真代屋秀晃先生が教えてくれる『友達の後ろで君と~』の今後の展開とは!

電撃オンライン
公開日時

 電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。今回は、『友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。』を執筆した真代屋秀晃先生のインタビューを掲載します。

 本作は、恋にトラウマを持つ高校生“古賀純也”と友達のひとり“成嶋夜瑠”とのまっすぐで歪んだ青春恋愛ストーリーです。

 前作のポップなラブコメから一転、グループ内の秘密の恋愛を描いた真代屋秀晃先生に主人公とヒロインの関係性について詳しくお聞きしました。

──この作品を書いたキッカケを教えてください。

 前作がポップなラブコメだったので、その反動でしょうか。いつものコメディ路線も残しつつ、ちょっと仄暗くて後ろめたいラブコメを書いてみたいと思ったのがきっかけです。

──作品の特徴やセールスポイントを教えてください。

 男女の親友五人組の話なんですけど、主人公とヒロインはグループの誰にも言えない秘密の関係をもってしまいます。

 最初は反目し合っている二人なんですが、内緒の交流を続けていくうちに、やがて取り返しがつかなくなっていきます。みんなに内緒にしている罪悪感と、抗いきれない思春期のドキドキ感を楽しんでいただければ。

──作品を書くうえで悩んだところは?

 主人公とヒロインは親友五人組を欺いて秘密の関係をもってしまうので、そこがヘイトにならないようにすごく気を遣いました。あとシーンによっては結構パンチが強めなので、全体的に重くなりすぎないように、適度に軽いノリの掛け合いも入れています。

──執筆にかかった期間はどれくらいですか?

 初稿アップまでは三週間くらいだったと思います。

──執筆中のエピソードはありますか?

 ちょうど外出自粛期間中だったので、起きては書いて寝るだけの毎日でした。その間、ゲームもしてません。

──本作の主人公やヒロインについて、生まれた経緯や思うところをお聞かせください。

 グループ内の秘密恋愛の話なので、後ろめたさを出すためにも、主人公はなによりも友達最優先の男の子にしました。対照的にヒロインは恋愛最優先の女の子で、ちょっと狂気的な一面があります。

 このヒロインの背景は割と攻めていて毒が強い気もするんですが、とても一途で純粋で、可愛い子だと思っています。

──特にお気に入りのシーンはどこですか?

 主人公とヒロインは価値観が180度違うため、本来なら決して交わらないはずの二人ですが、終盤にどんでん返しがあります。恋って怖い部分もあるんだな、と思っていただけるシーンになっているんじゃないでしょうか。

──今後の予定について簡単に教えてください。

 もう2巻も書き上がっているんですが、1巻より毒が強めで、ぶん殴られた気分になること請け合いです。エモくてえっちいシーンもあります。ちょっと怖いヒロインですけど間違いなく純愛ですし、本作は必ずハッピーエンドになる予定です。

──小説を書く時に、特にこだわっているところは?

 本作はとくにそうなんですが、葛藤の心情描写を大事にしつつ、テンポよく読んでいただけるように掛け合いを多めにしています。

──アイデアを出したり、集中力を高めたりするためにやっていることは?

 僕は音楽がないと書けないタイプなので、部屋でも出先でも必ず曲を聴きながら書いています。ロックからEDMまで、なんでも聴きます。

──学生時代に影響を受けた人物・作品は?

 マンガでいえば藤子不二雄両先生の短編集。映画でいえば退廃的な雰囲気があるアメリカンニューシネマとかでしょうか。

──今現在注目している作家・作品は?

 広義的な意味の作家なんですけど、“ヨルシカ”のn-bunaさんと、“ずっと真夜中でいいのに”のACAねさんです。全作品持っています。新作が出るたびに、その圧倒的な世界観にド肝を抜かされています。

──その他に今熱中しているものはありますか?

 『アイドリープライド』のグッズ集めです。

──最近熱中しているゲームはありますか?

 Switchの『モンハンライズ』をかなりやっているので、次の大型アップデートに期待しています。使用武器はハンマーとガンランスです。

──それでは最後に、電撃オンライン読者へメッセージをお願いします。

 本作は甘々な純愛のつもりで書いていますが、何度かふれたように割と毒があります。ちょっと狂気的で変わり種のラブコメも読んでみたいという読者様は、是非とも手に取ってみてください!

 五人の少年少女が思春期に、歪みながらもまっすぐ大人になっていく過程も描いていますので、子どもたちの成長物語としても楽しんでいただければと思います!

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら