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2016-12-13 20:30

【男性目線の『アイナナ』プレイレポ】モンジェネおじさんがアイナナに愛を注いでみた第六回

文:ガルスタオンライン、原 常樹

 みなさま、こんにちは。自称“モンジェネおじさん”ことフリーライターの原 常樹です。アイドルたちの活動にスポットライトを当てた本格リズムゲーム『アイドリッシュセブン』(通称:アイナナ)のおもしろさを、男性目線で紹介すべく再始動した本コンテンツ。今回もガンガン魅力に迫っていきます!

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回

 前回までは第2部で登場するゲームの楽曲の一部を見てきました。改めて並べてみると名曲揃いなんですよね~。物語の転換点となる「Perfection Gimmick」や「RESTART POiNTER」に、Re:valeの圧倒的なまでのスタイリッシュさを見せつける「SILVER SKY」、そしてこの男性目線のこの企画にもってこいなナンバー「男子タルモノ!~MATSURI~」と個性が強い楽曲が並んでいましたよね。

 えっ、「恋のかけら」? ……そりゃもう、頭の中で彼らの輪唱がエンドレスですよ。

 ちなみに近況ですが、リズムゲーム部分ばかりではダメだと思い、“シナリオ”を読み返してみました。すると、これはこれでいろいろな発見があるもので。改めて第2部まで終えてからシナリオを追っていくと見え方が変わる部分もあるんですよね……。第1部の出だしでバスケットボールに興じていた彼らが、こんなジェットコースター的アイドル街道を歩むことになるとは誰が予想していたというのでしょうか(笑)。

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回

 感情移入しやすいストーリーだったので、連載ではかなりそのまま感想を垂れ流してきましたが、改めて客観的に読み返すのも楽しいものですね。この辺りは改めて別の機会に感想をまとめていきたいと思います。

 ──それでは前回に引き続き、第2部の楽曲を紹介していきます! 第1部で解禁となる楽曲については、以前の連載で触れているので、そちらをチェックしてみてください。

 なお、第2部の楽曲に関する攻略要素は、各曲のEXPERT(☆×7)を基本にしています。

EXPERT(難易度☆×7)の楽曲紹介

【LOVE&GAME】ボーカル:環・壮五・龍之介
●属性パーセンテージ:Shout30%Beat30%Melody40%
●合計ノーツ:444
●おすすめの「NOTE CHANGE」:フリックノーツ

 シャッフルユニットの中でもMEZZO″のふたりに、龍くんが混ざることでとてつもない化学反応を見せてくれたのが「LOVE&GAME」。表の顔とはいえ、野獣・十龍之介のアダルティな魅力がいかに強いかというのを思い知らされます。個人的には環くん(声を担当しているのはKENNさん)の歌い方がすごく煽情的で耳に残るんですよね……。男性が聴いてもあれはグッと来るものがあります。


 リズムとしては通常の四分のノーツの中に、ときおり八分のタタッという二連打が混ざってアクセントになっているのがポイント。これは一曲を通じてほぼまるっと続くので、どうしても慣れないという人はリズムそのものを身体に覚え込ませてしまった方がいいかもしれません。特殊ノーツよりも通常ノーツが主体となる曲なので、それだけで大きく変わってきます。


 サビに入っても基本構造は変わりませんが、「Fall in Fall in Heart」辺りからは同時押しの占める割合が増え、しかも違う箇所を押させるような譜面になっているので惑わされないように気をつけなければいけません。ラストはフリックノーツとホールドノーツも連続で登場するので最後まで気を抜かないように。

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
▲仮面舞踏会を思わせるような豪奢な衣装も「LOVE&GAME」の大きなポイント。ゴージャスで優雅な別世界に3人が見事に溶け込んでいます。ムービーからもまさに危険な香りが……。
【RESTART POiNTER】ボーカル:IDOLiSH7
●属性パーセンテージ:Shout30%Beat40%Melody30%
●合計ノーツ:525
●おすすめの「NOTE CHANGE」:ホールドノーツ

 「RESTART POiNTER」は、アイナナを代表する楽曲のひとつ。kzさんが作曲を担当されているということもあってモンジェネおじさん的にはグッと来るものがあります。やはり“リスタートした彼らだからこそ歌える曲”だと思いますし、ぜひストーリーを第2部の10章まで読み進めてから聴いて演奏してほしいという印象も強くあります。もし、第2部をまだ読み終えていないという方がいたら、ぜひそれからこの曲をプレイして、そして神風動画さん入魂の映像も堪能してほしい。


 さて、リズムの部分ですが冒頭からボーカルに合わせて叩く感じだと思ってしまって間違いありません。「Step on dream…」のフレーズで短めのホールドノーツとフリックノーツの組み合わせが出てくるので、ここはミスをしないように気を付けましょう。


 しばらくは単純な四分の通常ノーツが続きますが、「まだ見えない~」からは「タンタンタンタタ(♪-♪-♪-♪♪」という八分のノーツが混ざったリズムがベースになります。このあたりは「LOVE&GAME」の難易度☆×7と一緒ですね。


 ここを乗り越えたらホールドノーツを主とした特殊ノーツの連続地帯、そしてサビへ。サビもやはり先ほどのように四分の中に八分のノーツが混ざったリズムがベースになっているので“ノーツの間隔”を見定めてどのリズムで叩くのかを意識するのがコツになります。慣れるとこの小気味いいリズムを叩いているだけで「Fly High!」な感じになっちゃうんで……ぜひモンジェネおじさん兼リスポおじさんとしては、練習を重ねてマスターすることをオススメしたいです!

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
▲リズムパートに出てくるムービーは尺は短いものの、彼らがアイドルとしてステージで素晴らしいパフォーマンスを繰り広げているというビジョンが凝縮されています。
【Last Dimension~引き金をひくのは誰だ~】ボーカル:TRIGGER
●属性パーセンテージ:Shout50%Beat25%Melody25%
●合計ノーツ:511
●おすすめの「NOTE CHANGE」:フリックノーツ

 TRIGGERのアダルティな魅力が滲むどころか溢れている蠱惑的な「Last Dimension」。譜面まで三人の色香に当てられたのか、かなりウネウネとくねった感じに仕上がっています。映像もTRIGGERらしく、副題の「~引き金を引くのは誰だ~」にかけて、一瞬だけ弾丸が映し出されるのもまたスタイリッシュですよね。


 前奏からリズム通りに通常ノーツを叩いていく形になりますが、いきなり八分リズムを2回ずつ刻まなければならない箇所(リズムに直すと、♪♪-♪♪-♪♪─♪♪~ といった感じ)が出てくるので、前奏から運指が忙しいということだけは意識しておきましょう。


 ボーカルが入ってからは、ほぼ一定のリズムでフリックノーツが入ってくるので苦手な人は「NOTE CHANGE」で誤魔化してしまった方がいいかも。「一対一の~」からはフリックノーツの4連打も入ってくるので、切らない場合はしっかり意識してフリックしていくことが肝要になります。それ以外は中盤までそこまで難しい箇所は出てきません。


 サビ前の「早く早く 見極めろよ~」からは同時押しが主体となり、「moving moving moving~」ではまさに怒涛の同時押し連打がやってきます……。そして、それを乗り越えたあとは左右交互に叩かなければならない八分ノーツも。


 慣れない人は「Moving」を「無理」に空耳してしまうぐらいに厄介な箇所かもしれませんが、あらかじめ構えておけばだいぶラクにはなるでしょう。サビは「タンタタタン(♪─♪♪♪)」といったリズムがアクセントに入りつつも、基本的にはボーカルをなぞっていく形で問題ありません。


 ラストのエフェクトが印象的な「さぁ、どっちだ」からは集中的にホールドノーツとスライドノーツが続くのもインパクト大。メリハリの利いた譜面構成からも最後までかなりおもしろい譜面という印象を持つ人も多いのでは……という感じです。

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
▲ホールドノーツとスライドノーツを乗り越えた先には、これまた怒涛の八分押しが登場します。せっかくそこまでコンボを繋いできてもここでミスっては目も当てられません。Last own battle!!
【フレフレ!青春賛歌】ボーカル:一織・陸・天
●属性パーセンテージ:Shout25%Beat25%Melody50%
●合計ノーツ:549
●おすすめの「NOTE CHANGE」:フリックノーツ

 一織、陸、天という三人のセンター経験者が一堂に会したシャッフルユニットならではの楽曲。ポップでキュートなチアフルソングということで歌詞もまた明るさ全開。Aメロで若者らしい“悩み”を歌いつつも、サビでは吹っ切れて全力の「フレフレ!」というエールを送っていくという聴いているだけで元気になれる曲です。


 ノリが良い楽曲ということで、譜面の構成もかなりシンプル。基本的には通常のノーツがメインで、盛り上がる箇所は同時押し。そこにときおりフリックノーツとホールドノーツが入ってくる形になります。


 基本構造が簡単なので譜面も簡単……かというと、そんなことはありません。この曲での最大の敵は「物量と速さ」になります。特別難しいポイントがあるわけでもないのに、かなり高速の指捌きを求められる……それは549という合計ノーツにも表れています。


 冒頭の「Wow Wow Wow Wow ~ Wow」のスピードに付いて行けたら、あとはそのまま楽曲に身を任せていくのがコツ。すぐに3種類の特殊ノーツが混合する部分が登場するので厄介ですが、ほかにAメロに至るまでそこまで難しいポイントはありません。


 「今僕が抱えている悩みなんて比べてみたら~」からは通常ノーツが右側の二箇所と左側の二箇所に局所的に偏る部分があるので、片手で押そうとするとちょっぴり大変なので注意が必要です(演奏していてエンドルフィンが出る箇所ではありますが!)


 「答え探していた~」は、同時押し(特殊ノーツ込み)が入ってくるような難所がありますが、サビに入ってからの難易度はさほど高くありません。ただ、最後の「Wow Wow Wow Wow ~ Wow」の2回目に、四分ではなく八部でタタタンと押させる箇所が混じるのでそこは注意が必要です。

男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
男性目線の『アイナナ』プレイレポ第六回
▲マーチングバンド調のメンバーたちが次々と登場するムービーも見どころ満載。ステージの最中にどんな気持ちでパフォーマンスをしているのか想像すると、楽しいものがあります。曲もタイトルにちなんでポップに仕上がっていて、爽快感が半端ないです。「フレフレ!」という歌詞でこちらが応援されている気分になるのですが、口ずさむことで逆にこちらも彼らを応援しているような気になります。

 そんなわけで、今回の連載はここまで。次回は第2部の楽曲紹介の第三弾です。

 残る楽曲のラインナップを見ていると、年の瀬なのにかなりNATSUしまくりな記事になりそうですが、それはそれとしてご容赦ください(笑)。それでは、また次回お会いしましょう!

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