セガの好評サービス中のオンラインRPG『PSO2 ニュージェネシス ver.2』。本作の夏のオフラインイベント“アークスサマーパーティー2026”が、8月22日にセガ本社にて開催されました。
ここでは、本イベントの模様の振り返りとあわせて、シリーズディレクターである濱﨑大輝さんへのインタビューを掲載します。“NGS ヘッドライン WAVE”の情報は別記事をご確認ください。
ここでは、本イベントの模様の振り返りとあわせて、シリーズディレクターである濱﨑大輝さんへのインタビューを掲載します。“NGS ヘッドライン WAVE”の情報は別記事をご確認ください。


索引
閉じるアークスサマーパーティー2026レポート【PSO2ニュージェネシス ver.2】
アークスサマーパーティーとしては、2024年以来の開催となる今回。MCには公式番組のMCを務める長谷川唯さん、解説にシリーズディレクターの濱﨑大輝さん、イベント限定『NGS』トークコーナーからはアイナ役の諸星すみれさん、マノン役の宮本侑芽さん、ナーデレフ役の田所あずささんが登場し、さまざまなコーナーが実施されました。
会場風景&展示
その前に、まずは会場風景を。会場内には座席までのルートにイラストが数多く飾られており、(イラストを見るために足が止まってしまい)なかなかステージ前の席にはたどり着けないレイアウトとなっていました。
落書きコーナーもあり、入場開始前の段階では長谷川唯さんと柳川陽香さんの書き込みのみ。少しレアな写真かもしれません。

ステージ前の座席の横には、武器や衣装の設定画が並べられていました。数は多いものの、すべて撮影できましたので、ここで掲載していきます。
イベント限定『NGS』トークコーナー
トークコーナーからはアイナ役の諸星すみれさん、マノン役の宮本侑芽さん、ナーデレフ役の田所あずささんが加わり、5名によるイベント進行となりました。「年に一度の恒例の会となってきました(諸星さん)」、「出演させていただいて3年目になりますが、1年って早いなとこのイベントで思えます(宮本さん)」と、『NGS』のイベントへの出演を楽しみにしていた様子が伝わってきました。一方、田所さんは初のイベント出演ということもあり、「『PSO2』のイベントに出演するときは1人のことが多くて、今日は仲間がいてくれてすごくうれしいです」と笑顔で語っていたのが印象的でした。
トークはテーマに沿ってお三方が答えたり、雑談で脱線していったりと、ここでしか聞けない貴重な内容がたっぷり。とても文字には起こせないので、興味のある方はぜひアーカイブの映像でご確認ください。

アイナ&マノン&ナーデレフに似合うコーディネート発表
トークコーナーのなかでは、事前に募集したアイナ&マノン&ナーデレフに似合うコーディネートの発表も行われました。諸星さん、宮本さん、田所さんが自身の演じるキャラクターに似合うコーディネートを発表していきました。
アイナ&マノン部門や統一コンセプト部門といった、特別部門の発表もあわせて行われています。
■アイナ部門



■マノン部門



■アイナ&マノン部門

■ナーデレフ部門




■統一コンセプト部門



SP朗読劇&特別ライブ&9月コンテンツ先行プレイ
その後は、SP朗読劇へと移行。公式WEBマンガ『せんとらるっ!』の著者であるふでちん先生による書き下ろしの内容となっています。ちなみに、今回の朗読劇はライブパートと一体化しており、朗読劇から流れるようにライブに入るという過去の朗読劇とは違った展開に。それもあって、今まで以上に楽しく見ることができました。
ここではナーデレフの新曲『Moonlight Resonance』がサプライズ発表! ただ、作曲を担当した柳川さんのコメント発表時に小さなネタバレが発生し、完全なサプライズとはならなかった模様。その様子もアーカイブに残っているので、気になる方は2:28:30あたりからご覧ください。

その後、朗読劇を挟んで、9月2日配信の期間限定緊急クエスト“月下のハーヴェスト”の先行プレイに。今となっては、すでに配信中のコンテンツですね! そして朗読劇に入り、今度は『創世のスターダスト』の歌唱へ。諸星さんと宮本さんの息のあった歌唱に、会場のボルテージが上がっていくのを感じました。



ラストとなる3曲目は『にゃにゃにゃにゃんたしーすたー(オフイベ特別Ver.にゃ)』。諸星さん、宮本さん、田所さん、長谷川さんの4人によるスペシャルライブとなりました。歌詞や曲調もあって、盛り上がりも最高潮に。会場の合いの手も素晴らしく、動画のコメントでも賛辞があふれていました。



濱崎シリーズディレクターインタビュー
イベントを終えた濱崎さんにインタビューを実施。イベントの感想はもちろん、ゲストに諸星さん、宮本さん、田所さんをお呼びした理由、今後のイベントについて、そして今後のアップデートの気になるところなどなど、さまざまな質問をぶつけてきました。10月実装の新システム“アミュレット”については、いろいろ聞きすぎてしまって、少し話を止められてしまいました(笑)。

――本日のイベント(アークスサマーパーティー2026)を終えての感想をお聞かせください。
今年は年間テーマ“5! GO!! BEYOND!!!”を掲げて、エイプリルフールの楽曲企画や、『せんとらるっ!』のショートアニメ化も含めて、『NGS』5周年を全体的に盛り上げていこうという企画を練ってきた1年でした。その上半期の集大成とも言える位置づけのイベントとして位置付けていましたので、ユーザーさんにもすごく喜んでいただけて、ほっとしています。準備してきたコンテンツがこうして大集合して、お祭りのような……規模感としては感謝祭ではないですけれど、気持ち的にはユーザーさんへの感謝をお伝えできる、そんなイベントになったんじゃないかなと思っています。僕自身もすごく楽しかったですし、とてもうれしい1日になりました。
――久々にユーザーさんとお話しされてみていかがでしたか?
これまでのイベントのときとは少し違っていて、ストーリーに関して「よかったです」という感想をけっこういただきました。いつもは、システム面や要望、ご意見をいただくことが多いのですが、今回は最新のストーリーが8月に配信されたこともあり、ユーザーさんから直接「すごく良かったです」とか、「今後のストーリーが楽しみです」といった、非常に良い感想をいただけました。もちろん、要望やご意見もいつもと同じくらいいただきましたので、開発チームと相談を進めていきます。
――それは配信のタイミングの問題が影響しているのか、それともイベントに来てくれるユーザーの層が変わってきたということなのでしょうか?
僕は配信のタイミングのほうが強いのかなと思っています。声をかけてくださった方は、以前からイベントに積極的に参加されている方が多かったので。コンテンツのタイミングもありますし、内容的に今プレイされているアークスのみなさんが好みのストーリーにできていたのかなという手応えは感じましたね。
――今回のアークスサマーパーティーでは、諸星すみれさん、宮本侑芽さん、田所あずささんのご三方がゲストとして登場されましたが、その3人にお声がけしたのは、やはり楽曲があったからでしょうか?
そうですね。今年は『NGS』5周年の楽曲を、“5! GO!! BEYOND!!!”の中で制作したいと思っていました。
1つが、『NGS』5周年を飾るにあたって、それを記念するような、アークスのみなさんが思い出に浸れるような、『NGS』の5年間を感じられるような楽曲(創世のスターダスト)を作りたいというものです。
もう1つが、せっかく曲を作るのであれば、『レアドロ☆KOI☆恋!』的なものがあった方がより周年が盛り上がるなと考えたのが『にゃにゃにゃにゃんたしーすたー』です。
そして、楽曲を制作するにあたってナーデレフの曲がないというのはあり得ないんじゃないかという考えもあり、ナーデレフの新曲を求める声を非常に多くいただいていましたので、3曲目として、ナーデレフの楽曲(Moonlight Resonance)もしっかり作っていこうとなりました。曲調もシティーポップのかっこいい感じで、ナーデレフの大人な雰囲気と言うか、新しい一面を感じられるような楽曲にして、歌姫としての幅を広げるようなことができるとおもしろいんじゃないかということで、その3曲を企画しました。
楽曲と合わせてアークスのみなさんに聴いていただくタイミングとしてはこのイベントが一番いいだろうという思いや、『Moonlight Resonance』もサプライズ的に発表したいという考えもあり、今回のゲスト3名を決めさせていただきました。
――『にゃにゃにゃにゃんたしーすたー』については、最初からエイプリルフール企画にしようというスタートだったのでしょうか。
まず「エイプリルフール企画として“にゃんたシースター”をやったらおもしろくないですか」という話が運営のメンバーからあったのがスタートなんですよ。
まさか、楽曲にするまでの企画になるとは、提案してくれた運営のメンバーも思ってはいなかったんです。せっかく“エイプリルフール”をやるのであれば、盛り上げられるだけ盛り上げようと考え、楽曲企画と合わせたものにしようと進めました。今までも周年などのイベント時は無料SGスクラッチや無料ACスクラッチで新しいアイテムをご提供できていましたが、そこで得られるアイテムに、なんらかの意味合いや思い出を追加できたらなという思いもありました。
例えば制作した楽曲のミュージックディスクを用意したり、長谷川唯さんに担当してもらった振り付けのロビーアクションを制作して、みんなで集まってその楽曲を流しながら踊ってみた動画を作れたらいいなと。コミュニティの幅を広げる・活性化させることにもつなげられるというところもあったので、せっかくやるなら楽曲も含めてやった方が、より楽しんでいただけるのではという思いがあったのです。
それが“にゃんたしーすたー”のスタートですね。なので今日、宮本さんが「これはなんですか」とおっしゃったときに「エイプリルフールだからです」とお答えしたんです。なぜなら、スタートがエイプリルフール企画ですから。
――それがちょうど『NGS』5周年という節目のタイミングとも重なったわけですね。
そうですね。2月から“5! GO!! BEYOND!!!”が始まって、4月のエイプリルフールで盛り上がって、その勢いのまま“真・超星譚祭”や“超・夢幻祭”までつなげられるというところもあったので、より周年を盛り上げられたと思います。
――今回のイベントは楽曲や朗読劇が中心でしたが、飲食系の企画も上がっていたりはしたのでしょうか?
そのあたりも企画段階ではあったんですが、やはり夏場のこの時期に食べ物を扱うというのが、少しデリケートなところがあって、泣く泣く断念したんです。
――検討はされていたんですね。
そうです。なので、冬のイベントのタイミングであれば、会場や施設でお出しいただいたりということがあるので、そちらのほうがユーザーさんに安定して提供できるんじゃないかとは思っています。
――ゲーム本編のほうでは、ダリオ・ルデアンの映像が初公開されましたが、ユーザーさんのリアルな反応を見ていかがでしたか?
悲鳴のような「うわあ!」というリアクションがあったのが印象的でした。とくにフィールドを何度も殴るシーンで声が大きかったですね。
やはり一度配信すると、ユーザーさんは何度も戦うことになります。そこに対してどういう新しい楽しさを提供できるかを考えたときに、少しインパクトのある、ちょっと極端な調整にすることで、ユーザーさんがそれを覚えてくださったり、「これはまずい攻撃だな」と印象づけられる部分もあると思っています。ですから、(フィールドを何度も殴るシーンは)意図的に制作しています。派手にすることで、今までと全然違うぞという印象を持っていただけると思いますし。今回も動画で後半のテロップが出たあとに紹介したアクションは、ほとんどが新しいアクションです。
――実際にプレイしての難易度については、どのあたりを想定されていますか?
位置づけ的には、高難度ルーサーやソラス・クリプトと同じくらいの難易度感では作っています。ですが、比較的簡単にクリアできるクラスと、少し時間がかかるクラスが出てくるのではないかとは思ってはいます。ただ、このような高難度ダークファルスは引き続き継続して配信していきますので、得意なクラス・苦手なクラスのバランスを全体で取っていければと考えています。
――次回の“NGSヘッドライン WAVE”で紹介される新システム“アミュレット”について、現時点でお話しいただけることはありますか?
システム的には、クラス由来のスキルが使える新たな装備カテゴリです。アミュレットは装備できる枠があって、その枠ごとにアイテムの獲得を目指していただくようなものを予定しています。
例えば1枠目に関しては、(のちの実装で)上位のアミュレットは出ませんので、1つ目の枠のアミュレットを今年の10月ごろ、あるいは年末くらいまでに獲得・強化していただければ、その枠は更新が入らないので、ずっと使い続けていただける装備になるように設計しています。今までのアイテムとの違いはそこですね。
――枠は最初の段階では1枠目が空いた状態で、例えば少し先に2枠目のアイテム実装と合わせて解放されるというイメージでしょうか。
枠については少し長いスパンで実装していく配信計画を考えていますので、10月に1枠目が来てすぐに2枠目の解放という実装ペースではありません。
――仮に、HPが伸びていくアミュレットとPPが伸びていくアミュレットのように、複数の選択肢があって、ユーザーさんが選んだものを強化していけるというイメージでしょうか。
イメージ的には、クラスに紐づく能力を持ったアミュレットが複数あって……という感じです。ただ、ハンターじゃないと使えないといったような、クラス縛りがあるわけではありません。ハンターに適したものはあるものの、それをレンジャーで装備しても問題ない作りになっています。特殊能力的な部分を厳選していくような仕組みになっています。
――入手方法は、基本的にはドロップでしょうか?
はい、そうです。基本的にはドロップしたものをそのまま装備できます。まずアミュレットを取ったらアミュレット枠に装備いただいて、違う種類のアミュレットを狙ったり、同じ系統のアミュレットの厳選を進めるといったサイクルになります。少し話し過ぎているので、今日はここまでで。さらなる詳細は以降の『NGSヘッドラインWAVE』などで紹介します。
――ロードマップに記載されていた新アクションシステムについてはいかがですか?
年末のロードマップのタイミングで、もう少し具体的な内容をお伝えできるように準備を進めています。

――夏のイベントが終わりましたが、次回に関しては例年通り冬の実施は検討されていますか?
現時点では実施する方向で計画しています。ただ、適した会場がちゃんと確保できるかという問題がありますので、それも踏まえて実施規模は昨年までと少し変わる部分もあるかもしれません。
――内容としては“ラインストライク”の大会など、基本的なところは変わらずということでしょうか?
ラインストライクの大会とタイムアタックの大会は、基本ラインとしては変わりません。去年の“ラッピーダービー”のようなものや、もう少し踏み込んだ企画も検討していきたいですね。
――過去には飲食やアパレルとのコラボなどもたくさんやられていたと思いますが、今後そういった展開は予定されていますか?
そうですね。例えば来年の『PSO2』15周年のタイミングで、何かそういう取り組みができるといいんじゃないかなという思いはありますね。
――今お話しがあったとおり、2027年が『PSO2』15周年で、かつ『ファンタシースター』シリーズ40周年でもあるメモリアルイヤーですが、そこに向けて今お話しいただけることはありますか?
今年、けっこうハードルを上げてしまったなというのは正直あります。楽曲もこれだけ豪華に制作してしまいましたし……。まずは今年の勢いというか、上げたハードルを落とさないようにするというのはまず1つあります。
『NGS』の中でも『PSO2』15周年にちなんだ配信を計画しています。『ファンタシースター』40周年に向けて何らか嬉しい情報がお伝えできるよう準備も進めていますので、アークスのみなさんへの新しいアップデート内容やサプライズ、喜んでいただける要素を提供できればと思っています。
――過去にプレイしていたけれど、今は少し離れているというユーザーが戻ってきたくなるような施策、例えば昔のクエストに近しい何かや懐かしいキャラクターが登場するような展開も視野に入れているのでしょうか?
『PSO2』のキャラクターを出すという点については、何がどこまでできるかというのはまだ話し合いが続いているんです。世界観的には地続きですし、イベントのタイミングなどでゲスト的に出てくると、少しわかりにくくなってしまう懸念もあるので、慎重に考えていかないといけないなと思っています。
ただ、コンテンツ面で言うと「『PSO2』、懐かしいな」と感じていただけるものは、みなさんにご提供できるのではないかと思っています。
――『PSO2』としては15周年ですが、シリーズとしては40周年ですから、『ファンタシースターユニバース(PSU)』などのシリーズ作品の要素があったりしたら楽しいなとも思います。
『PSU』に関しては今年(2026年)が20周年になります。『NGS』側で何かしらの実装をするのは少しあとになりますが、今その20周年用の企画を『PSO2es』も含めて準備しています。
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— PhantasyStarOnline2 (@sega_pso2) August 31, 2026
『#PSU』祝20周年🎉
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本日、『ファンタシースターユニバース』は
PlayStation®2版とWindows版の日本発売から20周年を迎えました✨… pic.twitter.com/zTB2vWSyrR
――最後に、アークスのみなさんへメッセージをお願いします。
僕が『NGS』のディレクターを始めるにあたって、『PSO2』は「10年やるぞ」と言って酒井(酒井智史ブランドディレクター)が始めて、そのときの僕は「10年って本当かな、そんなにいけるものなのか」と思っていました。でも気付いてみればおかげさまで、14周年を迎えることができました。本当にありがたいですね。
じつは『NGS』の企画をスタートしたのは『PSO2』が5~6年くらいのタイミングで、EP5と並行して動いていました。まだ10年継続する前でしたし、10年はけっこう大変だぞ、と思っていました。なので『NGS』は「まず5年やろう」というのが1つの目標になっていたんです。最初の5年でしっかりユーザーさんに楽しんでもらう内容にすることで、さらに先も見えてくると考えていました。
結果として、今年『NGS』は5周年を迎えることができたので、最初に掲げていた目標は達成することができました。当初予定していたものとは変わった部分もありますが、それでも今の僕たちができる中で、ユーザーのみなさんに最大限楽しんでいただけるものを、次の6年、7年、さらにその先まで目指せればという気持ちで今も準備をしています。
現在の『NGS』は当初企画していたものとは変わった部分もありますが、それによって今年の『にゃにゃにゃにゃんたしーすたー』や『創世のスターダスト』、『Moonlight Resonance』と出会えましたし、今日のこの日をユーザーのみなさんと迎えることができました。これからみなさんにお届けするコンテンツの開発や、『NGS』起案時に計画していたようなアップデートの再検討にもつながっていますので、新しい可能性・選択肢をユーザーさんにもっともっと感じてもらえるようなアップデートを続けていきます。
『NGS』6周年、『PSO2』15周年、そしてさらにその先へもしっかりつなげていきたいと思っておりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。




































