ランド・ホーが開発を担当し、長年にわたり多くのファンに支持されてきた『ダービースタリオン』シリーズの最新作、Nintendo Switch 2専用ソフト『ダービースタリオン2』が、ゲームアディクトより9月24日に発売されます。
本記事はでは、そんなシリーズ最新作の先行レビューをお届け。今回の記事の前段となるエピソードがありますので、気になる方は下記の記事をチェックしてからご覧ください。
本記事はでは、そんなシリーズ最新作の先行レビューをお届け。今回の記事の前段となるエピソードがありますので、気になる方は下記の記事をチェックしてからご覧ください。

意気揚々と新牧場を立ち上げ、イイ感じでプレイを進めていた筆者の前に突然告げられた“破産”の現実。


はい、どうやら調子に乗って、2年目にちょっと高い種牡馬を種付けしたのと、調教の進め方や第2子の入厩などに気をとられていて残り資金の確認がおろそかになっていたのが原因のようです。
持ち馬が何頭も入厩するとそれだけお金が多くかかるんですよねえ……そのあたりの感覚を失念していました。
残金マイナス。これでゲームオーバー、最初からやり直しだああああああああ……と途方に暮れていたら……。

銀行さんが助けてくれる! なんと本作、破産しても“融資”という形で救済があります!
ぶっちゃけ借金なんですが、いったん助かったよおおおおおおお!
……こうならないように、『ダビスタ』ビギナーの方はレガシーモードではなくカジュアルモードから始めるのがおすすめです(最高の反面教師)。
おっかしいなあ……やはりブランクでカンが鈍ってたかなあ……。
気を取り直してメイクデビュー! しかしそれは長い苦闘の始まりであった……【ダービースタリオン2 レビュー】
不幸なアクシデント(?)を乗り越えて、いよいよ愛馬デンゲキスタートがレースデビュー!
1戦目のダート戦は仕上げが甘くて伸び悩みましたが、折り返しの中山芝1800mのレースで見事初勝利。
さあ、ちょっと出遅れたけどデンゲキスタート、このまま快進撃だ! 借金を返さなきゃいけないしガッポガッポ稼ごう! と思ったはいいものの……。




なーんか……勝ったり負けたりで……出世できない……。
なんなら厩舎に調教を全部おまかせした「デンゲキオマカセ」号の方がスムーズに勝ち星を積んでる……。
ただ、どちらの馬もちょっと相手が強くなると無抵抗で負けてしまい、タイトルとは無縁な感じ。
GIとまではいかずとも、重賞くらいはサクッと勝てる予定だったのになあ。そんなに甘くないですね。
重賞勝ちできずに先行プレイ終了!? ちょっと待ってくださいよ!【ダービースタリオン2 レビュー】
この後も何頭かの愛馬を育てますが、成績が物足りない展開が続きます。
そこで種付けの傾向を変えてみたり、血統がよさげな2歳馬をセールで買ってみたりと工夫したけれど、やはり重賞の壁に届きません。
こんなんじゃ牧場をデカくするどころが借金も返せないよトホホ……。
そんな時、状況を変える馬が現れます。
2歳のころ「晩成」といわれ、厩舎の隅でじっくり育てていた馬、「デンゲキオソザキ」です。
血統はデンゲキスタートと同じクリエイターII×ジョリージョコンドの格安血統。
いつか遅咲きしてくれればいいなと、ぶっちゃけそんなに期待していなかった地味な存在の馬でした。
2歳から3歳春までは勝ったり負けたりの目立つ成績ではなかった馬ですが、先行抜け出しの勝ちパターンを身に付けて3歳秋ごろから本格化。
オープン馬となり、ついには重賞でも上位人気に顔を出すようになります。


ほかにもっとお金をかけた馬もいたはずなのに、この馬が頭角を現してくるのには正直びっくり。
そしてついに……。

GII中山記念を制覇! シックスペンスやリアルスティールといった強敵たちを堂々破って堂々の重賞初制覇です。やったー長かったー!
この馬はその後もGIII函館記念を制するなどの活躍を見せ、DOL牧場に多額の資金をプレゼントしてくれました。
はい、お金ができたということは……。

そう、借金完済です!! どんなに苦しくても1頭大当たりすれば何億も稼げて取り返せる、すばらしき牧場経営!
借金を返してもまだ資金が余っていたので、勢いで牧場設備を増強したり、従業員を増やしてみたり。
絶望的な破産事件を乗り越えて、次なる目標はG1制覇ですね! 日本ダービーも海外レースも勝ちまくりたい!
……と、ヤル気がみなぎったところで今回の先行プレイはここまで。


【プレイ雑感】これは間違いなく『ダビスタ』!【ダービースタリオン2 レビュー】
ずーっと楽しく遊んできましたが、こうしてちょっと落ち着いて振り返ってみると、改めて本作は『ダビスタ』なんだなと感じます。
旧作をやりこんでいた筆者にとって、プレイ感覚がとても手に“馴染んでいた”んですよ。
もちろん、旧作からの変更点や新規追加要素は多いのですが、基本的なゲームの流れやシステムはしっかり踏襲されている安心感がありました。
さらに、わかりにくい用語は用語辞典で確認でき、競馬や『ダビスタ』の知識は“ダビスタチャンネル”で楽しく学べるなど、サポートの手厚さも特筆モノ。
これにより競馬ビギナーはもちろん、筆者のような浦島状態の旧作プレイヤーも心配なく遊べます。
ちなみに、重賞を勝てたデンゲキオソザキ号は調教もレース選びもすべて調教師におまかせした馬。
図らずも“おまかせ調教”の有能さが証明されたので、調教に自信のない方はガンガン調教師にまかせちゃってよさそう!
個人的に気になっていたレースの“3Dセルルック”や実況音声も、リアルの競馬を見慣れてる筆者から見て違和感がゼロ。
4コーナーから直線に至る各馬の動きは不自然さがまるでなく、素直にゴール前の熱戦に没入させてくれます。
逃げ馬が不自然に潰れたり、差し馬がまったく届かなかったりというような理不尽な展開はほぼなく、脚質による極端な有利不利は感じませんでした。
ちなみに、実況はラジオNIKKEIでアナウンサーを務める小塚歩さん。毎週末のJRAの競馬実況を担当されており、その声に聞き覚えのある方も多いでしょう。
地方競馬交流競走の充実も、レース選択の幅が広がってプレイヤーとしてはうれしい要素ですね。
今回は芝だと切れ味がちょっと足りないダート馬をよく生産していたんですが、地方GIへの参戦がいい選択肢になってくれました。
破産などのトラブルはあったものの、最終的に【格安種牡馬】×【初期繁殖牝馬】を配合した産駒で重賞を勝てた夢のある先行プレイとなりました。
こういう配合の奇跡を体験すると、『ダビスタ』のおもしろさ、競馬の奥深さを再確認できますよね。
みなさんも王道の競馬SLGである『ダビスタ』を通して、競馬の持つロマンと魅力にぜひ触れてみてください。
シリーズに思い入れのある方も、競馬はよく知らないという方も、『ダビスタ』をおともにこれから始まる秋競馬を一緒に楽しみましょう!






















