誰で始める『三國志8 REMAKE』!?　登場武将1000人のなかから魏の創業を支えた曹一族と晋の礎を築いた司馬懿を紹介！

文：電撃オンライン

公開日時：2024年10月09日(水) 18:10

　10月24日の発売がいよいよ近づく『三國志8 REMAKE』。本作では1000人ものプレイアブル武将が登場し、誰でスタートするかファンのみなさんなら大いに悩んでいることだろう。

　そこで本企画では各勢力の主要な登場武将を新査定の能力とともに紹介していこう。第1回は魏の曹操と、その挙兵を支えた血縁武将たち＋司馬懿の6人！

　とくに注目して欲しいのは一部の武将が有する“奇才”。これは全30人の武将だけが有するもので、それぞれ戦闘、政治、交流さまざまな分野における固有の効果を発揮するというものだ。“奇才”を有する武将は三国志ファンであれば誰もが知るビッグネーム揃いということもあって、まずは奇才持ちからプレイ武将を選んでみるのもいいかもしれない。

索引

曹操【字：孟徳】

　ご存じ魏の礎を築いた乱世の奸雄。後漢末の混沌とした情勢のなか、袁紹や呂布といった強敵たちを次々に撃ち破り、才能ある者たちを積極的に登用して中原の覇者となった。自身も軍事、政治、文化あらゆる面に優れた才を発揮し、『三国志』の著者・陳寿をして“超世の傑（時代を越えた英雄）”と記す。劉備や孔明が三国志という物語の主役とすれば、曹操は三国時代という歴史の主役と言えるだろう。

※ちなみに曹操はアイテム効果で統率＋2（孟徳新書）、武力＋8（方天画戟）が上昇中です

　すべてのステータスが一級品かつ、奇才効果で評定中に2回行動ができるという他武将に比べて大きなアドバンテージを持つ武将。計略＋出陣や、外交＋登用など、自らの高い能力を活かした積極的な戦略行動を取れるのはさすがの武帝である。戦闘面でも、部隊の強さに影響を与える統率は全武将中ナンバー1で各種兵法、特技も充実する。連携面でも夏侯惇や夏侯淵とは初期から相生が結ばれているほか、曹仁や曹洪といった有能な一族も多い。彼らと連携して放つ上位兵法“槍衾”は曹操軍の切り札とも言える一撃だ。

奇才：超世の傑
戦略Pが1増える。評定で自身のみ再行動が可能

夏侯惇【字：元譲】

　曹操の従兄弟で、彼から深く信頼された宿将。呂布軍との戦いで片目を失い“盲夏侯”とあだ名された。演義では曹操軍きっての猛将であり、関羽とも渡り合う短気な豪の者として描かれたが、正史では陣頭指揮を執る曹操の背後を守る留守役を務めることが多く、有能な人材を起用、推挙するなど軍の重鎮としての存在感を発揮した。

　歩兵と騎兵の扱いに長けた勇将。奇才“不撓不屈”の効果と、補助戦法“鼓舞”により味方の戦意を高めるのを得意としている。本作では戦法の発動に一定の戦意を必要とするものが多く、味方の戦意を高める夏侯惇の存在はまさに軍に無くてはならぬ重鎮といったところ。関羽と渡り合ったエピソードから一騎討ちに影響する“膂力”“果敢”も非常に高いレベルで有している。

奇才：不撓不屈
戦意70以上の時、毎日周囲の味方部隊の戦意5上昇

夏侯淵【字：妙才】

　「三日で五百里、六日で千里」と神速の行軍を称えられた勇将にして弓の達人。夏侯惇の弟（史実では族弟）で、兄とともに曹操を挙兵時代から支えた。一方面を任せられる重臣として、西涼では馬超を破り、漢中では劉備軍と激闘を繰り広げる。しかし定軍山の戦いでは短気から窮地に陥り、黄忠に斬られた。

　統率と武力は魏軍でも有数のもので、高い戦闘力に加えて“行軍LV3”（攻撃後の再移動）によるヒット＆アウェイやポジショニングの調整を得意とする。奇才こそ持たないものの、弓兵系の上位戦法“矢嵐”を持つ数少ない1人。曹操、夏侯惇と初期相生を持ち、歩兵の曹操、騎兵の夏侯惇、弓兵の夏侯淵でバランス良く精強なチームを組めるのが魅力だ。

曹仁【字：子孝】

　曹操の従弟。挙兵にいち早く参じた1人で、曹操軍主力として各地で武功を挙げた。新野の戦いでは曹操より授けられた「八門禁鎖の陣」で劉備軍と相対するも、徐庶に弱点を見破られ敗退する。赤壁後は荊州方面の重鎮として周瑜と攻防戦を繰り広げ、その死の遠因を作る。関羽が北上してきた際には、城を堅守して攻勢を防ぎ切った。

　夏侯惇や夏侯淵に勝る統率に加え、奇才効果でその指揮部隊は極めて頑強な強さを発揮できる。歩兵や騎兵の戦法、特技も一流で、範囲攻撃系の戦法「乱撃」「突撃」は双方LV3と戦場で頼りになるだろう。LV1ながら、敵の戦意を下げられる「罵声」も最前線の盾役という曹仁の役どころと相性がいい。

奇才：金剛不壊
戦意70以上の時、防御100上昇

曹洪【字：子廉】

　曹操の従弟で、夏侯惇や曹仁らとともにその挙兵に参陣。曹操軍の主要な戦いに参陣し、河北では袁譚を斬った。また、曹操が徐栄や馬超に追い詰められた際には自らの命をかえりみずこれを救出している。曹操軍の古参の勇将だが、金銭と女色を好み、若き日の曹丕からの借金を断ったことから逆恨みされて一時庶民に落とされたこともある。

　金銭好きからの「商才」LV1はご愛敬。騎兵戦法、特技を得意としており、連続攻撃を行う「連撃」は最大のLV3。夏侯兄弟や曹仁に比較して能力は見劣りするが、曹仁と初期相生を持つ。曹仁とのコンビで、初期曹操軍では主力の1人として重宝することになるだろう。

司馬懿【字：仲達】

　魏の重臣にして、のちの晋の礎を築いた軍人、政治家。荊州の関羽が北進した際には、孫権と同盟してこれを討つ策を曹操に献じた。陳羣らとともに曹丕の「四友」に数えられ、曹丕曹叡の代には魏の重鎮として曹真とともに対蜀に当たる。諸葛亮の北伐を持久戦略で防ぎきり、孟達や公孫淵が叛いた際には神速の行軍でこれを制してみせる堅守速攻の名将。のちにクーデターで魏の実権を握った。

　統率98は全武将中でも曹操に次ぐ高さの堂々2位。歩兵、騎兵、軍略系のさまざまなダメージ戦法に長けるほか、補助系上位“天啓”では策略の発動を速める強みがある。なにより奇才“狼顧”は戦闘系の奇才でもトップレベルに戦況への影響大きく、ピンポイントに戦意を削る「罵声」LV2と併せて敵側の攻勢に強いブレーキをかけられる。

奇才：狼顧
総大将または参軍で参戦すると、敵の初期戦意20低下