みなさんこんにちは。気づいたらコラムを掲載せずに2週間も経っていた。な……何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。ポルポルくんオッシーがコラム60回目をお送りします。

このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。試写会情報だから超ネタバレ注意。
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劇場でしか観られない「16分間の特別映像」とは! ⋯⋯Youtubeで観られるんかい!【バックルームズ】
・映画『バックルームズ』
とうとう公開された映画『バックルームズ』。
早速、バックルームズをYoutubeで見て知っていた息子と鑑賞。
小さめの劇場ではあったけど、まさかの満員御礼。誇張じゃなくて、本当に満員だった。(何故なら、ウチらが取ったのが最後から2、3席目だったから⋯⋯)
とはいえ、実は筆者は試写会で観たので、ニ回目の鑑賞。
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とうとう公開された映画『バックルームズ』。
早速、バックルームズをYoutubeで見て知っていた息子と鑑賞。
小さめの劇場ではあったけど、まさかの満員御礼。誇張じゃなくて、本当に満員だった。(何故なら、ウチらが取ったのが最後から2、3席目だったから⋯⋯)
とはいえ、実は筆者は試写会で観たので、ニ回目の鑑賞。
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ただし、試写会は字幕版だったのと、“劇場公開だけの16分間の特別映像”はもちろん初見だった。
※まあ、調べたら米国での劇場公開後に、Youtubeで公開されてたみたいだけど⋯⋯。
とはいえ、日本語吹替版はもちろん日本劇場公開した観られないやろがい!
本編のレビューは後日アップしようと思うんだけど、それに先んじて、この“16分間の特別映像”について感想を書いていこうと思う。
石川界人が最初にやられるだけのモブをやるはずが無い【バックルームズ】
まず、『バックルームズ』本編は、“N(ナレン)・ウォーン”という人物のPOV映像から始まる。
お馴染みのバックルームズ世界に迷い込んだ哀れな犠牲者第一号として、とにかく説明無しに出てきて、ただやられるだけの、ホラー映画でよくある導入。
試写会で観た時も、まあよくある演出だと思いながら観ていた。
その後、本編内で主人公のクラークがナレンの社員証を見つけるくだりはあるんだけど、それだけ。
これもよくある、“犠牲になった前任者(ってわけでもないけど)の足跡を見つける”っていうテンプレ展開だと思って観ていたのよ。
そんで劇場に行って吹替版を観始めたら⋯⋯。
ん⋯⋯? このナレン(という名前すら忘れていた)からめっちゃイケボするんだけど!?
声優はあんまり詳しくないものの、カミさんが声ヲタなので、これが誰か有名な男性声優であることは分かる!
※最後に日本版クレジットで、それが“石川界人”であることが分かった。石川界人プロやろ? ワイでも知っとるで! 『エスカ&ロジーのアトリエ』の石川界人やろ!? 内田真礼たその旦那やろ??
なんやこんな、ぽっと出の犠牲者モブにこんな有名どころ使うなんて、本国で超大ヒットしただけあって、お金かかっとるのう⋯⋯。
そんなことを思いながら本編を観始めたわけよ。
試写会以降はまったく情報を入れていなかったので、“16分間の特別映像”がどこに流れるのかも知らなかった。というか冒頭だと思っていた。
そしたら、冒頭に「エンドロール後に映像流れるから帰らないでね」と親切にもアナウンスが。まあ元々エンドロール後に照明付くまでは立たない派だから、もちろん最後まで観るけどね!
そうして本編を観終わって、さあくるぞとワクワクしながらエンドロールを眺めていたのよ。
エンドロール後ってことは、本編の後の話なのかなぁ⋯⋯? あんな感じになったメアリーが、今度はエンティティとして出てきたりするんかな⋯⋯?
と思ったら、再び石川界人プロの声が!
なんと、“16分間の特別映像”は、冒頭のモブ犠牲者(と思われていた)ナレン・ウォーンの話だったのね!(本編冒頭のエンティティから逃げ惑うナレンの、追われる前の話)
そりゃ単なるモブに石川界人プロ使わんわな! ナレン、前日譚の主人公だったんか、ワレ。
めっちゃわかる~~~! 埋まってるオブジェクトが、どこまで埋まってるのか気になる~~~!【バックルームズ】
そんで特別映像の内容なんだけど、ナレンは本編でも出てくるSCP的な組織“ASYNC”の一員だった。(それすら、ようやく特別映像見て気づいたレベル)
この組織は、バックルームの調査をしている団体なのよ。目的は不明。
本編でもフィルってオッサンがバックルーム内の監視をしていたり、生還したメアリーにヒアリングしたりしてたけど、とにかく調査をしていることしか分からん。
そんなASYNCの一員であるナレンは、他の同僚と(多分エラい感じの)研究者と一緒にバックルームに日夜潜っているらしい。
そんで見つけた“在庫一掃処分セール”(本編の家具屋にも出てくる)の看板について調査を行う様子が描かれている。
本編でも、頻繁に出てくる表現として、“オブジェクトが埋まっている”のがあるのよ。
例えば、靴がつま先だけ埋まって踵の方が浮いていたり、マネキンが上半身だけ床から出てたりする。
たまに、前衛的なアート彫刻とかであるやん? 一部分だけが露出している無機物のアート彫刻。あんな感じ。
本編の方でも強く感じたんだけど、『バックルームズ』って非常にゲーム的な要素・表現が散見されるんだよね。
というか、そもそも扉(という言い方が正しいか分からないけど)自体が、昔のRPGゲームのデバッグでいうところの“壁抜けチェック”やん?
それでいうと、色んな無機物が壁や床に埋まっている表現って、3Dゲームの“オブジェクトが埋まってしまう”状態なんじゃないかな。
ゲーマーなら一度は、敵が壁にハマって当たり判定が壁に上書きされてクリアできなくなった、みたいな経験あると思う。
話は戻るけど、ナレン君たちはその“オブジェクトはまり”を真面目に調査している部隊なわけ。
確かに、床に埋まったオブジェクトが、どこまで埋まってるのか=“床を貫通してめり込んでいるのか”or“床面で切り取られて消失しているのか”、気になるっちゃ気になる!
それを真面目にナレン君たちが調べたところ⋯⋯、“床を貫通してめり込んでる”っぽいです!
いや、それが分かったからなんなんだよ、とお思いでしょうが、これが演出としてめっちゃいいのよ。
本編を通して、鑑賞しているこっちとしては、頭に“???”ばっかり浮かんでいるわけ。
なんとなくの解釈は個々人で持ちつつも、明言されない部分が多いから、とにかく、飲み込みにくい食べ物を必死に頭の中で咀嚼しながら、エンドロールで余韻に浸っているわけよ。
そんなところに、いきなり大真面目に“床面で切断したら断面が見えたので、埋まっているっぽいです!”みたいなことやられると、なんか不確かな要素しか無い本編に一筋の光明が見えたような気がしてくるんだよね!
まあ、冷静になって考えると、「それが分かったからなんなんだよ」なんだけどさ⋯⋯。
これをエンドロール後の特別映像として持ってくるケイン・パーソンズ監督(弱冠21歳)はやっぱすげえわ⋯⋯。

『貞子vs伽椰子』ばりに、「訳わかんねーもんには訳わかんねーもんをぶつけんだよ!」精神。
『バックルームズ』観た人の8割が「天信号」でググる説【バックルームズ】
そんでナレン編のラスト(本編でエンティティに追われる前)、謎のブラウン管テレビを見つける一行。
そこには、おそらく中国語で“天信号”という文字と、謎の映像がループで流れている⋯⋯。
そこに襲いかかるエンティティ(暗くて見えないけど多分)! でナレン編は終わる。
頭の許容量を超えた???を抱えた鑑賞者が劇場を出た後にすること⋯⋯それは、最後に見た言葉をググること⋯⋯。
ということで、おそらく『バックルームズ』を劇場で観た人の8割が“天信号”でググったことでしょう⋯⋯。
はい、もちろん筆者もやりました!
そしたら、ほとんど情報が無いのよ! “天信号”ってなんやねん!
そこはインターネッツに詳しい筆者は、アレやコレやで調べましたとも。
多分、中国語やろ? でも“天信号”という単語は中国語には無いらしい⋯⋯。“信号”、“映像”とかで調べるか⋯⋯?
見つけました! インターネッツって凄い!!
正解は⋯⋯(いやググっただけだからもったいぶる必要もないけど)、“天信号”でした!
“天”じゃなくて“无”だったのね!
无信号(ウー・シン・ハオ)=信号無し=no signal。
中国のテレビで信号が受信できない時に表示されるフレーズだって。
QED! 謎はすべて解けた! 『バックルームズ』考察完!
⋯⋯あれ、なにを悩んでたんだっけ⋯⋯?

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