2013年12月6日(金)
――今回のインタビューでメインの話題となる新キャラの“ハルク”について、その特徴や背景などについて教えてください。
イム:ハルクは、開発の初期段階から計画されていたキャラクターで、大剣を使う傭兵のイメージです。既存のキャラだと、モンスターからの攻撃を避け、わずかな隙を突いて攻撃するタイプが多いのですが、ハルクは相手の攻撃を読み、反撃しながら攻め続けるスキルを持っています。
▲12月18日に実装予定のハルク。たくましい身体と精悍な顔つきを持つキャラクターで、日本でもブレイク必至!? |
日本版での正式なスキル名はまだ確定していませんが、特徴的なのは、敵の攻撃を弾き返す“ストライクバック”というスキルです。これはカウンター攻撃のようなスキルで、タイミングよく使用することで、モンスターのスキルをキャンセルできます。
――ハルクはどのようなスタイルで戦うのでしょうか?
イム:モンスターの攻撃を弾き返しながら、自分も攻撃し続けることでパワーが徐々にアップして、さらに凶暴化していきます。カウンター攻撃で正面突破していくスタイルなので、プレイヤースキルの高い方向けのキャラクターですね。
――既存のキャラクターに例えると、若干ベラに近い感じでしょうか?
イム:ベラは攻撃しながら回避するタイプですが、ハルクは敵の攻撃自体を強引にキャンセルさせます。モンスターの攻撃モーションを異なる態勢へと強制的に変える瞬間の動きは、かなりインパクトがありますよ。
・身の丈ほどもある大剣を武器として操る。
・非常に高い攻撃力を持つ。
・連続攻撃で敵に攻撃するヒマを与えず、一気にせん滅するのが得意。
・大剣で敵の攻撃を弾くことも可能。
――日本の運営チームの皆さんは、もうハルクのバトルアクションをご覧になりましたか?
石川:(インタビューの時点では)チラッとだけ(笑)。大きな剣を振り回すところと、イケメンなところが、とてもインパクトがありました(笑)。
――ハルクは、ボスの攻撃も弾き返すことができるのでしょうか?
イム:ハルクが持つ弾き返しのスキルは、ボスも含めて、ほとんどの攻撃をキャンセルさせることが可能になっています。また弾き返した際に、モンスターは独特のモーションをとります。例えば、序盤にノールチーフテンというボスが登場するのですが、そのノールチーフテンの叩きつけるようなスキルをハルクが弾き返した場合、後ろに下がるような独特のリアクションをとるので、そういった点にも注目してもらえれば。
――今のお話を伺うと、ハルクの攻撃は防御にもつながっていて、パーティ全体での動きも変わってくると思うのですが。
イム:本作は、他のゲームで言うところのタンクやヒーラーといった役割がなく、すべてのキャラクターがアタッカーとして立ち回ることができます。ベラはストライカー、フィオナはガードなど、それぞれの特徴の違いはありますが、他のキャラクターの役割を奪うようなことはないと思います。
――ズバリお聞きします。ハルクは強いのでしょうか?
イム:これまでのキャラクターと比べて、一番強いかもしれません。韓国のPvP(対人バトル)でも王様状態ですね。現状では、それが一番の問題でもあります。キャラクター間のバランス調整は、これからの課題だと感じています。
――そのバランス調整を行う前に、日本でも実装されるということになりますか?
イム:韓国では今年の夏に実装されたのですが、その後も何度か調整を行っています。日本に実装されるのは、それらのバランス調整を行った後のハルクですので、韓国での実装直後にあったような他のキャラクター間との深刻な格差は、それほどないと思いますよ。またこの冬、韓国ではハルク以外のキャラクターのバランス調整が行われます。日本でも早めに調整が行えるように検討しているところです。
【ベルセルク】…一定時間、敵の攻撃に邪魔されずに攻撃でき、該当時間の間、攻撃力が上昇。
【ファングストライク】…舞い上がった敵に強力な打ちおろし攻撃をする。
【デッドエンド】…近くの敵を強く押し出した後、強力な突き攻撃をする。
【ストライクバック】…グレートソードを利用してボスモンスターの攻撃を弾く。
【カウンターストライク】…ストライクバックを成功させ、弱点露出状態になった敵をスマッシュで攻撃すると、追加ダメージとともに再び弱点露出状態にすることができる。
→ハルクの秘められた過去とは?
バックグラウンドストーリーも紹介(3ページ目へ)
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