対話型推理アドベンチャー『ソフィアは嘘と引き換えに』発表。殺害事件の容疑者は多重人格の少女

文：電撃オンライン

公開日時：2024年12月07日(土) 20:05

　MUTANとストーリーノートが共同開発する、Steam用新作推理アドベンチャーゲーム『ソフィアは嘘と引き換えに』について、初報トレーラーやゲーム概要などが公開されました。2025年春発売予定です。

のぞき見るのは、五つの人格の罪と記憶。対話型推理アドベンチャー『ソフィアは嘘と引き換えに』

　『ソフィアは嘘と引き換えに』は、MUTANと藤澤仁さんが代表を務めるストーリーノートによる新作推理アドベンチャーゲームです。

　キャラクターデザインには、漫画家・イラストレーターの清原紘さんを起用。清原さんが描く多重人格の少女の絶妙な表情の変化を、3Dモデルにも反映します。

　Steamストアページも公開され、ウィッシュリスト登録を受付中です。登録すると、ゲームのリリースに関する情報などをいち早く受け取ることができます。

ゲーム概要：殺害事件の容疑者は多重人格の少女

「殺したのは私。でも私じゃない──」

　大統領候補殺害事件の容疑者として逮捕された多重人格の少女ソフィア。精神科医であるフィリップは心を閉ざしてしまった彼女の取り調べを担当することに。ただし、遠隔地にいる彼が使える捜査手段は限られています。

　ソフィアの記憶をひもとくカギとなる言葉を推理して、彼女に投げかける質問を、フリーワード入力で探し出しましょう。

　監視カメラ越しのやり取りを重ねて少女の心を開き、事件の真相と、彼女が持つ昏い過去の秘密を解き明かしましょう。

　少女はなぜ大統領候補殺害に至ったのか──彼女の中に眠る五つの人格の思惑を解きほぐし、事件の真相に迫るマルチエンディング“対話型”推理アドベンチャーゲーム。

▲人格が抱える秘密に迫る質問をすると、少女の心拍数は大きく上昇します。

▲心拍数が上がりすぎると、少女は別の人格へと豹変してしまいます。

▲少女の部屋をのぞいていると、それに気づいた彼女が話しかけてくることも。

キャラクター紹介：秘密を抱えた四つの人格

　ソフィアのトラウマをもとに生まれた四つの人格。心を閉ざした彼女たちに話を聞くには、それぞれが抱える昏い過去を知っていく必要があります。

　少女のセリフはフルボイスで実装予定です（※日本語のみ）。声優の日向葵さんによる、一人五役の演じ分けにも注目です。

Isabella（イザベラ）（画像左上）

　底抜けに明るい人格。質問には積極的に応じてくれるが、ときどき何かを隠すかのように、大げさなリアクションを返してくることも。

Amy（エイミー）（画像右上）

　幼く自由気ままな人格。とにかくマイペースで、質問に飽きて眠ろうとすることもしばしば。“おともだち”にしか教えてくれない秘密があるようで──。

Olivia（オリヴィア）（画像左下）

　大人びた雰囲気を持つ人格。なれ合いを嫌い、フィリップに対して素っ気ない態度をとるが、ときどき面倒見の良い姉御肌な一面が垣間見える。

Florence（フローレンス）（画像右下）

　気弱で臆病な人格。知的で礼儀正しい受け答えをするが、常に他人の顔色をうかがっていて、質問に対しても、どこか他人事のような答え方をする。