『進撃の巨人3』インタビュー。やり込み含め70時間以上の大ボリューム! 前作の“彼”生存説など注目の話題を直撃

文:Ak

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 12月10日にPlayStation 5 /Nintendo Switch 2/XBOX Series X|S/PC(Steam)で発売予定のタクティカルハンティングアクションゲーム『進撃の巨人3』のインタビュー記事をお届けします。

▲鈴木英生プロデューサー

 前半のインタビューでは、主にストーリーや前作から進化したポイントについて聞いていきます。前作の“彼”の生存説や新たに描かれるストーリーの魅力について聞いているのでお見逃しなく!

 なお、後半のインタビューではバトルや育成要素について聞いているので、合わせてご覧ください。

ストーリークリアだけでも30~40時間ほど! やり込み含めるとボリュームは膨大【進撃の巨人3インタビュー】


――前作『進撃の巨人2』『進撃の巨人2 Final Battle』のリリース後、ユーザーからの反響を受けて“次回作で実現したい”と考えていたアイデアはありましたか?

鈴木
『進撃の巨人2 Final Battle』まで開発を進め、ユーザーのみなさまから本当に多くのフィードバックをいただきました。その中で特に感じていたのは、やはりコンバット(戦闘)部分にまだまだ大きな伸びしろがあるということでした。


――前作までのアクション性も非常に完成度が高かったですが、具体的にどのような部分を伸ばそうと考えたのでしょうか?

鈴木
ゲーム自体は、『進撃の巨人』のファンで“アクションゲームがあまり得意ではない”という方でも爽快に遊べるよう基本システムを組み上げてきたのですが、一方でプレイする中でどんどんスキルを上げて成長されていく方も非常に多くいらっしゃいます。そういった熟練のプレイヤーに向けて、より高い自由度で立体機動装置を駆使し、巨人と対峙して倒せるような“アッパー(上級者向け)の伸びしろ”やアクションの深みをしっかりと取り入れたいと考えていました。今回、上手い人が自由自在に立ち回れる要素をふんだんに盛り込んでいます。

――アクション面以外で、特に実現したかった要素はありますか?

鈴木
前作の『進撃の巨人2 Final Battle』で“壁外奪還モード”というモードを実装し、非常に好評をいただきました。これをさらに発展させ、単なるモードにとどまらず、オープンフィールドで進撃の巨人の世界観を丸ごと体感できるような“壁外調査”というコンテンツとして落とし込みたかったんです。拠点での生活や日常パートも含めて『進撃の巨人』の世界に入り込んで遊んでいただく体験を実現できたのは、今回一番やりたかったことでもあります。

――『進撃の巨人』のストーリーが最初から最後(アニメのラスト)まで入っているとのことですが、ボリュームは前作と比べてどのくらいになっていますか?

鈴木
ストーリー部分だけを初めから終わりまで一直線にクリアしたとしても、だいたい30時間から40時間程度を見込んでいます。それだけでもかなりのボリュームですが、今作で用意しているさまざまなサブコンテンツや“壁外調査”も含めてすべてコンプリートしようとすると、おそらく60時間から70時間以上はかかる計算になります。間違いなくシリーズ最大級のボリューム感です。

――メインストーリー以外にも、キャラクターごとの見どころは用意されているのでしょうか?

鈴木
はい。メインストーリーの軸とは別に、アニメに登場する各キャラクターたちと親密になって仲良くなることで解放されていくイベントシーンや、そのキャラクターから直接依頼される“キャラクター固有のクエスト(ミッション)”も多数発生します。各キャラクターを深く掘り下げた体験もあわせて楽しんでいただけます。

――前作『進撃の巨人2』でも体験した序盤~中盤のシナリオは、今作ではどのように“新しい体験”として描かれているのでしょうか?

鈴木
アニメの最初(序盤)から描くという根幹自体は、原作を追体験する作品として外せない要素です。ただ、前作と同じ展開をもう一度なぞるだけになってしまっては良くないと考え、プレイヤーの分身となる“オリジナル主人公”の立ち位置や設定をガラリと変えることで、序盤からのストーリーを完全に再構成(リビルド)しています。

――具体的には、主人公の立ち位置はどう変わったのですか?

鈴木
前作の主人公は、エレンやミカサたち“104期訓練兵”の同期という扱いでした。しかし今作の主人公は、それよりも上の世代――エルヴィンやハンジ、リヴァイといった古参兵に近い世代の調査兵として設定しています。“104期生”たちから見れば“先輩”、“指導役・メンター”にあたるポジションですね。


――104期生の先輩という設定にした狙いとは?

鈴木
狙いは大きく2つあります。1つは前作をプレイされた方に新鮮な気持ちで遊んでいただくため。もう1つは人間関係の深みです。指導役という立場になることで、104期生たちを温かく見守り導くという新しい側面からキャラクターを深掘りできますし、同時にエルヴィンやリヴァイたちとも近い目線で新しい切り口の会話やドラマを描くことができます。

――物語の後半、離脱していくキャラクターたちとの関係性にも影響しそうですね。

鈴木
まさにそこが大きいです。104期生の成長を一番近くで見守り指導してきた立場だからこそ、物語後半で彼らがそれぞれの道を選んで離れていく時の寂しさや苦悩、心に刺さる切なさが、前作以上にプレイヤーの心に強く響くのではないかという狙いも込めています。

――アニメのストーリーはかなり長いですが、それぞれの戦いの配分や密度はどうなっていますか?

鈴木
ストーリー全体を俯瞰して見た時に最も適切なバランスになるよう構成しています。強いて言えば、シリアスかつ怒涛の展開になる後半から終盤にかけては、変に手を抜くことなく感動や熱量とともにのめり込んで味わっていただけるよう、特に熱を込めて丁寧に構築しています。

――アニメを知らないプレイヤーでも、ゲームだけでストーリーをしっかり理解できますか?

鈴木
はい、そこは我々としても一番の狙いとして作っています。極端な話をすれば『進撃の巨人』をまったく見たことがないという方が今作から初めてプレイされたとしても、ストーリー全体の流れや背景をしっかり追って理解していただける、“進撃の巨人・全編の入門編”としても機能するパッケージに仕上げています。

“九つの巨人”戦では攻略性の異なるバトルが楽しめる!【進撃の巨人3インタビュー】


――マーレ編のストーリーはどうなるのでしょう? 主人公がマーレ側に行く場面もあるのですか?

鈴木
マーレ編に入ってから起こる一連の出来事についても、アニメの時系列に沿ってしっかりご覧いただける形になっています。ただし今作は、あくまで“オリジナル主人公の視点”を中心に描くコンセプトを貫いています。そのため、主人公が急にマーレ側(敵地)の兵士になって戦うといった、ゲーム独自に無理やり作ったシチュエーションを入れることはあえて避けています。あらかじめ起こった歴史や出来事として描写しつつ、主人公の軸から物語を正しく理解できるよう工夫しています。

――グラフィック面も前作から大きな変更があったようですね。

鈴木
はい。前作までの“アニメ調(セルルック)”から、よりフォトリアル寄りの質感を強めるという大きな変更を行いました。一番の狙いは、作中における“巨人の恐怖感・不気味さ”を際立たせるためです。間近で見ていただくと、皮膚のシワの寄り方や浮き出る血管の質感までディテールアップされており、圧倒的な異物・恐怖の対象としての不気味さをしっかりと見た目で感じていただけます。


――“九つの巨人”たちの表現やアクションについてのこだわりは?

鈴木
九つの巨人(戦鎚の巨人や顎の巨人など)に関しては、アニメで見られる固有の動きや特徴的な攻撃アクションを再現して落とし込んでいます。例えば戦鎚の巨人であればハンマーだけでなく弓矢を放ってくるような多彩な攻撃をしてきますし、顎の巨人は四つんばいで素早く駆け回り強烈な顎で噛みついてきます。それぞれの巨人が持つ独自のアクションに対して、どう動きを見極めて攻撃や回避を仕掛けるかという、攻略性の異なるバトルを楽しんでいただけます。

――マーレ編以降の人間同士の戦いや、アニメラストの“地鳴らし”や“天と地の戦い”はどのように表現されているのですか?

鈴木
人間同士の銃撃戦や白兵戦もゲーム内でしっかりと描いていますし、パラディ島内で突如無垢の巨人が大量発生する局面もバトルとして取り込んでいます。そして最終盤の超大型“終尾の巨人(最終形態)”との決戦についても、なんと“終尾の巨人の背骨(骨組)の上をフィールドにして、群がる巨人たちと戦う”という非常にダイナミックなバトルシチュエーションとして再現しています。

IFストーリーはなし! 前作の“彼”の生存説は?【進撃の巨人3インタビュー】


――主人公の行動によってイェーガー派に加担するような“ストーリー分岐(IFルート)”はあるのでしょうか?

鈴木
今作では、ゲーム的なIFルートやストーリー分岐は用意していません。アニメのストーリーラインを誠実に追体験することを軸に置いています。ただし、物語が展開していく中で、このオリジナル主人公自身がどのように葛藤し、どういう結末を迎えるのかという“主人公個人のドラマの決着”については、ゲームオリジナルの展開としてしっかり描き切っています。

――前作の主人公は“恐ろしく強い”と話題になりましたが、今作の主人公の強さや性能設定はどうなっていますか?

鈴木
今作の主人公は元々調査兵団で長く戦ってきた古参兵ですので、スタート時点からある程度の高い実力を持っています。ただ、ゲームの冒頭で一度非常に大きな挫折を味わうことになり、そこから104期生の指導役として彼らを教え導きつつ、自分自身も再び這い上がって復活していくというドラマチックな成長構成にしています。能力的には、立体機動装置そのものを自分でメンテナンス・改造できる“技術的な素養”を持った頼れるオールラウンダーです。


――兵団本部での交流要素について、前作から新しく追加された要素はありますか?

鈴木
キャラクター同士の会話イベントを多数用意しているほか、私の個人的なこだわりで“自室会話”という新機能を導入しました。これは主人公の自室に好きなアニメキャラクターを招待して、サシでじっくり会話ができるシステムです。部屋の中でキャラの表情や仕草を間近で観察できますし、会話の中で適切な選択肢を選んでいくことで、さらに深い会話へとつながっていきます。

――前作のセーブデータ連動で、前作主人公と同じ名前の仲間が登場するとのことですが、ストーリーに関わってくるのですか?

鈴木
前作のセーブデータがあると同じ名前を引き継いだ兵士(スカウトキャラ)が登場しますが、直接メインストーリーに絡むことはありません。

――ファンの間では「“彼”が生存していた!?」みたいな反応もありますが……。

鈴木
そこはご想像にお任せということで(笑)。前作を遊んでくださったみなさまの思い入れをそのまま尊重するための立ち位置にしています。彼(彼女)が持っている特殊なスキルを見た時に、「……もしかしてあいつなのか?」と想像を膨らませて楽しんでいただければ幸いです。

商品情報


タイトル:進撃の巨人3
ジャンル:タクティカルハンティングアクション
発売予定日:2026年12月10日(木)
対応機種:PlayStation 5 / Nintendo Switch 2 / XBOX Series X|S / Steam(※XBOX Series X|S、Steamはダウンロード版のみ)
価格:
  • 通常版(パッケージ版 / ダウンロード版):9,680円(税込)
  • TREASURE BOX(パッケージ版のみ):16,830円(税込) ※XBOX Series X|S版はなし
  • SPECIAL TREASURE BOX(パッケージ版のみ):27,830円(税込) ※XBOX Series X|S版はなし
  • Digital Deluxe Edition(ダウンロード版のみ):12,980円(税込)
  • アップグレードパック(ゲーム本編なし):3,850円(税込)

TREASURE BOX 内容

  • ゲームソフト
  • 進撃の巨人3 オフィシャルアートブック
  • 進撃の巨人3 オリジナルサウンドトラック CD
  • 進撃の巨人3 アンブレラマーカー

※数にかぎりがあります。なくなり次第終了となります。
※TREASURE BOXのSteam版には、Steam CD キーが付属します。パッケージ及びディスクは付属しません。
※XBOX Series X|S版でのTREASURE BOX発売はありません。

SPECIAL TREASURE BOX 内容

  • TREASURE BOX(ゲームソフト、アートブック、CD、アンブレラマーカー)
  • 進撃の巨人3 ステンレスタンブラー
  • 進撃の巨人3 立体機動ワイヤー収納型巻き尺
  • 進撃の巨人3 立体機動装置 鞘柄マルチケース

※数にかぎりがあります。なくなり次第終了となります。
※SPECIAL TREASURE BOXのSteam版には、Steam CDキーが付属します。パッケージ及びディスクは付属しません。
※XBOX Series X|S版でのSPECIAL TREASURE BOX発売はありません。

Digital Deluxe Edition 内容

  • ゲーム本編
  • オフィシャルアートブック(デジタル版)
  • キャラクター衣装&キャラクターエディットパーツセット
  • オリジナル兵装パーツセット
  • スタートダッシュアイテムセット

・72時間のアーリーアクセス権(デジタルプレオーダー特典)

※Nintendo Switch 2版、およびアップグレードパックには “72時間のアーリーアクセス権”は含まれません。
※本商品には“ゲーム本編”が含まれています。重複購入にご注意下さい。アップグレードパックには“ゲーム本編”は含まれません。
※アップグレードパックは『進撃の巨人3 Digital Deluxe Edition』のコンテンツと同様になります。重複購入にお気をつけください。
※コンテンツの内容、配信予定日等は予告なく変更になる場合があります。

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