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2015年10月30日(金)

【電撃PS】『マインクラフト』連載・第9回。トロの前に“ポケステ”完成!!【電撃工務店連載】

文:電撃PlayStation

 電撃PSスタッフによる『Minecraft(マインクラフト)』攻略班“電撃工務店”。その活動記録を、電撃PS誌面上にて毎号連載中です。

 今回は“電撃工務店”のメンバーによる連載企画・第9回(『電撃PS Vol.599』掲載ぶん)について、記事内容を全文掲載の形でお届けします。

前回のあらすじ
“歴代PSハード完成で一段落!?”

 歴代PSハード作りが一段落した電撃工務店だったが、今回の企画のメインとなるトロの建築は遅々として進まないのであった……。

→前回(連載企画・第8回)の全文掲載はこちら


【電撃工務店 メンバー紹介】

Brosハタハタophionこむろっく
『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』 『Minecraft(マインクラフト)』
▲社員No.01。常識人だが食には人一倍うるさい、電撃工務店の親方。大規模な建築はだいたい彼が主導し、自ら制作も行う。▲社員No.02。まだまだ『マイクラ』歴が浅いものの、チャレンジ精神は旺盛ながんばり屋。電撃工務店の最年少社員。▲社員No.03。電撃工務店イチのもの知りで、研究者タイプ。ときどき、理論上は可能でも現実的ではないアイデアを提案する。▲社員No.04。ゲスキャラとしての立ち位置が定着しつつある電撃工務店の若 手社員。ラクなこととおもしろいことを追い求める。

ポリタンランド建設への道
“建築は続くよ どこまでも”

 色とりどりのブロックを使って建築を楽しんでいる電撃工務店だったが、この記事の掲載号ではなんと白黒ページでの掲載に。さらに、白黒系のブロックだけで表現できる“ポケステ”も制作。電撃PS600号(連載・第10回)に向け、 これまで以上に気合を入れて業務にのぞむ!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲【実際の写真(カラー)】気合を入れて燃えるハタハタ。
『Minecraft(マインクラフト)』
▲【掲載時の写真(白黒)】体をはっているのに、炎の色がわからない。

トロの前に、ポケステ完成!

こむろっく:むむっ! 世界が白黒になってるでゲス!

ハタハタ:本当ッス。どういうことッスか?

ophion:今回の電撃工務店は白黒ページからお届けするんですよ。

Bros:マジッスか!?

ハタハタ:人のセリフ取らないでくださいッス……。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲『電撃PS Vol.599』掲載時は“白黒ページ”での掲載でしたが、本記事では“カラー”でお楽しみください。

ophion:親方はご存じなかったんですか?

Bros:何も聞いてないよ……。今回のために、いろんな色のブロックを使った建物をこっそり作ってたのに……。

こむろっく:逆にこれだと、金のブロックも白黒に見えて、本物かどうかわからないでゲスから、「金のポリタン完成!」って言い張ってしまおうでゲス!

ophion:そんなことしたら編集長に怒られますよ。

Bros:それにしても、白黒ページになるなら先に言ってくれよぉ!(泣)

ハタハタ:白黒だとBrosさんのカラフルな建物だけじゃなく、工務店メンバーのプリチーな姿も伝わらないッス!

ophion:(あなたは色的にさほど変化がないのでは?)

Bros:どげんもこげんもなか! ここで文句ば言うてもしゃーないけん、どげんしたらカラーページに戻れるかば、みんなで考えるとよ!

こむろっく:白黒になって動揺してるせいか、Brosが博多弁になってるでゲス。

ハタハタ:Brosさんは福岡出身ッスからね。

ophion:我々は工務店なんですから、建築するよりほかに手はないでしょう。

ハタハタ:あっと驚くものを制作して汚名返上ッス!

Bros:気ば取り直して、トロを作っちゃるばい!

こむろっく:なんか違和感でゲス……。

Bros:でもね、仮に完成させたとして、白黒ページで「ドドン!」と発表するの……?

ハタハタ:言われてみれば、ちょっと微妙ッスね。

ophion:ここは逆に、白黒を生かしましょう。

Bros:というと?

こむろっく:巨大なハタハタを作るでゲス。

ハタハタ:マジッスか!?

ophion:PSハードでまだ作っていない“PocketStation”、通称ポケステはどうでしょう。色合い的に問題ないですし、ドット絵も『マイクラ』なら再現しやすいと思います。

ハタハタ:発売当時に爆発的な人気を誇ったあれッスね。

ophion:ええ、どこのお店も売り切れ続出でした。メモリーカードの機能にプラスして、携帯ゲーム機としても使えたのが革新的でした。

Bros:トロとも関係が深いし、決定!

ハタハタ:これにて一件落着ッス! それじゃッス!

こむろっく:また来週でゲス!

ophion:こちらophion、逃亡した2名を拘束、どうぞ。

Bros:こちらBros、そのまま建築を開始せよ、どうぞ。

こむろっく:逃げるつもりなんてなかったでゲスよ。

ハタハタ:何かの間違いッス。

Bros:悪いことしたやつはみんなそう言うんだ! いいからポケステを作るよ!

ophion:建築する場所はどうしますか? 歴代PSハードと一緒に並べるとなると、整地の必要があるでしょう。

Bros:場所は歴代PSハードの後ろ側にしよう。整地は、みんなに任せるよ。

こむろっく:初期スポーン地点の近くのようでゲスが、まだジャングルの木がたくさん生い茂ってるでゲス。

Bros:“火打ち石と打ち金”を使って焼いちゃおう。絶対にウールに延焼させるなよ! 絶対だぞ!

こむろっく:親方、ちょっといいでゲスか?

Bros:いやだ。

こむろっく:まだ何も言ってないでゲス。

ophion:どうせろくなことじゃないですよ。

ハタハタ:聞くだけ聞いてあげてくださいッス!

Bros:仕方ないなあ、発言する権利をあげよう。

こむろっく:電撃工務店は今、“PocketStation”を制作してるでゲスな。

ophion:そのとおりです。

こむろっく:しかし、名前が“Pocket”というわりには、前号で作ったどのPSハードよりも巨大な建築物になっているような気がするでゲス。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲こちらは建設途中のポケステ。建築場所は前回(連載・第8回)で作ったPS4の近くで、初期スポーン地点からもよく見える位置に決まった。

ophion:確かに制作途中の今でさえ、PS3やPS4を上回る大きさになっています。

ハタハタ:何か理由があるッスか?

Bros:画面の液晶ディスプレイを再現しようとしたらこんな大きさになっちゃったんだよね。

ophion:名は体を表す、とは限らないんですねぇ。

こむろっく:“ポケステ”ならぬ“デカステ”でゲスか?

Bros:変な名前で呼ばない! 今に見てなよ。実物そっくりのディスプレイにしてみせるから!

ophion:こんなに大きくて、よく材料が足りましたね。

ハタハタ:必要なウールの色はPSハードで使っていたものとだいたい同じッスから、余りを流用できるッス。トロ制作用にため込んでいた白ウールもたくさんあるッスよ。

こむろっく:なんだ、あとは作るだけでゲスね。

Bros:今のところ材料は問題ないと思う。でもじつはこのポケステ、なんと完成しません!

こむろっく:な、なんだってー!? ……でゲス。

ハタハタ:徹夜が続いて疲れちゃったんスか? やる気出してくださいッス!

Bros:やる気と食欲はみちあふれてるよ。ただ、ポケステがあまりにも大規模な建造物になってしまったから、今回だけで完成するのは無理!

ophion:ちなみにどのような構想があるんです?

Bros:まずサイズがとても大きいよね。そして、建築中のポケステをよく見てほしい。おわかりいただけるだろうか。

こむろっく:“おかわり”いただけるだろうか?

Bros:違う! 今は上半分のディスプレイ部分しか建築してないんだよ。

ハタハタ:ということは、いずれ下半分も作って完成させたいと……そういうことッスね。

こむろっく:現段階では、地面からポケステのディスプレイが生えているような感じでゲス。下半分を作るなら相当な深さの穴が必要でゲスよ。

ophion:正面には川が流れてますし、膨大な作業量になりそうですね。

Bros:でしょ? とても今回だけでは完成できないよ。大変にはなるけど、クオリティに関して妥協はしない!

ハタハタ:キリッ!

ophion:ポリタンランドをカラーページに戻そうと思ったら、まあ、それぐらいはしませんと。

Bros:でしょでしょ? でもね、完成できない理由がまだあってさ……。

こむろっく:今度はいったい何でゲスか?

Bros:なんと、裏側の建築も間に合ってない!

ophion:裏側ですか? 単に白いウールを積み上げていくだけのように思えますが。

Bros:このポケステは初期スポーン地点に近いから、ワールドに入ってきた人がまず目にするものになるんだ。

ハタハタ:確かに。ポリタン像のほうは初期スポーン地点からだと遠すぎるので、近づかないと見えないッスね。

Bros:そこで、ポケステの裏にもディスプレイを付けて、案内看板としての役割を持たせる。

こむろっく:表側と裏側、両方が表になるということでゲスね。斬新な発想でゲス。

Bros:さらに、裏側は通常の“ホワイトボディ”ではなく“スケルトンボディ”にします!

ハタハタ:そんなに風呂敷広げて大丈夫ッスか!?

ophion:追い詰められると燃えるタイプなんですかね。

こむろっく:きっとポケステが大好きなんでゲス。からあげと同じかそれ以上に。

Bros:最終的な完成は遠いんだけど、できるかぎりの建築はバリバリやっていくよ。もちろん、トロも並行して。

こむろっく:ゲスッ!?

Bros:トロもまだ完成させないというか、実際のところ完成してないわけだけど、このままだと600号での完成に間に合わなくなっちゃうよ。

ophion:トロのほうの進捗はどうなってますか?

ハタハタ:変わらずッス。

ophion:というと?

ハタハタ:まだ足だけッス。

こむろっく:ヤバイでゲス。

Bros:ほらね。しっかり毛刈りして材料を確保しておかないと、大変なことになるよ。ポケステで白や灰のウールをたくさん消費してるから。

こむろっく:トロが作れなかったら白黒ページから抜け出せないばかりか、ページそのものがなくなってしまうかも……!? でゲス。

ハタハタ:これから寒くなるというのに、路頭に迷うのは勘弁したいッス。

ophion:まずは目の前のポケステをなんとかしましょう。こむろっくは整地を続けて、ハタハタはウールを刈りに行ってください。

ハタハタこむろっく:ラジャー!!

Bros:めずらしく電撃工務店が一致団結している……。たまにはカラーじゃないのもアリかもしれないね。

【Brosの業務報告書】
ディスプレイにはトロが映るよ!

 ポケステに対応するゲームはたくさん発売されてたから、画面に何を映すのかは非常に悩ましい。

 けど、どれか1つということなら、やっぱり“トロ”だよね。これをやりたかったために、とっても大きくなってしまったんだよなあ。

 もちろん、初期スポーン地点から見える裏側にもドット絵の画面を再現する予定だよ。

『Minecraft(マインクラフト)』
▲裏側は“スケルトンボディ”にする予定!(写真は建設途中のもの)

ポリタンランド建設への道
“社運を賭けたトロ制作も大詰め”

 創業以来、初めて協力してもの作りをしている電撃工務店。このままトロの完成まで突っ走れ!

どこでもいっしょな携帯機!

『Minecraft(マインクラフト)』
▲PSハードの建造物に、巨大なポケステが仲間入り。携帯ゲーム機とは思えないサイズになったが、丸みを帯びたかわいらしいボディは健在だ。

Bros:みんなお疲れさま、これでポケステ制作の第1段階は一段落だよ。

ハタハタ:燃え尽きたッス……真っ白に。

ophion:あなたはもともと白いのでは?

こむろっく:これでやっとトロ制作に注力できるでゲスな。企画してからどんだけ引っ張るんでゲスか。

Bros:手を抜いてるみたいに言わないでよ。これでも全力でがんばってるから!

ophion:次回は記念すべき600号での掲載ですから、 きちんとお披露目しなければ。

Bros:600号か……ここまで長いようであっという間だったなあ。

こむろっく:普段は意識しないでゲスが、ポリタンランドに建物が増えてきて、かなりにぎやかになってるでゲス。

ハタハタ:各自が好き勝手に建築したり穴掘ったりで、まだまだ紹介できていない部分も数多くあるッス。

Bros:何それ、知らなかった。遊んでないで少しでも材料集めをしてほしいよ。

ophion:トロのための白いウールは足りてないんですか?

Bros:足りてるわけないでしょ(怒)。もう、あんまり時間がないから、ひと休みしたら建築再開だからね。

ophion:さぼってると編集長が出ますよ。

ハタハタ:お化けみたいッスねそれ。

600号(連載・第10回)に向けて全速前進だ!

『Minecraft(マインクラフト)』

< 連載企画・第10回に続く! >

“電撃工務店”のお仕事(ポリタンランドに建設してほしいもの)大募集!

 “電撃工務店”による連載企画は、10月29日(木)より発売中の最新号『電撃PS Vol.601』でも、引き続き掲載中です。現在の活動の様子を知りたい方は、そちらもぜひチェックを!

 また“電撃工務店”は、ポリタンランドに作ってほしいものを募集中です。電撃PS付属のハガキやメールで募集を受け付けているので、ぜひご応募を!

【募集】
ポリタンランドに建設してほしいもの

 ポリタンランドに作ってほしいものを読者のみなさんから募集中です。自分では作れなさそうな難しいものでも、一風変わったものでもOK。採用されたアイデアは“電撃工務店”が、がんばって実現します!

 下記の例を参考に、ポリタンランドにこんなものがあったら楽しいと思うアイデアを送ってください。アイデアは具体的なものでも、こんな感じのものというようなイメージでもかまいません。

【応募例】
・“レッドストーン”を使った自動●●装置
・ダンジョンの難易度を一気に上げるワナ
・現実にあるあの建物を再現
・PvPをより楽しむためのギミックたっぷりのフィールド

【応募方法】
 電撃工務店に作ってほしいものを、本誌最新号に付属のアンケートハガキに書いて送るか、応募用のメールアドレス(dps-minecraft@ml.asciimw.jp)に送ってください。メールの場合は、氏名、ペンネーム、年齢、性別、マイクラ歴、電話番号もあわせてお送りください。

 ※アイデアの採用は、誌面での掲載を発表に代えさせていただきます。
  『マインクラフト』記事掲載号の誌面にて順次、ペンネームとあわせて掲載させていただく予定です。
 ※お客様の個人情報は、本企画の運営にのみ使用いたします。

'Minecraft' is a trademark of Notch Development AB

データ

▼『電撃PlayStation Vol.601』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年10月29日
■定価:657円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.601』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『マインクラフト: PlayStation4 エディション』
■メーカー:Mojang AB
■対応機種:PS4
■ジャンル:ADV
■配信日:2014年12月25日
■価格:2,057円(税込)

関連サイト