【難読漢字】 読めるようで難しい“卜占”って?

電撃オンライン
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 電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

 この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!

今日の問題は……

 第16回の出題漢字は“卜占”。見た目は簡単だが、読み方は……なんだろうな? 違う書き方をした場合では、みんなよく口にしたことがあるんじゃないかと思う。

 ヒントは〇〇〇〇。じつは2パターンの読み方があるんだが、どちらも読み方は4文字みたいだな。

答え

 正解は“ぼくせん”! ”うらない”とも読むそうだ。”占卜(せんぼく)”とも書くらしい。”占”という言葉が使われていることからもお察しの通り、うらなうことを意味する。

 人の心の中や運勢、未来など直接観察することのできないものについて判断、予言することのほか、その方法のことを指す。

 ”卜”という漢字自体は部首なんだが、こちらも”占う”という意味を持つ。

 もともとは象形文字から生まれたそうで、占いのためにカメの甲羅や牛の骨を焼いて得られた割れ目の象形から”占う”を意味する”卜”という漢字が成り立ったとか。”卜”という漢字は使う機会があまりないけれど、そんな意味があったんだな。最初見たとき、カタカナのトだと思ったのは俺だけじゃないはず。

 次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに!

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