2014年6月6日(金)
バンダイナムコゲームスから、6月26日に発売されるPS3/Wii U用ソフト『仮面ライダー バトライド・ウォーII』。本作について徹底紹介する特集記事の3回目をお届けする。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』は、歴代の平成仮面ライダーが登場する“バイク&ヒーローアクションゲーム”の第2弾タイトル。多彩な仮面ライダーを操り、広大なフィールドをバイクで駆け抜けながら大量の敵とのバトルを繰り広げていく。最新のライダーである仮面ライダー鎧武が参戦している他、究極フォームや映画にスポットを当てたストーリーなど、多数の新要素が用意されている。
特集企画の3回目では、本作で追加される新規要素や前作からの改善点を紹介する。各ライダーの新技や新モーションなど、新しい要素が“てんこ盛り”の記事になっているので、チェックしてほしい。あわせて、新ライダーと追加要素についての動画を掲載する。
今作では、すべてのプレイアブルライダーに“ライダーキャンセル”という新たなアクションが追加されている。これは、ジャンプや前転、突進などで攻撃直後に発生する隙をなくすというもので、アクションの幅をぐっと広げてくれる。
▲ブレイドの必殺技“回転斬り”。発動後の隙が大きく、コンボをややつなげにくかったが……。 |
▲直後にライダーキャンセルを発動すると、隙をキャンセル可能。それによってコンボを継続できる。 |
▲ライダーキャンセルのモーションは、ライダーによって異なる。ウィザードであれば、攻撃判定のある回転蹴りを繰り出す。 |
本作では前作から登場しているライダーにも、さまざまな変更要素や追加要素が存在。以下で、それぞれのライダーにスポットを当て、変更点や追加点について紹介していく。
クウガのプレイアブルフォームとして、アメイジングマイティが追加。このフォームは、ライジングマイティで溜(た)め攻撃を当てることで自動的に変身する。また、ライジングタイタンとアルティメットフォームの必殺技が変更された。
▲前作では必殺技の発動時に一瞬変身するだけだったアメイジングマイティがプレイアブルに。マイティフォームと比べると、威力や攻撃範囲がパワーアップしている。 |
▲ライジングタイタンに“ダブルライジングカラミティタイタン”が追加。突進後に前方を攻撃する。 |
▲アルティメットフォームの必殺技の一部は、超自然発火能力(パイロキネシス)を使ったものに変更された。これで雪山のようなバトルを自分でも再現できる!? |
アギトのバーニングフォームが調整された。“バーニングライダーパンチ”が変更されている他、必殺技“バーニングボンバー”が追加されている。
▲バーニングライダーパンチは演出面が強化。よりテレビに近い演出になった。 |
▲新たに追加されたバーニングボンバー。突進してからシャイニングカリバーを振って前方広範囲をなぎ払う。 |
通常フォームとサバイブともに調整がなされた龍騎。通常フォームは、通常攻撃中に必殺技を発動するとベントインのモーションが短縮されるように。他にも、素手を使った通常攻撃も追加された。サバイブは各種必殺技が大きく変更されている。
▲通常攻撃ボタンを長押しすることで、素手とソードベントを切り替えられるようになった。 |
▲前作では通常攻撃からつなげにくかった必殺技も、ベントインモーションが短縮されることで扱いやすくなっている。 |
▲必殺技を単体で使った場合は、ベントインのアクションをじっくり見ることができる。完全になくなっているわけではないので安心してほしい。 |
▲今作の超必殺はドラグランザー・バイクモードに乗車して、火炎弾を発射する技に変更された。 |
▲ドラグランザーの尻尾で敵をなぎ払う“ガードベント”や、ドラグバイザーツバイとドラグランザーで前方の広範囲を攻撃する“シュートベント”など、必殺技も変更されている。 |
ファイズは、新必殺技“ポインターセット”が追加。ヒットさせると“クリムゾンスマッシュ”へ派生できる技だ。
▲右足のファイズポインターから光線を発射し、ヒット後にコマンドを入力することでクリムゾンスマッシュを放つ新必殺技・ポインターセット。クリムゾンスマッシュは強力だが当てにくかった必殺技だけに、うれしい調整だ。 |
▲アクセルフォーム時に使用可能な“アクセルクリムゾンスマッシュ”。前作では円錐状のコーンが同時に出現していたが、今作では1つ1つが連続で出現するという変更がなされた。 |
ブレイドは、レベルアップすることで“ラウズカード”を使用する際に必要なAPが減少したうえに、獲得するAP量が増えたため、よりラウズしやすくなった。また、ジャックフォームやキングフォームの必殺技も調整された。
▲前作と比べて使用APが減少。さらに“ライトニングブラスト”など、一部の必殺技にカメラ演出が挿入されるようになった。 |
▲ジャックフォームに必殺技が追加。突進後に空中に上昇するため、その後さらに攻撃を放てる。 |
▲キングフォームに空中での必殺技“ロイヤルストレートフラッシュ”が追加。目の前に出現したラウズカードをくぐりながら、敵を一閃する。 |
響鬼紅(くれない)および装甲(アームド)響鬼時に、広範囲を攻撃する必殺技が追加された響鬼。これによって多数の敵に対して、さらに効率よく戦えるようになった。追加された必殺技をあわせると、響鬼の音撃をほぼ使えるようになった。
▲一部のステージでは乗馬する響鬼。もちろん別フォームでも乗馬できる。 |
▲必殺技として“灼熱真紅の型”が追加。響鬼紅、響鬼装甲のどちらでも使用できる。 |
▲作り出した炎の剣で前方を斬りつける“烈火剣”。溜めることで攻撃範囲が拡大し、追加入力で3回まで追撃可能。 |
カブトは、特徴である“クロックアップ”を使った必殺技が追加。また、マスクドフォームの必殺技にも調整がされている。
▲通常攻撃ボタンを長押しすることで発動する、別タイプの“クロックアップ”。敵の背後に回りこんでの攻撃がヒットすると、敵を浮かせることができる。 |
▲空中攻撃が使いやすいように調整された。浮かせた敵への追撃も容易に行える。 |
▲マスクドフォームの必殺技“アバランチシュート”は、使用時の隙が軽減され、扱いやすくなっている。 |
電王には、白鳥をモチーフにしたイマジン・ジークが憑依して変身するウイングフォームが追加された。これによって、電王に憑依するイマジンがすべて揃ったことになる。
▲専用の効果音とともにウイングフォームに変身。金色の羽が舞う独特のエフェクト、左下のベルトが変化していることにも注目だ。 |
▲後ろに手を回したウイングフォームの立ちポーズ。張り手や蹴りなど攻撃モーションもジークのようにエレガントだ。 |
▲前方の敵に一気に詰め寄り、両手のデンガッシャーで斬りつける必殺技も。 |
▲他のフォームが持つ“挑発”も存在。この戦い……姫に捧げよう! |
キバは、エンペラーフォームの必殺技“ファイナルザンバット斬”が調整されている。また、“エンペラーアクアトルネード”が初登場している点も見逃せないポイントだ。
▲“ファイナルザンバット斬”は、一度入力すると刀身が赤く変化。攻撃範囲が一定時間拡大する。 |
▲刀身が赤くなっている状態で、もう一度コマンドを入力すると特別な演出が入る回転斬りが発動する。 |
▲エンペラーフォームに、バッシャーマグナムを使った必殺技“エンペラーアクアトルネード”が追加。これはTV番組で使用されなかった技だ。 |
ディケイドは“アタックライド ブラスト”の連射性能が強化された。さらに、ライダーキャンセルでは、“アタックライド インビジブル”を使用する。
▲連射性能が強化された“アタックライド ブラスト”。コンプリートフォーム時も同様に強化されている。 |
▲使用すると後退して距離をとる“アタックライド インビジブル”。ディケイドが劇場版『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で使用した技を、早くも使える。 |
▲カメンライドしている時も、ライダーキャンセルは“アタックライド インビジブル”になる。 |
前作では敵ライダーとして登場したディケイド 激情態。今作ではプレイアブルライダーとなり、使用できるようになった。カメンライドして他のライダーになるディケイドに対し、激情態はそのままの状態でライダーの必殺技を使うタイプとなっている。
▲左が激情態で右がディケイド。複眼のデザインとシングルポインターの色が変化している。 |
▲“アタックライド ギガント”は、G4が使用したロケットランチャーを放つ必殺技。長押しすることで広範囲攻撃に派生させられる。 |
▲必殺技の1つ“インビンシブル”は、瞬間移動した後にディメンションキックを上空から放つ。 |
▲クロックアップからの“ライダーキック”や“ディアサンダー”など、クウガからキバまでの平成ライダーの技を使える。 |
▲超必殺技は“ディメンションキック”。多数のカードを召喚して、高速移動を繰り返しながら広範囲を攻撃。最後にライダーキックでトドメを刺す大技だ。 |
アクセルメモリをパワーアップさせて攻撃を強化する“パワースロットル”中、全身に攻撃判定が追加された。他にも、アクセルブースターの回避がより使いやすくなっている。
▲攻撃判定が追加されたことで、安心してアクセルをふかせるようになった。アクセルブースター時のパワースロットルも同様に強化されている。 |
▲アクセルブースター時の左右への回避時には、背中のブースターを噴射。無敵時間もあるようだ。 |
オーズは、劇場版作品に登場した爬虫類系コンボ・ブラカワニ コンボが追加。また、タジャドル コンボに地上用の攻撃が加わっている。他にも、通常攻撃から必殺技につなげた際、スキャニングチャージの演出が短縮され、コンボをつなげやすくなっているのが特徴だ。
▲ブラカワニ コンボが登場したことで、『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』に登場した全コンボを使用できるように! |
▲コブラヘッドによる広範囲攻撃をはじめ、他のコンボと比べて一風変わった攻撃方法を持つブラカワニ コンボ。 |
▲両腕にはシールド・ゴウラガードナーを装備。ガード時に両腕をあわせているため、劇中でも見せた防御シーンを再現できる。 |
▲地面をすべるようにスライディングし、最後にワニが噛みつくような蹴りを放つ“ワーニングライド”は、ブラカワニ コンボの必殺技だ。 |
▲タジャドル コンボの地上での必殺技“フラッシュフェザー”は、背中から広がったクジャクフェザーより無数のメダルエネルギーを放出する。 |
▲プトティラ コンボは空中必殺技が変更。高速で飛びまわり、前方広範囲の敵にダメージを与える技となった。 |
▲スキャニングチャージの隙が軽減。コンボに組み込みづらかった必殺技も、より使いやすくなっている。 |
バースは、通常攻撃から“ドリルアーム”や“ブレストキャノン”などセルメダルを使った必殺技につなげた際に、ハンドルレバーを回転させるモーションがキャンセルされるように。これによって、通常攻撃から必殺技へスムーズに移行できるようになっている。
▲通常攻撃から“ドリルアーム”を使った攻撃がスムーズに! コンボが途切れずに攻撃が発生している。 |
▲必殺技を単体で使用する場合は、セルメダルを投入するモーションが入る。 |
フォーゼは最強フォームが選択できるようになった。コズミックステイツに加えて、劇場版や番組のクライマックスで登場したロケットステイツでもプレイできる。
▲全身がオレンジ色に染まったロケットステイツ。両手のロケットモジュールの噴射を利用して空中で停滞できる。 |
▲一度上昇した後、体を回転させながら高速で突っ込んでいく“ライダーきりもみクラッシャー”。映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』のあのシーンが脳裏をよぎる? |
▲ロケットステイツの推進力を使った“ライダーダブルロケットキック”の破壊力はバツグンだ。 |
さまざまな通常攻撃が調整されているメテオ。必殺技の仕様変更以外にも、攻撃時に前進する距離や攻撃範囲などが強化されて、華麗なコンボを決めやすくなっている。
▲前進距離や攻撃範囲の拡大はメテオ使いにとってはうれしい調整と言えそうだ。 |
▲通常攻撃ボタンを長押しすることで使える“スターライトフィニッシュ”は、溜めた時に後退するように変更。 |
▲“スターライトフィニッシュ”は、メテオストームでも使用可能。また、発生時に無敵時間が存在するようになった。 |
今作のライダーの中まで非常に多くの変更点があったウィザード。ウォーター、ハリケーン、ランドへのフォームチェンジのポーズに固有のものが追加されている。また、攻撃面でも大きな変化があり、通常攻撃から必殺技へつなげた際にあった指輪をかざすモーションが短縮されて、コンボを継続しやすくなっている。
さらに、前作ではダウンロードコンテンツ(DLC)として無料配信されたインフィニティースタイルが最強フォームとして使用可能に。これによって、最強フォームはオールドラゴンとインフィニティースタイルから選べるようになった。
▲ジャンプして魔法陣をくぐったり、下方向から上がってきたりというように、ポーズだけでなく魔法陣が出てくる方向もスタイルごとに変化するようになった。 |
▲演出の短縮によって通常攻撃から必殺技への連係がスムーズに。なお、必殺技を単体で使った場合は演出をしっかり見られる。 |
▲ウォータースタイルの必殺技“バインド&リキッド”。前作ではバインドによって敵を拘束するだけだったが、今作は拘束した敵に対してスープレックスによる追撃を行うようになっている。 |
▲前作ではウィザードと別キャラクターだったインフィニティースタイル。今作では最強フォームとして活やくする。 |
▲インフィニティースタイルは必殺技の演出も強化。アックスカリバーを振り下ろす時に、武器が巨大化するようになっている。 |
ビーストは、前作にはなかった必殺技“ストライクビースト”が追加。通常攻撃ボタンを長押しすることで使用できる。また、前作では別キャラ扱いだったビーストハイパーに、そのまま変身可能になった。今作では両手に装着されたヒモ状のフリンジスリンガーを使った必殺技を使える。
▲ストライクビーストは、キマイラを模した魔力とともに強烈なキックを敵にお見舞いする。 |
▲最強フォームであるビーストハイパーへと変身! ハイパー!! GO! |
▲両手に付けられたひもを振り回して広範囲を攻撃する必殺技“フリンジスリンガー”。追加入力でミラージュマグナムによる追撃も可能。 |
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