2015年11月24日(火)
カプコンが基本プレイ無料でサービス中のPS4/PS3/PC用ソフト『ドラゴンズドグマ オンライン(DDON)』の連載企画。第9回は高性能な装備を作る際に必要な、ポーンのクラフトについてをKanon Hibikiが解説していきます。
覚者(プレイヤー)の従者として、ソロプレイではなくてはならないポーン。そのもう1つの役割が“クラフト”です。クラフトとは、アイテムを生産・強化するシステムのことです。
特にLV.20台以降になってくると、お店で売っている武器や防具がかなり高くなります。このくらいのタイミングで、クラフトを意識し始めるといいでしょう。
▲左はキノザのラウル武具工房で、右がクラフトルーム。パワービークは買うと38,800Gかかりますが、作成するなら材料さえあれば8,000Gで済みます。 |
ポーンにクラフトをさせるともらえる経験値がたまるとクラフトレベルが上昇します。クラフトレベルが上がることで、さらに高いレベルのアイテムが作成可能になります。LV.20台の装備を作ろうと思ったら、クラフトレベルは4~5まで上げることが必要ですね。
そこでオススメしたいのが“クレスト装着”です。これもクラフトルームで行えるものなのですが、装備に特殊素材のクレストをつけることで、性能や属性、追加効果などをつけることができます。
▲クレストはまとめてつけても1個つけても入る経験値が同じです。つまり、経験値が目的なら1個ずつつけたほうがオトクです。 |
通常、ポーンにクラフトでアイテムを作らせると、そのアイテムが完成するまでポーンをパーティーに入れることができなくなります。ところが、クレスト装着と強化の場合は一瞬で終了するので、いつでもポーンを冒険に連れていきたいソロプレイ派の人でも安心です。
一度つけたクレストを外して、再度つけることで、何度でも経験値を獲得できます。これでクラフトLV.5まではあっという間に上げることが可能です。
難点は、作業費用がちょっと高い(1回約2,400G)ことと、クレストを持っていないとできないこと。クレストはワールドクエストの報酬や、トレジャーズロットのBランク景品、バザーなどで入手できます。
特にバザーでは、安く売られているクレストが見つけやすいので、そこでまとめ買いするのがオススメです。
▲ワールドクエストの報酬は、レスタニアニュースで事前に確認できます。初回報酬で出るのは低レベル帯にはあまり数がないですが、ランダム報酬でもらえることもあります。 |
▲トレジャーズロットのBランクのクレストは貴重なものもあるので、使う際はお気に入りの武器に使うほうがいいでしょう。 |
▲バザーで探せば1,000G以下のものも見つかります。まとめ買いしちゃうのもアリです。 |
クレストを使ったクラフトレベル上げは、お金がかかるのがネック。時間はあるけど、お金はない……という人にオススメなのが、インゴットや布などの生産に必要なアイテムを作って、それをバザーで売る方法です。
これらの素材は、生産や強化に大量に必要になるため、つねにある程度の需要があります。しかもクラフトレベルが低い段階から作れるものが多く、使う素材も手に入れやすいです。
なぜそんなに簡単に手に入るものが売れるのか? それは高レベルの覚者になると、ハイデル平原やブリア海岸で素材を集める機会が減るんです。保管ボックスに保存できる数にも限界がありますし……。
▲わざわざ集める手間をかけるくらいなら、手っ取り早くバザーで買ったほうが楽ですからね……。 |
というわけで、私がオススメしたいのは“バザーで手に入れた素材を使って、クラフトでインゴットや布を作ってバザーで売る”ことです。
これならクラフトルームから一歩も出ずに、ポーンのクラフトレベルを上げながら、うまくすればお金も稼げちゃうわけです。
▲私は、この方法でLV.5くらいからシーズン1.0のレベルキャップである15まで上げましたよ。 |
この方法を使う場合“儲けが出るかどうかをきちんと計算する”ことが重要です。アイテムの生産には、いくつか“経費”がかかります。生産費用、素材の入手費用、バザーで売った際の手数料の3つです。
まずは生産できるアイテムの売値をバザーでチェック。次に必要な素材のストックと、ない場合は素材の値段もバザーで確認します。それぞれの経費を含めて、儲けがいくらになるのかを確認するのです。
なんてことを言っている私も、数字にはあまり強くないので、当時の私はエクセルでこんなものを作りました。
▲必要な素材とそれを手に入れるための経費、そして利益がどれくらい出るのかこれでわかります。数字は調べた当時のものです。 |
バザーの売値は時間によって変動することがありますので、これを基準にいくらまで値下げをしたら利益が出るのかを計算します。1個あたりの利益がわかると、とたんにおもしろくなってくるので、みなさんもやってみてください。
▲売ったお金でまた新たに素材を仕入れて生産……を繰り返していくと、いつの間にかお金が増えていく! |
生産にかかる時間は、作成するアイテムによって違います。インゴットや布などの場合はだいたい5分から12分程度。私の場合は、別の仕事をしながら、ときどき様子を見ていました(笑)。
集中して遊べる時は“クイックパーティー”で適当なクエストをしたり、生産に必要な素材を集めに行ったりしていましたね。
▲PS4でプレイしているなら、PS Vitaのリモートプレイで別のことにTVモニターを使うこともできます。結構便利ですよ。 |
クラフトレベルが上がったポーンには“生産作業スピード”や“消耗品の生産数アップ”などのクラフトスキルを、1レベルごとに1割り振ることができます。
オススメは“高品質装備の作成力”と“装備の強化技術”です。“高品質装備の作成力”が高いと、生産した武器や防具につくクレストの枠が増える“高品質装備”ができる可能性が高くなります。
クレストの数が多いほど、能力を底上げできますし、自分の装備は自分で作るしかないため、最初のポーンにはこちらを中心に上げておきたいです。
▲高品質装備には“+●”という数字が入っています。数字のぶん、通常よりもクレストの枠が多くなっているわけです。 |
『DDON』での装備の強化は、必要な素材を使って強化を行い、得たポイントが一定値まで上がるとランクが1つ上昇する仕組みです。“装備の強化技術”が高いポーンを使用すると、これが少ない回数でランクを上げることができます。
気に入った装備を強化する際に何度も使うことになるので2人目のポーンは“装備の強化技術”を重視したほうがいいでしょう。
▲装備を生産する時もそうですが、強化のほうが回数を多く使うことが多いので、他のプレイヤーに借りられやすいというメリットもあります。 |
また“コストパフォーマンス”を上げておくと、作業費用が低くなります。このステータスは数値によって作業費用の割合が減るものなので、高額な作業費用なものほど割引額が増えます。これも多少は上げておくのがオススメです。
▲コストパフォーマンス4の時、作業費用が6%引きに。高額になればなるほど、効果がデカイのです。あくまで全振りではなく、少し振るのがポイント。 |
というわけで、クラフトのポイントを紹介しました。冒険に出るのはもちろんですが、クラフトをしながらゆる~くプレイできるのも『DDON』の魅力の1つだと思います。今まであまりクラフトをしていなかった方も、これを読んでぜひ挑戦してみてください。
●第1回:『ドラゴンズドグマ オンライン』を200時間以上プレイする覚者がレスタニアの魅力を語る
●第2回:初心者覚者の悩みを解決! 遊び方や黄金石の買い方、オススメするオプションコースを紹介
●第3回:初心者プレイヤーも役立つファイター情報まとめ。基本的な立ち回りやオススメスキルも
●第4回:シーズン1.1対応のハンター情報まとめ。立ち回りやオススメするカスタムスキルを掲載
●第5回:プリーストの立ち回り指南! 担当ライターが教える基本テクニックやカスタムスキル
●第6回:シールドセージはこう動け! シーズン1.1に対応した立ち回りやカスタムスキルを伝授
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