『エイティシックス』11巻でシンたちは再び共和国の地を踏む!

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 『86―エイティシックス―』の最新巻『86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―』(著者:安里アサト、イラスト:しらび、メカニックデザイン:I-IV)が、電撃文庫(KADOKAWA)から2月10日に発売されます。

 本シリーズは、“有人の無人機”に乗って戦う少年少女たちを率いる少年“シン”と、特殊通信で彼らを指揮する指揮管制官(ハンドラー)の“レーナ”が織りなす、戦いと別れの物語です。

 11巻では、レギオンの猛攻を受けて、シンとレーナが滅びゆく共和国へと再び足を踏み入れます。

あらすじ:降りかかるは、かつてない厄災。滅びゆく共和国に憎悪の絶叫が渦巻き――。

 それはあまりにも突然だった。
 全てを無に帰する、咆哮、閃光、衝撃。
 〈レギオン〉の攻勢に人類全てが後退を余儀なくされる中、シンとレーナたちに命じられたのは絶望的な撤退作戦だった。

 そして共和国へと再び足を踏み入れた彼らが目にするのは、確実な滅びを前にしても変わらぬ、変われない、かの国の姿。

 それでも、作戦は始まる。
 諸国を転戦し、帰る場所を知った彼らは暗闇の中を一歩ずつ進むが、しかし――。
 眼前に立ちはだかる亡霊の群れ。
 洞のように空虚な銀色の双眸。
 なぜ助ける。赦すな。鏖せ。復讐を。
 なぜ助けない。薄汚い色付きどもめ。

 憎悪と怨嗟の絶叫が響き渡る、Ep.11。

 "鋼鉄の軍靴は血塗られたマグノリアを
 踏みつけ、受難の火が彼らを焼く。"

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