弱点はある…パイロットが生身の人間ということだ! 『ガンダムW』9話はトールギス初出撃回

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 ガンダムチャンネルにて、『新機動戦記ガンダムW』の第9話“亡国の肖像”が配信中です。

 『新機動戦記ガンダムW』は、1995年4月7日から1996年3月29日までにテレビ朝日系列で放送された作品。『ガンダム』シリーズとしては、初の試みとなるキャラクターデザインを重視した作品で、美少年・美少女キャラクターが登場します。

 ストーリーもシリアス路線で、キャラクターのセリフも深みのある思想的なものが多く取り入れられているのが特徴です。重厚な世界観とストーリー、美麗なキャラクターで、少年向けだった『ガンダム』シリーズのファン層を広げました。

 9話では屈指の人気を誇るMSのトールギスが登場。高性能と引き換えにパイロットへの負担をまったく無視したそのMSは、操縦するゼクスに「いかん、死ぬな……」「このMSの性能をもってすればどんな敵も倒せる。だが、弱点はある……パイロットが生身の人間ということだ」と言わせるほど。この設定に心を奪われた人も多いのではないでしょうか。

あらすじ

 ルクセンブルグに留まるゼクスの元に完成したMSトールギスが届けられる。しかし、その性能は恐るべきもので、試験的に搭乗したオットーに重傷を負わせるほどであった。

 それでもゼクスは、MSトールギスを使用し、連合のサンクキングダム基地攻略に踏み切る。パイロットの耐久直以上のパワーを誇るトールギスに、さすがのゼクスも傷を負ってしまう。

 その頃、ヒイロとデュオは、中国の要塞島を攻撃するチャンスを伺うため、対岸の学校に転入していた。リリーナもまたヒイロを追ってきたのだった。

 五飛はサーカス団のトロワの元に身を寄せ、カトルは他のガンダムたちが同じ目的で動いていることを確信していた。サンクキングダムでは、傷を負って出動が不可能になったゼクスの代理としてオットーが独断でトールギスに乗り込んで出撃し、自らの命と引き替えに基地を攻め落とした。

 かつての故郷サンクキングダム首都に降り立ったゼクスは、父王の肖像画の前で妹であるリリーナにピースクラフト家を継がせ、自分はそのために戦うことを誓うのだった。

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