したことも斬新でした。結城晶(ゆうきあきら)、パイ・チェン、サラとジャッキー・ブライアントの兄妹など、8人の魅力的なキャラクターの人気も伴い一躍時代を象徴するヒットゲームの地位を獲得し現在に至ります。

 今回の黒川塾のテーマはエンタテインメントの未来を見据えて開発された『バーチャファイター』とは何か、そして開発導入から20年を経て、未来の今から見た『バーチャファイター』とは何か、そしてそのムーブメント足りえたものは何かを語る夕べとして開催します。

 メンバーは『バーチャファイター』のリアルイラストを描き起こした寺田克也氏、メディアを通じて『バーチャファイター』の魅力を伝え、現在放送中のテレビドラマ「ノーコン・キッド ぼくらのゲーム史」でも当時のムーブメントを取り上げている佐藤大氏、取材記者のみならずプレイヤーとしても一世を風靡した「新宿ジャッキー」こと羽田隆之氏、そして、『バーチャファイター』の認知促進を宣伝という面で支えた黒川文雄という、『バーチャファイター』に所縁のあるメンバーでのトークセッションとして皆様と時間を共有したいと思います。

【主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】

 東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。

 あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。→Twitterアカウント

【ゲスト】プロフィール(敬称略)

■寺田 克也(てらだ かつや)

 マンガ家、イラストレーター。 岡山県玉野市生まれ。マンガ、小説挿絵、ゲーム、アニメのキャラクターデザインなど「絵を描く事」を軸とした幅広い分野で営業中。メビウスを代表とするフレンチコミック(BD=バンドデシネ)の洗礼を10代で受け、同時にベースにあるアジアの「線」を意識した絵作りで国内外にて活動中。代表作に「西遊奇伝大猿王」、「ラクダが笑う」(以上マンガ)、『バーチャファイター』シリーズ、「BUSIN」(以上ゲームキャラクターデザイン)、「ヤッターマン」(キャラデザインリファイン)、「仮面ライダーW」(クリーチャーデザイン)などがある。この2013年には京都マンガミュージアムにて自身のひと区切りとなる展覧会「寺田克也ココ10年展」を開催した。近年は仕事を離れた絵の展示をアメリカで実験的定期的に挑戦中。

■佐藤大(さとう だい)

 脚本家19歳の頃、主に放送構成・作詞の分野でキャリアをスタートさせる。その後、ゲーム業界、音楽業界での活動を経て、現在はアニメーションの脚本執筆を中心に、さまざまなメディアでの企画、脚本などを手がけている。2007年「ストーリーライダーズ株式会社」を代表取締役として設立。脚本代表作:TVアニメ『カウボーイビバップ』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『ウルフズレイン』、『サムライチャンプルー』、『交響詩篇エウレカセブン』、『エルゴプラクシー』、『FREEDOM』、『東のエデン』、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、3DCG映画『鉄拳 ブラッドベンジェンス』、3DCG『Halo Legends』(【The Package】脚本担当)、Playstation ゲーム『エースコンバット3 エレクトロスフィア』、3DSゲーム『バイオハザード:リベレーションズ』、『エクストルーパーズ』 実写ドラマ『ノーコン・キッド ぼくらのゲーム史』など。

■羽田隆之(はねだ たかゆき)

 1989年、隔週刊行時の"ファミコン通信"編集部に入部し、家庭用ゲーム記事を作る。その後、週刊誌となった"週刊ファミ通"で悶々としていたところへ『バーチャファイター』がリリースされたことをきっかけに、ファミ通誌上で猛烈な記事展開を続ける。その後、バーチャファイター2のブームが社会現象化するに伴い、“バーチャの鉄人”として、"100人組手イベント"を始め、各種メディアに露出。2004年セガに入社。『VF5』制作チームに所属し、現在に至る。

【開催会場】南青山 サイバーエージェント・ベンチャーズ STARTUP Base Camp
〒107-0052 東京都港区赤坂八丁目5番26号 赤坂DSビル3F
東京メトロ 半蔵門線・銀座線 青山1丁目駅より 徒歩5分

【参加費】
 peatix事前申し込み 3000円 1ドリンク代込み・軽食あり
 peatix事前申し込み 学割2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)
 当日料金 一般 3500円/学生 3000円(学生証をご持参ください)

参加申し込みはこちらから
→PeaTIX(ネットからのお申込みはこちらから)

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