電撃オンライン

【10点】『サイレントヒル:タウンフォール』初回クリアは13時間、社会性を感じるストーリーを高評価。謎解きは難しいが、そこがイイ!

文:Ak

公開日時:

 コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)より9月24日にPS5/PC(Steam、Epic Games)で発売予定の『SILENT HILL: Townfall(サイレントヒル:タウンフォール)』の先行レビュー記事をお届けします。


 この記事では、主に謎解きやストーリーに注目したレビューをお届け。戦闘やステルスに関しては別記事(近日公開)で紹介するので、合わせてご覧ください!


 結論として、謎解きやストーリーについては自分の好み(謎解きの難しさも含めて)と合致しており、おすすめ度は10点満点。バトルやステルスを中心としたゲームシステムについては総じて完成度が高く、おすすめ度9点としています。

読者レビューに投稿する
※この記事には『サイレントヒル:タウンフォール』のネタバレが含まれています。

謎解きの難易度はかなり高め! ノーヒントで解けたら自慢していい【『サイレントヒル:タウンフォール』レビュー:おすすめ度10/10点】


 『サイレントヒル:タウンフォール』は、「サイレントヒル」シリーズのなかでもステルスや謎解きの比重が大きい作品になっています。


 謎解きの難易度は全体的に高め。序盤はそこまででもないですが、中盤以降は謎解きの難易度が跳ね上がる印象です。番号を暗記する系の謎解きも多いので、周回プレイに備えて番号などをメモしておくのがオススメ!


 とくに難しいと感じたのが、上記のコンソールを操作する謎解き。画面の指示に従ってコンソールのボタンを押していくわけですが……ボタンを押す個数に制限がないので、選択肢が多すぎて迷う!

 しかもこの謎解き、ほかにもトリッキーな仕掛けが多くて、全部解くのにかなり苦戦しました(笑)。正直ノーヒントで解けた自分を褒めてやりたいくらいで、達成感がすごかったです。


 具体的な解き方が分からなくても、総当たりで解ける謎解きもありました。何ケタかの番号が必要な謎解きで、最後の1個の数字が分からなかったので総当たりで番号を入力したことも。


 もちろん「サイレントヒル」シリーズらしく、あらゆる謎解きには心理的なバックボーンがありそうな感じがします。単に謎を解くだけでなく、そこに使われているキーワードなども読み解く考察的な楽しさも味わえます。

謎が多すぎるストーリーには社会性を感じる!【『サイレントヒル:タウンフォール』レビュー】


 スコットランドの孤島・セントアメリアに漂着した主人公・サイモンが、何かに導かれながら町を探索していくのが物語の導入。

 登場人物たちの内に秘めた罪悪感、後悔、トラウマ、抑圧された欲望や恐怖などが物語の核となっているのは、従来の「サイレントヒル」シリーズと同様です。


 シリーズ中でも主人公のバックボーンや周囲の人物の関係性に謎が多いです。勘のいい人であれば序盤からサイモンの正体に気づけそうな伏線もありますが、実際に多くのユーザーがそれに気づけるのは中盤以降になると思います。

 その謎のどれか一つでも紹介すると大きなネタバレになりそうなので多くは語れません……というより、まだ全エンディングを見られたわけではないので、筆者にもよく分からない部分が多いです(笑)。

 ちなみに筆者の場合、初回クリアにかかった時間は13時間ほど。2周目以降は謎解きをメモっていたのもあって、数時間ほどで周回できました。


 主人公のサイモン以外に重要な人物が、ゾーイとリチャードの2人。衝撃的なのが、彼らを操作するパートもあるということ! とはいえトリプル主人公というわけではなく、あくまで物語を別視点で見るイメージです。

 ゾーイはステルス寄り、リチャードは戦闘寄りのパートになっている印象で、サイモンの操作パートとはまた違った魅力を感じましたね。


 『サイレントヒル 2』の先入観もあり、てっきりサイモンとゾーイが恋人関係で、それがこじれて何かあったのかと思っていたのですが、読み進めるなかで見えてきた関係性はどうもそんなシンプルではない様子。

 従来の「サイレントヒル」シリーズは、比較的キャラクターごとのパーソナルなトラウマがテーマになっていたと思いますが、本作はかなりテーマに社会性の高さを感じました。


 『サイレントヒル f』ほど周回前提の作りにはなっていませんが、1周してから序盤のファイルを読んでみると、また違った印象も受けますね。

 何気ないシーンや台詞も伏線のようなものが多数あって……考察しがいがあります。

探索要素は従来シリーズと同様! 謎のアイテムは何に使う?【『サイレントヒル:タウンフォール』レビュー】


 探索要素は従来の「サイレントヒル」シリーズと同様といった印象。ストーリー進行以外で必須ではない探索に関しては、しっかり行うと回復アイテムなどに余裕が出ます。

 全体的には回復アイテムの数はそこそこシビアなので、とくに戦闘に自信がない場合は探索をしっかり行ったほうがよさそうです。


 序盤に探索することになるセントアメリアはサイレントヒルと似た存在で、あまり広くはない町ですが、探索できる建物もそれなりにあります。

 ストーリーの進行によって裏世界に変異するのも同様で、同じマップでも表・裏で感覚的には別マップになります。


 やり込み要素としてはファイルの収集などがありますが、なかでもある“ハガキ”が印象的。おそらく何かエンディング分岐に関係するものと筆者は予想していますが……まだ全部集められていないので、集めきったときに何があるのか楽しみです!

 謎解きの難易度が高い分、誰かといっしょにプレイすると盛り上がりそうな本作。実況プレイなども盛り上がりそうですね。ぜひみなさんも、(可能なら)ノーヒントで挑戦してみてください!

電撃オンライン読者レビュー募集中


 電撃オンラインでは、読者による点数付きレビューを募集中です。おすすめしたいゲームがあったら、ぜひ投稿お願いします。

【注意事項(2026年9月時点)】
●投票は1人、同一作品に対しては月1回までです(月が変わったら再投票可能)。同一作品について月2回以上の投票があった場合、無効票とします。

●特定のゲームを他の人におすすめしたい方のみ、10点満点中でおすすめ度を記入してください。
(5点以下は、おすすめしたくないということなので、回答不要としています)

●入力いただいたハンドルネームおよびコメントは、文字数等を編集のうえ電撃オンラインほか、当社の刊行物、Webサイト、イベント等にて紹介する場合があります。

読者レビューに投稿する

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この記事を共有

公式SNS