『幻想水滸伝 STAR LEAP』第3章では、チャオ(主人公)たち一人ひとりに”何を守るために戦うのか”という覚悟が問われていきます。

仲間を救うため危険を承知で前へ進む主人公、自分なりの誇りを胸に戦うことを決めるシーリーン、友を止めるために成長しようとするカミラ。そして物語が仙郷シャンピアへと舞台を移すと、今度はラチャナたちもまた、それぞれの決断を迫られることになります。

圧倒的な強敵テンリュウを前に、主人公オたちはどのような力を手にし、どんな決断を下していくのか。新たに描かれる修行や忍びの里ロッカクでの出来事を含め、第3章の見どころを紹介していきます。
※この記事には『幻想水滸伝 STAR LEAP』のネタバレが含まれます。
索引
閉じるヒスイを助ければ、自分たちの里まで危険にさらす可能性がある。それでも主人公は里の一員としてヒスイを見捨てずに戦う道を選びます。

一方、シーリーンが見つけたのは、リヤハの一族が重んじてきたものとは異なる、自分自身の誇り。一族の誇りよりも里や仲間を守ることを大切にし、ある重大な選択を行うことになります。

そしてカミラは、友である●●(ネタバレ自粛)を止めるため、自分自身がもっと成長する必要があると考えて学園へ戻ることを決意。

立場も答えも違う。しかし共通しているのは、誰かに決められたわけではなく自分自身で大切なものを見極め、選んだということです。

第3章では、この”覚悟”というテーマが物語の進行とともに、さらに多くの人物へと広がっていきます。
十年かかる修行をわずか一日で!? 主人公とラチャナが挑む”荒行”
3章の物語が進み、三日後に迫ったテンリュウとの戦い。圧倒的な実力差を覆すため、主人公たちはアウンの知恵を借りて策を練ることになります。
そこで重要になってくるのが、シャンピアの人々が操る、ある力です。
テンリュウへ立ち向かう力を得るため、主人公にはあまりにも過酷な修行が課されることになります。

主人公に課されたのは、わずか一日のみの無謀な修行
主人公が挑むことになったのは、更なる力の習得。しかし、本来これを身につけるには十年もの歳月が必要とされています。
対して、アウンが主人公に与えた時間はわずか一日。
そこで挑戦するのが、歴史上いまだ誰一人として最後まで成し遂げた者がいないという荒行です。
十年かかる技術を一日で習得するという無茶な条件を突きつけられながらも、それでも仲間を守るために挑む主人公。やるかやらないかではない、やるしかないという覚悟が垣間見えます。


ラチャナに求められるのも”掟を破る覚悟”
もちろん、試されるのは主人公だけではありません。
主人公の修行を導く役目を担うのがシャンピアの師範代・ラチャナです。
しかし、シャンピアの人間ではない主人公へ力を伝授することは、本来ならば認められていない行為。主人公の師母になるということは、ラチャナ自身がシャンピアの掟を破ることを意味します。
それでもシャンピアを守るため、ラチャナは主人公を導く道を選択。
主人公が力を身につけられるのかという試練に挑んでいる裏で、ラチャナもまた掟を守るのか、それ以上に大切なものを守るのかという選択を迫られているのが印象的でした。
”総師範とはシャンピアを守る親である”ラチャナが背負う責任
修行のなかでも特に印象に残ったのが、最後の試練を前に主人公とラチャナがゆっくりと言葉を交わす場面です。
テンリュウの襲撃に対して、強い責任を感じているラチャナ。

そんな彼女が思い出すのが、師父の口癖だったという「総師範とはシャンピアを守る親である」という言葉です。
この場面ではシャンピア全体を背負う責任の重さが垣間見えます。
自分はシャンピアを守れているのか。守るためには何をすべきなのか。
個人的には、修行が主人公の成長だけでなく、ラチャナの内面を知るエピソードにもなっているのがよかったです。

修行の先で待ち受けるヴァヴァルとさらなる試練
過酷な修行を乗り越えたからといって、すぐに一息つけるわけではありません。
主人公たちの前に現れるのが、巨大な猿のような姿をした”ヴァヴァル”。その襲撃によって温泉は崩壊し、主人公は激しい濁流へと飲み込まれてしまいます。

さらに修行を始める前、アウンは主人公へ一通の手紙を預けていました。そこに書かれていたのは、力を習得できたならラチャナと協力してヴァヴァルを倒せ、という新たな指示。
濁流に流された主人公は、とある場所で忍びの女性と遭遇。その出会いをきっかけに、忍びたちが暮らす”ロッカクの里”へ向かうことになります。
続きは後日!