『無職転生』ダメ男が転生先の異世界を本気で生き抜く！【オススメ異世界アニメ】

　Amazon Prime Videoで見られるオススメの異世界系アニメを紹介していきます。今回紹介する作品は『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』です。

『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』

　本作は、小説投稿サイト“小説家になろう”で発表された“理不尽な孫の手”さんの作品をアニメ化したもの。小説は2012年から連載が始まり、絶大な人気を獲得。MFブックスで書籍化され、長年アニメ化が望まれており、2021年ついにアニメ化。映像のクオリティの高さや重厚かつ練り込まれた物語の展開で、原作ファンのみならず多くの人に楽しまれています。

　そんな本作の物語は、34歳・童貞・無職の引きこもりだった男が車に撥ねられてしまうところからスタート。男はそこで一生を終える……はずでした。

　しかし、男が次に目を覚ましたとき、そこは剣と魔法の異世界であった。少年・ルーデウスとして転生した男は考えます「この世界ならば、自分も本気で生きていくことができるかもしれない……」と。

　第2話では、3歳という幼さで魔術の才を見せたルーデウスに、家庭教師が付くことになります。

　無愛想でジト目のロリっ娘なロキシー師匠による魔術の授業で、めきめきと成長するルーデウス。そして月日が流れ、ルーデウスはロキシーにある試験を課されます。

　しかし、その試験のためにはルーデウスは前世のトラウマを乗り越える必要があるのでした。

　その後もルーデウスの物語は続き、親友となる友人、初めての魔法の生徒、苦楽をともにする仲間と出会うことになります。

　「本気を出す！」と誓った彼の生き様。それに影響を受ける周りの人々。そして、まだルーデウスの中に残る34歳男性の心。どれもが良いスパイスとなり、異世界を舞台にした大きな物語を作り上げていきます。

　いわゆるチートだったり“俺TSEEEE!!!!”的な展開だったりよりも、割り切れない展開や、厳しい選択を迫られつつも、あきらめず“本気を出して”取り組む主人公の姿が非常に印象的な作品となっています。

　彼が第二の人生をどのように歩むのか。彼の存在がどう世界に影響するのか。ぜひご注目ください。