『終天教団』週末号外：教祖殺害に関与!? …したと思われる教団幹部たちの恐るべき裏の顔が明らかに【第3回】

公開日時：2025年08月22日(金) 17:00

最終更新：2025年08月22日(金) 20:11

　絶望と混沌が満ちた世界に人類の滅亡を望むものが集まる新興宗教の“終天教団”。

　その教祖が殺害された事件について、新たな情報を入手しました。実際に記者が体験したことを交えて、リポートをお届けしていきます。

※本記事はDMM GAMESの提供でお送りするモキュメンタリー記事となります。

終天教団各教団幹部の裏の顔を追う

　ご無沙汰しています。前回の教団本部の潜入調査のあと、5人の教団幹部について独自の調査を進めていましたが、その中で幹部たちに驚くべき裏の顔があることが明らかになりました。

　この記事がはたして届いているのかどうか……もう筆者にもわかりませんが、どなたかが読んでくれていると思い、わかる範囲で5人の真実をまとめましたのでご覧ください。

犬神軋

　“白亜の調停者”のふたつ名を持つ法務省の最高幹部。この国においては裁判官でもあり、弁護士でもあり、検事でもあります。教団員が平和に暮らしていくためのルール作りや、それに違反した者たちの処罰を決めているようです。

　ただ、私は調査を進めているなかで、彼が薬物を使用しているところを見てしまったんです。ドラッグは合法のものでしたが、かなりの常習しているようで言動や行動がおかしくなるところもありました。

　博識な雰囲気のある犬神ですが、薬物依存者だったとは……。また、この薬物は異教徒から入手しているのではないかという噂も囁かれています。教団の幹部でありながら、異教徒と繋がっているかもしれないなんて、驚きを禁じえません。

丑寅幽玄

　丑寅は保健省に所属する最高幹部です。保健省は医療行為を司る部署で、彼自身も終天総合病院の院長でもあります。深い医療の知識、そして高度な技術から“今際の門番”と呼ばれている人物です。

　とても豪快な男で声も大きいですが、面倒見もよく、教団員たちの健康を誰よりも気遣っているようです。正直、彼が教祖を殺害したとは思えないのですが、もしかしたら私が知らない情報もあるのかもしれません。

　そういえば、病的に几帳面だったり変なジンクスに執着したりとおかしいところもありましたね。また、妹さんのことをとても大事に思っているようですが……。彼については引き続き調査する必要がありそうです。

伊音テコ

　テクノロジー全般の管理と研究開発を司る部署である科学省所属の最高幹部です。優秀な頭脳を持つ人物が揃っている科学省ですが、そのなかでも伊音はIQ計測不能の“万能の天才児”です。

　ただし、詳しく調べてみたところ、性格はかなり難あり。自分以外の人間を自分の足を引っ張る邪魔な存在だと考えているようです。

　また、頭脳明晰な半面、運動や体力仕事は苦手なようです。そんな彼はアラレというロボを作って業務を手伝わせているようですね。教祖の殺害に関しても彼ひとりでは無理でも、アラレを使えば不可能ではない……のかもしれません。

黒四館仄

　教育と情報管理を司る部署である文部省に所属する最高幹部です。文部省は学問や情報を操る部署で、国内で起こったことは細大漏らさず、リアルタイムで本部に伝えられる仕組みです。

　場合によっては偽情報やフェイクニュースを流すこともあり、幹部である彼女は“言の葉の魔術師”というふたつ名を持っています。

　ヘッドフォンに眼帯、マスクで素性を隠していることもあり、なかなか正体がつかめない人物です。腹に一物を抱えていそうな雰囲気が気になりますが……彼女についても調査を続けていこうと思います。

伏蝶まんじ

　伏蝶まんじは治安維持を司る警備省の女性最高幹部です。警備省は治安維持を司る部署で、伏蝶は“異教徒狩りの女王”という異名を持つ人物です。

　彼女は巷を騒がせている殺人鬼を追っているようですが……私が幹部たちを調査していくなかでいちばん危険に感じたのがこの人です。

　彼女はバイクに乗っており、そのバイクで街中を爆走するだけでも危険……なのですが、私は見てしまいました。そのバイクに感情があり、伏蝶と会話をしている姿を。最初は音声AIのようなものかと思っていたのですが明らかに自我があることがわかりました。

　しかもふたりの会話を聴くかぎり、バイクは一般人を見下しているような態度でした。かなり危険なふたり組なので要注意と言えます。

終天教団の教祖の行方

　教団幹部の素性を調べていくなかで教祖の足取りも判明しました。神の力（？）で復活した教祖は、自分を殺害したと思われる教団幹部たちを調査していました。私も気付かれないように調査をすることにしました。

犬神軋／連続殺人事件の現場

　犬神を捜していた教祖は自分の死体を見つけたという中央公園へ。しかし、そこでドラッグに関するトラブルに巻き込まれてしまいます。

　そこで教祖を助けてくれたのが犬神で、教祖とともに車で逃げ出していきました。私も慌てて後を追います。

　犬神と接触することができた教祖。教祖に取り付けておいた盗聴器でふたりの会話を聴き取りましたが、犬神は旧知となる九々里家の主人の遺言状を預かっており、一族に遺言状を渡さなければいけないということ。ふたりは九々里家へ向かうことになりました。

　九々里家は湖に囲まれた人口島で吊り橋で向かうことができますが、ふたりが渡っているときに壊れてしまいました！　残念ながらなかでなにが起こっているのかは分かりませんが、不吉な予感がします……。

丑寅幽玄／デスゲーム会場

　丑寅を追っていた教祖は終天総合病院へ。丑寅と接触して彼を調査していました。現場の凶器とみられるナイフを丑寅が保管していることを知り、彼のことを問い詰めていた教祖ですが、突如として侵入者が！　ふたりはどこかへと連れ去られていきました。

　部屋のロッカーに隠れていた私は無事だったものの、突然の出来事に茫然としてしまい、ふたりの行方を見失ってしまいました……。途方に暮れていたのですが、意外なところでふたりを発見しました！

　それは“福音のあ”という配信者の画面。彼女は教祖や丑寅を巻き込み、デスゲームを主催。その様子を配信していました……！

　こんなことが終天教団で許されていいのか……。どうにかデスゲームを止めることができないか福音のあの素性を探っていきたいと思います……！

伊音テコ／テロ現場

　伊音テコを調査することになった教祖は伊音を誘い込むために教祖の死をほのめかすメッセージを彼に送信。彼の研究所である“竜宮”で落ち合うことになりました。筆者も気付かれないように後を追います。

　教祖と伊音はお互いが主張を譲らず、なにもしゃべる気がない教祖に愛想を尽かして伊音は研究室へと戻ってしまいます。そんななかで教祖は研究所の地下に隠されているであろう自分の遺体を探すことになりました。残念ながらセキュリティが厳しく、調査はここまでとなりました。

黒四館仄／「永遠の祝福を授かる」伝説がある終天学園

　教祖が黒四館を調べることを決めたので私も彼女のあとを追い、ふたりの会話を盗聴することにしました。黒四館が殺人の犯人かどうか聴けるかと思ったのですが、自体は思いもよらぬ方向へ。

　黒四館が教祖にひとめぼれをしてしまい、恋がしたいと迫っていたんです……！　いったいなにがどうしてこうなったのか私には分からないのですが、しかし、恋というものに理由はないのかもしれないです……。どうしてこうなってしまったのか。

　ドキドキしながら行く末を見守っていたのですが、黒四館は教祖に毒薬を盛っており学園へと誘い込みます。そして、解毒剤を渡す条件として「彼女がいまだかつて経験したことがない、焼けつき、狂ってしまうほどのガチ恋体験をさせる」ことを提示します。

　教祖は、“黒四館”の苗字を持った3人の女の子たちから本物を見つけ出して“永遠の祝福を授かる”という学園内の伝説にあやかった儀式をさせられることになりました。

　冗談のような状況ですが、黒四館は本気のようで教祖は命がけで恋愛をしなければいけないようです。なにが起きているのか理解が追いつきませんが、引き続き状況を観察していきます。

伏蝶まんじ／殺人鬼による事件現場

　伏蝶のことを調べるために警備省へと向かった教祖。私も慌てて後を追ったのですが、しかし、途中で事件か事故があったようで道路が規制されているようでした。

　タクシーを降りて様子を見に行く教祖を私も尾行しましたが、異教徒が人質をとって終天教への異議を唱えている様子を確認できました。

　そのまま様子を見ていたのですが、そこにバイクに乗った伏蝶が！　そのままバイクで異教徒を轢いて鎮圧してしまいました。やはり彼女は幹部のなかでも狂暴な人物のようです。

　その後に教祖は伏蝶のことを追って警備省に行きますが、その伏蝶は殺人鬼のネフィリムを追って殺人現場へ。教祖もそのあとを追っていったので私も教祖を追跡することにしました。

　殺人事件現場で伏蝶を見つけた教祖。殺された死体は両目がくりぬかれていました……。私がその死体の衝撃で固まっていたところ、突如として伏蝶を襲うボウガンが！　教祖が伏蝶を助けたことで最悪の自体を免れることができました。

　申し訳ありませんが、私は怖くなってしまい、逃げ出してしました……。

　ということで私の現状のレポートはここまでになります。さすがに予想外のことがありすぎて疲れてしまったので休暇をいただこうと思います。もしも私の調査を引き継いでいただける方がいれば、その方に真相を探って欲しいと考えています。

幹部のルートによって異なるストーリーが展開していく【終天教団】

　モキュメンタリー風の記事でお届けしている『終天教団』週末号外。今回は5人の教団幹部の情報をお届けしました。

　本作は教団の行政機関を司る5人の幹部の誰を疑うのかによって、ストーリーだけでなく、ゲームシステムもまったく異なる5つに分岐するのが特徴です。そして、5つの分岐をどの順番でプレイしていくかはプレイヤー次第です。