プロペラ機VSモビルスーツ。『∀ガンダム』3話は圧倒的技術差を感じさせる戦闘に世界観がにじみ出る

電撃オンライン
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 ガンダムチャンネルにて、アニメ『∀ガンダム』の第3話“祭りの後”が配信中です。

 『∀ガンダム』は、1999年4月9日から2000年4月14日の間、フジテレビ系列にて全50話が放送されました『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として作られた本作は、これまでの宇宙世紀で起きた戦争の歴史を“黒歴史”と称して、さまざまな作品の終着点になる物語とされています。

 3話では、ディアナ・カウンターのモビルスーツ、ウォドムがノックスの街に降り、巨大なビームを発射。街を焼きます。ノックスの人たちは、プロペラ機で立ち向かいますが、ウォドムのパイロットであるポゥは「お前たちはおもちゃ以下の飛行機で……本気やってんだぞ!」と、混乱といら立ち、そしてある種の畏怖を感じさせるセリフを口にします。この戦闘、『∀ガンダム』の世界観がどういうものかが如実に表れているシーンのひとつだと思いますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

あらすじ(一部抜粋)

 初動のあと、“ホワイトドールの機械人形(∀ガンダム)”は動かなくなった。ロランとソシエは操縦できないかと手引書がないか調べて、ノートパソコンを見つけた。
 
 月の司令母船の指揮官、アジ大佐はグエンに一時休戦を与える。前線指揮のフィル大尉は失策したポゥ少尉に機会を与え、謎のビームを発した“モビルスーツ”の捕獲を命じる。

 帰宅してソシエは呆然となる。ハイム邸が半壊して、巻き込まれたハイム氏は死亡していた。ロランはムーンレィスの帰還作戦が引き起こした惨劇に愕然とした。

 キースがハイム氏の埋葬の場に現れた。帰還者として戻りたいと言うキース。自分さえ助かればいいの? と問い、ロランは喧嘩する。しかし、ムーンレィスの全軍統率をするディアナ・ソレルさえ地上に降りれば、事態は好転するかもと希望を抱く。

 しかし、ポゥの部隊がマウンテン・サイクルに接近していた。ロランは戦争への抑止力になればと“ホワイトドール”を動かす。

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