今さら『結合男子』にハマった話。推しキャラ安酸栄都（酸素）と自由な化学反応を楽しめて、想像妄想無限大。舞台も楽しみ！

文：電撃オンライン

公開日時：2024年04月26日(金) 18:50

最終更新：2024年04月26日(金) 20:30

　2023年6月29日にNintendo Switch版、8月10日にiOS/Android版が発売された、スクウェア・エニックス原作の友情結合シミュレーションアドベンチャー『結合男子』。

　本作の舞台が、5月7日～5月13日に日本青年館ホール、5月17日～19日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで公演されます。

【🎉舞台化決定🎉】

舞台『#結合男子』
2024年5月上演

詳細は後日発表予定！続報をお楽しみ！

▼舞台公式サイトhttps://t.co/DsKmIOYsFG

▼#AGF_2023 ステージ配信中！📺https://t.co/bEkIZGOql4 pic.twitter.com/vnKK2R3QHa
— 『結合男子』公式@広報モル (@Ketsugou_PR) November 4, 2023

　この記事では、舞台を観ることが大好きなライター・“ことめぐ”が、舞台の予習を兼ねて本作をプレイした結果、めちゃくちゃハマってしまったので、本作の感想や推しポイントを好きに語っていきたいと思います！

※本記事ではiOS版をプレイしています

Switch版（通常版）はこちら

Switch版（オールインパック）はこちら

『結合男子』は発売からおよそ1年経った今でも楽しめる！ライターのオススメキャラやポイントも紹介

出会いは1年7カ月前の“Nintendo Direct”

　私が『結合男子』を知ったのは、1年7カ月前に放送された“Nintendo Direct”。

　“結合男子”というなかなか攻めたネーミング、しかもまさかのスクエニさんが出すということで、ものすごく当時は驚きました。そして即Xのトレンド入りを果たしていた記憶があります。

　その後も、私が推しているスクエニさんプロデュースのVアイドルグループ・GEMS COMPANYのメンバー・星菜日向夏（ほしなひなか）ちゃんが本作に反応していたので、さらに興味が湧いていきました。

　ひなちゃん、晒してごめん（笑）。

結合男子まだかな〜😘
— 星菜日向夏🌻ジェムカン (@HoshinaHinaka) January 8, 2023

　しかし。当時、プレイしたいゲームがありえないくらい詰みゲー化していたので、結局そのままスルーしてしまいます……。

　ですが、最近になってその『結合男子』が舞台化されると聞き、ジャンルを問わず舞台を観ることが大好きな筆者は「うわ！　舞台は観てみたい！」と思いました。そして、この機会に原作であるゲームをやっぱりプレイしてみたくなってしまい……手を出してみたというワケです。もともとプレイする運命だったのかなぁ。やっぱり初見の直感って大事ですね。

　ただ、本作の発売からそこそこ時間が経っていますし、レビューはいろんなサイトに上がっていますので、プレイしてみた全体的な感想と、お気に入りだったポイントをご紹介できればと思っています。

学園モノっぽいワチャワチャ感が楽しい！　志献官たちの熱い友情に涙した満足度が高いストーリーに感激……！

　本作のストーリーをざっくりとまとめると、元素の力を宿す10人の志献官たちが、万物を呑み込み虚無へと還す『デッドマター』から世界を救うため戦う物語です。この“元素”というのが本作の鍵となっており、キャラクターはもちろん、名称だったりいろいろなところに元素の言葉が絡んできます。

　ですが、とくに元素の知識がなくても問題なく遊べますのでそこはご安心を。まずは画面写真を挟みつつ、少〜しだけ冒頭のストーリーを辿っていきます。

　物語は主人公が浜辺に漂着し、“50”という数字が浮かび上がる謎のガラス管を持っているところからスタート。本作にはこのように自分目線の主人公がいます。ですが、姿形はゲーム内には出てこず、ボイスもなく、そこまで志献官達に干渉はしないタイプです。

　記憶がない中、突如現れた銀髪の青年に出会います。

　なぜか青年に詰め寄られる主人公。ワケもわからずとまどっていると赤髪の青年が助け舟を出してくれました。

　どうやら2人は知り合いのようです。

　なんやかんやあり、その場をしのぎます。そして……。

▲赤髪の青年は”酸素”の志献官・安酸栄都（やすかたえいと）。

　……ドクン……。

　もうこの一瞬ですべてが決まりました。

　私、この人を推します。笑顔にやられました。

▲最初にいきなり詰め寄ってきた銀髪の青年は”水素”の志献官・源　朔（みなもとさく）。

　ここから志献官たちとの物語がスタートします。

　なぜ冒頭シーンをご紹介しようと思ったのかというと、栄都に一目惚れしたからです。今回のプレイにあたって、キャラクターの情報などを一切見ずにプレイしてみたのですが、先ほどの彼の笑顔のシーンでガチ一目惚れ。ただ、先ほど言った通り、私……主人公はあまり干渉するタイプではなく、恋愛要素的なものはとくにありません。なのでプレイするうえでその点だけはご留意ください。

　この後は、“ADVパート（メインストーリー）”→“活動パート”→“バトルパート（ボス戦）”という流れを繰り返して進めていきます。一見単調に見えますが、メインストーリーはフルボイスですし、テンポよく会話が進んでいくのでまったくストレスは感じません。

▲本作は難しい用語がたーくさん出てきます。でもご安心を。その場で用語の確認ができますし、“用語集”があるのでそこで後から見返せます。これはものすごく親切な設計だなと思いました。

▲会話も履歴が見られます。しかもボイスも聞き返せる神仕様。こちらの機能も些細なことではありますが、ものすごく親切だと感じました。

　ストーリーは、学園モノみたいなワチャワチャ感があってすごく楽しいです。志献官たちの関係も、仲が良かったり、あまりそうでもなかったり。シリアスなシーンもあります。

▲美麗なスチールもたくさん見られます。

　ストーリーが一通り終わると、作戦（バトル）に向けて“部隊編成”をします。

▲志献官を5人まで選べます。（※一部のキャラクターは購入が必要です）

▲筆者は完全に好きな志献官を選んでいました（笑）。作戦中は途中編成ができないので、よく考えてから組むことをオススメします。

　そして活動パートへ。部隊や結合したいペアの育成をしたり、休憩ができます。

▲志献官たちの会話を見ながら進められるので楽しい！

　育成が終わると、いよいよバトル（作戦）。オートで進んでいくのでラクラクです。

▲分子術を発動する時のカットインがかっこいいですし、志献官たちの絆が感じられるので胸熱です。

▲絵を描くことが好きな炭素の志献官・六花（りっか）が筆で戦っているのが可愛すぎる。

　そして、バトルはなんと言っても“結合術”！

▲こちらは朔と栄都の結合術のシーン。演出がめちゃくちゃかっこいいです。必殺技感がすごい！

▲あと、こんな感じで志献官たちの関係性みたいなものが目に見えてわかります。これは序盤の頃。

▲最終的にはこうなりました。これを見るだけで、誰を推しているのかバレますね（笑）。

　そんなこんなで、筆者は朔と栄都のルートをプレイしたのですが……じつは2度のバッドエンドを踏むという大失態を起こしました（苦笑）。ですが、編成を変えたりして最終的には（恐らく）トゥルーエンドを迎えることができました。

　最後はまったく予想していなかった展開が起こり、思わず泣いてしまいました……。ううっ……詳しく書きたいけど書かないっ！　でも、やっぱり栄都が私の中で1番だと思えたストーリーでした。

　今回は1ルートのみをプレイした感想をざっくりと書かせていただきましたが、この『結合男子』、どうやらやりこみ要素が半端ないそうで……。

　なんでも、分岐は最大45通りもあって、エンディングは90種類以上あるとか!?　これを聞いてかなり驚きました。むしろここからが本番なのでしょうか。

　今回はすべてのルート、エンディングをプレイすることはできなかったのですが、1ルートだけでも満足感がすごかったです。最初に言ったように、ストーリーが意外に学園モノっぽいワチャワチャ感があったので、それもすごく楽しくプレイできた一因だなぁと思っています。そのぶんシリアスなシーンがガガッと来ると一気に悲しくもなりましたが……。

　また、志献官が10人いますが、見た目も性格それぞれの個性がとても明確に出ていて、みんな一瞬で覚えられるのもポイントが高かったですね。きっとみなさんもプレイしたらお気に入りのキャラが1人は見つかるかなと思います。

　最後に栄都以外にも気になった志献官を3人紹介させてくださーい！

　まずは、“リチウム”の志献官・浮石三宙（うきいしみそら）。

　彼は私が推しているアイドルグループのメンバーにビジュアルがめちゃくちゃ似ていて、ひと目見てお気に入り志献官に。

　西山宏太朗さんのチャラいボイスもむちゃくちゃハマってるんですよね……！　喋り方も見た目もチャラい三宙ですが、育ちが良さげらしくそのギャップがイイ。

　たぶんこのビジュアル、多くの人がビビッとくると思うのですがいかがでしょうか。というか、その私が推しているアイドルグループのファンの人たちにマジで『結合男子』をオススメしたいくらいです。

▲栄都と仲良しっぽいのも推せます。部屋に集まってゲームとかロマンしかないし。

　次は、“フッ素”の志献官・舎利弗玖苑（とどろきくおん）。

　この方はキャラの個性が強くて気に入りましたね。自信家で言うことがまぁすごいんですが、いろいろとツッコミどころがあって好きです。

▲とくにこの朔との会話が大好き。遅刻してきたクセに偉そうに言うんじゃぁないよ！

　お次は“硫黄”の志献官・清硫十六夜（いざよいせいりゅう）。

　見た目はものすごくイケオジなんですが、性格がめちゃくちゃ面倒くさいオッサン味を出していていいんです！　オヤジギャグを言って志献官に完全スルーされた場面では爆笑しちゃいました。しかも、ボイスが安元洋貴さんでめちゃくちゃイケボなところも推したいです。

もっと推したい！　『結合男子』推しポイント3選

　ここからは、さらに『結合男子』の推しポイントを紹介させてください。

1.オープニング曲「結歌叛唱（けっかはんしょう）」がめっちゃ耳に残る！

　本作を気になっていながらプレイせずにいた筆者。そんな私でも、オープニング曲は知っていました。この曲、なんと作詞・作曲が、あの『うたの☆プリンスさまっ♪』などでお馴染みの上松範康（Elements Garden）さんなんですね。クレジットを見て、この作曲陣だから耳に残るんだなぁと思いました。そりゃあ耳に残るワケです。プレイするか迷っていた方はぜひこの曲から聞いてみてはいかがでしょうか。私はこの曲でビビッときました！

2.UIがマジでおしゃれ

　「何を言っているんだ……？」と思われてしまいそうですが、筆者はゲームをやる上で“UIデザイン”を気にします。ですので本作のUIもすごく気にしました。プレイしてみたところ、フォントもデザインもものすごく世界観にあっていて、スタイリッシュでかつシンプルで、見ていて気持ちよくなるほどでした。

▲一瞬で何を表しているかがわかるのって素晴らしい。UIデザイナーさんに拍手を送りたいですね。

▲これは用語集。デザインがすっきりしていてとても読みやすいです。そして、文の四角で囲ってある部分から、さらに用語へ飛べるのはあまりにも親切。ここまで丁寧な作り、見たことがないかも。

　まったくゲームプレイ内容には関係ないんですが、本気で気に入った点だったので書かせていただきました。ぜひみなさんにもプレイ中に注目してみてほしいです……！

3.“モル”たちがあまりにもかわいすぎる！

　“モル”というのは、知能が強化されたモルモットで、志献官や職員たちの業務支援や部署間の連絡係をしています。そのモルがめっっっっちゃくちゃ可愛いんです！！！！

▲メインで出てくるのはこの“モル公”。

　こういう動物キャラクターって、あまりストーリーに関わってこないことが多いと思うのですが、モルたちはけっこうガッツリ登場してくるんですよね（笑）。なんかちょっとエラそうな感じの喋り方が憎らしくってカワイイ。

　そして、朔と三宙のモルのお話が良すぎたので、マーーーーージでみなさんに見てほしい……！　ネタバレはしたくないのでぜひご自身の目で確かめてみてくださいっ。

▲モル公以外のモルたちも登場しますよ〜カワイイ。

▲戦闘が終わった後にモル公が毎回ひとことくれるのも嬉しいんだよなぁ！　しかもまさかのフルボイス（笑）。

　……ふぅ。まだまだ推しポイントはあるのですが、かなり長くなりそうなのでこのあたりでやめておきましょうか。

　舞台を観劇予定でまだゲーム版をプレイしたことがない方も、この機会にプレイされてみてはいかがでしょうか。もちろん、観劇予定がない方もぜひ！　GWの移動中の隙間時間にも遊べるような手軽さなので、ご興味を持った方はプレイしてみてくださいね。

　『結合男子』はほぼ男性キャラクターしかでないタイトルではありますが、志献官同士の熱い友情に涙させられますし、ぜひ男性の方にも臆せずプレイしていただきたいですね。

　そしてそして！

　ゴールデンウィーク明けには待望の舞台が待っていますね！　筆者より先にプレイ済みのみなさんはより嬉しいだろうなぁ……。筆者もプレイした直後、興奮冷めやらぬ状態で舞台を観られるのかと思うと、今からワクワクが止まりません。それまでに暇を見つけてはゲームをプレイしたいと思います。

　いつも舞台を見る時、事前情報を何も入れずに観に行くことが多いのですが、『結合男子』に限っては我慢できず、公式サイトをじっくり見ちゃいました（笑）。

　……いや待って。志献官たちのビジュがゲームとそのまんますぎて腰を抜かしたんですが……。

　えーっと、志献官が動いているところを観られるんですよね……？（当たり前）ちょっと正気でいられるか分かりません。絶対2回は観に行きます。六花は筆持って戦うのかなぁ!?

　GW明けは鬱々としがちになりますが、筆者は『結合男子』のお陰で今年は五月病の心配はなさそうです。むしろGW早く明けてくれー！　の勢いです（笑）。うおおおお！！舞台楽しみだー！！

【30％オフ！】『結合男子』が各プラットフォームでセール価格で販売中。期間は5月8日まで

　そんな『結合男子』ですが、ゴールデンウィークにあわせて特別なセールが実施されており、通常よりもお手頃な価格で購入できます。Switch版は3,300円が2,310円、Switch版のオールインワンパックは9,900円が6,930円、スマートフォン版の本編パックは3,300円が2,300円となっていますので、お求めやすい価格で販売中の今こそ、初体験をするチャンス！

　ゲームをプレイして、舞台に備えましょう！

Nintendo Switch通常版　
価格：3,300円⇒2,310円（30%OFF）
収録キャラクター：源朔、安酸栄都、鍛炭六花、宇緑四季

Switch版（通常版）はこちら

Nintendo Switchオールインパック
価格：9,900円⇒6,930円（30%OFF）
通常版に加え、追加志献官6人（凍硝七瀬・浮石三宙・鐵仁武・舎利弗玖苑・塩水流一那・清硫十六夜）の物語をまとめて購入できます。

Switch版（オールインパック）はこちら

iOS/Android本編パック
価格：3,300円⇒2,300円
収録キャラクター：源朔、安酸栄都、鍛炭六花、宇緑四季

App Storeでダウンロードする

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Experimental Theater「結合男子」　公演概要

■公演名
Experimental Theater「結合男子」

■公演期間・劇場
東京公演：日本青年館ホール／5月7日～5月13日
大阪公演：COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール／5月17日～5月19日

■原作
　『結合男子』（SQUARE ENIX）

■演出
松崎史也

■脚本
三浦香

■振付
REX（福澤侑、Daiki、皇希）

■出演
《志献官》　源朔：高橋祐理／安酸栄都：高野渉聖／鍛炭六花：高梨怜／宇緑四季：早乙女友貴／凍硝七瀬：⻄山蓮都／浮石三宙：北出流星／鐵仁武：磯野大／舎利弗玖苑：荒牧慶彦／塩水流一那：福澤侑／清硫十六夜：武子直輝／《ミラーズ》天空王九慈：吉高志音

■チケット情報
チケット料金：12,000円（全席指定／税込）※未就学児入場不可
一般発売（先着）受付中

◆東京公演
チケットぴあ（Pコード：525-130）
◆大阪公演
チケットぴあ（Pコード：525-198）

■チケット・公演に関するお問い合わせ
◆東京公演
Mitt　03-6265-3201（平日12:00～17:00）
◆大阪公演
キョードーインフォメーション　0570-200-888 (11:00～18:00 ※日祝は休業)

■公式ハッシュタグ
#エクスペ結合男子

■プロデューサー
米田理恵(S-SIZE) 岡田慎太郎(TBS) 倉冨風花(SQUARE ENIX) 荒牧慶彦(Pasture)

■主催
◆東京公演
Experimental Theater「結合男子」製作委員会
◆大阪公演
サンライズプロモーション大阪

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