『シンクロ』CBTプレイレポ。ストーリー&キャラの出来は期待以上! 改善してほしい点は?

マスクド・イマイチ
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 セガは、iOS/Android用新作RPG『シン・クロニクル(シンクロ)』のクローズドβテスト(CBT)を、10月14日~10月21日にかけて実施しました。

 今回は、アンケート結果も公開されたCBTのプレイレポートをお届けします。『シンクロ』の詳細については、下記の関連記事をチェックしてみてください。

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 『シンクロ』のCBTは、チュートリアルとなるプロローグと第1章をまるまるプレイできるという仕様。プレイ時間は思っていたよりも長く、かなりのボリューム感で遊ばせてもらえました。

 本作のコンセプトである“あなただけの、一度きりの物語を。”という要素についても、1章の最後で体験することができたほか、レイドイベントのテストなども行われました。

 今回は筆者の先行レビューでのプレイ範囲(2時間ほど)では体験できなかった部分や、長く遊んでみてわかったところについて、ポイントを限定して紹介していきます。

『シンクロ』CBTよかった3つのポイント

シナリオの出来は期待以上! ダークファンタジーの王道に浸かる

 まずはやはり重厚な世界観とシナリオについて。ダークファンタジーが好きな人ならばツボを突かれるキーワードが盛りだくさん、かつシナリオの展開もキャラクターの生死についてじっくり描かれるなど、物語にぐいぐい引き込まれる出来。ここは期待を上回るものになっていました。早く続きが読みたい!

  • ▲“蝕”、“深淵”、“黒の軍勢”など、「それ」っぽいキーワードが多数登場。まだ明かされていない設定なども多そう。

 ただひたすらに暗いシナリオ……というわけではなく、キャラ同士の会話や個別シナリオではコミカルなやり取りも用意されており、そのバランスが絶妙。さっきまで明るく会話していた仲間が……というような、いついかなるときも読み手を油断させない展開が用意されていました。

  • ▲メインのシナリオはシリアスですが、キャラクエやキャンプでの会話は幅広い楽しみが用意されていました。

 こういった明暗どちらの魅力もあるシナリオがアプリに1本芯を通しているので、細かなゲーム内イベントに参加しなくても、このストーリーを読むためだけに『シンクロ』をプレイするのもアリだと思われます。

お気に入りのキャラクターとじっくりお付き合い

 キャラクターをとことん育てる要素はよかったポイントの1つ。交換素材がなかなか入手できなかったのでキャラクターの覚醒については体験できなかったものの、じっくりと育てることでキャラクターのスチルが見られるというのもわかりやすいモチベーションになりますね。

  • ▲キャラクターの初期レアリティの星が少なくても、時間をかけて限界突破を行えば星を増やしていくことができる仕様。

 好きなキャラの装備をハック&スラッシュで厳選していったり、スキルボードを埋めるためにひたすらレベルを上げたりするのも楽しかったです。成長素材を突っ込んでキャラのレベルを上げて終わり! ということはなく、長い間お気に入りのキャラクターとじっくり付き合っていけますね。

  • ▲キャラを育成する要素は多数用意されています。なるべく長く同じキャラクターを使いたいという人もうれしい仕様ではないでしょうか。

 欲を言えば限界値のない親愛度のような要素もあってもよかったかも。また、長く付き合うという意味では、アプリの運営の長さによって置き去りにされないようなこまめな調整にも期待したいです。

 好きなキャラを最初から最後までこのシナリオに参加させたい、そういったユーザーの思いに応えてもらえるとうれしいですね。

“究極の選択”はどこまで研ぎ澄まされる!?

 コンセプトの1つに挙げている“究極の選択”についても触れておきましょう。

 プレイ前の想像では、「そうそうプレイヤーごとの体験というのは生まれないのではないか?」と思っていたのですが、プレイしてみると細かな言動の選択や、キャンプで会話相手に選ぶキャラクター、鍵の言葉の選択など、選ばされる場面が多々ありました。

  • ▲“鍵の言葉”に“絆の言葉”。とにかく言葉を集めて、それにまつわるストーリーを読むのが、ストーリーに参加している感を持たせてくれて楽しい。

 これらの選択1つ1つでどれだけの分岐をしているかというと、各章最後の選択以外はそんなに大きな分岐はないのかもしれません。しかし、プレイヤーが物語に参加している意識というのは強く感じられたと思います。

  • ▲1章のゲストキャラクターとして仲間に加わるギュンターとアンネ。どちらのキャラクターにも感情移入できるシナリオになっているのですが……。

『シンクロ』CBTをプレイして気になった点は?

戦闘の奥深さはもっとあってもよいかも

 戦闘については、もうひと捻りほしいかなと思ったところ。基本的に画面下部の行動順をチェックして、なるべく敵を動かさないように速い順に倒していけば被害は最小限で済みます。

  • ▲ゲーム序盤だったからかもしれませんが、火力系のスキルがほとんどでした。今後、スキルに幅が出てくるとうれしいですね。

 この行動順をもっとプレイヤー・敵お互いに前後できるようなスキル――例えば敵の行動順を後ろに下げたり、特定の属性の攻撃のみを妨害するようなスキルがあれば、もっと戦闘の駆け引きが増えていくと思いました。

 あまり複雑にしすぎるのもよくないと思うので、さじ加減は難しいところだと思いますが……。

 CBTでも回復や挑発など、戦略的にバトルを進めるスキルはありました。これがあることで、後半の高難易のバトルも攻略を考える楽しみができていたので、もう少しこういった純粋火力以外のスキルが増えれば……と思った次第です。

  • ▲戦闘の必殺技カットインは演出が短くて◎。何度も見ることになるので、スキップを取り入れてもよかったかもしれません。

そのほかもろもろ気になった点!

 バトル以外のところでは、細かいところで気になった点がいくつかありました。これらについては、Twitterの「#シンクロCBT感想」にも多くの意見が集まっているので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 箇条書きとなりますが、私としては……

・テキストのフォントがもっと世界観重視のものでもよいのでは?
・レベルアップの演出などが多くテンポを悪くしているかも
・キャラクターの上限解放素材をもっと入手しやすくしてもよさそう
・キャラ一覧画面をもっと見やすくしてほしい
・武器の所持枠、整理のしやすさを改善してほしい
・クエストスキップ機能はうれしいのでもっと取り入れてもよいのでは
・キャラクターの誕生日を教えてほしい

  • ▲キャラクターのプロフィールで身長体重があるのはうれしいですよね。ここまでするならば誕生日も作って、Twitterなどでプレイヤー同士で祝ってあげたい!

 などが個人的に気になったところ。これらの要素がどれだけ正式サービスインに向けてよくなってくるかも楽しみな部分です!

 改善点については、CBTアンケートレポートや総合ディレクター・松永さんのメッセージでも一部明記されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


©SEGA

シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2021年12月15日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2021年12月15日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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