【シンクロ・第2界層攻略②】少し効果が実感しづらいけれど……実は意外と重要な“精霊”選びの話

キャナ☆メン
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 セガのiOS/Android用RPG『シン・クロニクル(シンクロ)』のメインストーリー第3章の配信日が4月28日に決定。そこでメインストーリーを楽しみたい人に向けて、プレイのコツを紹介する連載企画の第2回をお届けします。

 メインストーリーを遊んでいる人が、難度の上がる第2章でつまずくことなく『シンクロ』を楽しめるよう、ゲーム内の基本的な事柄や考え方を伝えていく本企画。その第2回では、ちょっとわかりにくい“精霊”のことを紹介していきたいと思います。

 ちなみに今回は、第1章を進めている最中の方にも役立つ話になっていると思います。ぜひバトルの基本的なことを説明した以下の記事と併せて目を通してみてください。

『シンクロ』第2界層攻略記事

『シンクロ』企画記事

誰に何の精霊をセットするか見直す

 精霊はあまり詳しい説明がなく、武器やスキルのような直接ダメージに繋がる効果ではないため、いまいち重要性を実感しづらい部分があると思います。

 まず基本的なことから説明すると、精霊を個人にセットする場合は、ステータスの底上げとアビリティによる補正効果が期待できます。HPは必ず上がるので、回復手段が少ない『シンクロ』では、その部分だけでも知らずに恩恵を受けていることがあるはずです。

 加護効果は陣形のようなイメージで、パーティメンバーの配置によって効果が変わり、アイコンの付いた枠は、特定の武器や属性の持ち主でないと効果を発揮しません。加護効果の開放Lvはレアリティごとに違って、星1はLv10、星2はLv15、星3はLv20、星4はLv25で開放です。

  • ▲上記のように一定レベルまで育てると加護の能力が開放されます。
  • ▲パーティ編成で加護の効果を確認しているところ。左から2番目は槌アイコンがあり、槌の使い手のみ効果を得られます。

 筆者が一番意識しているのは、行動速度に影響を及ぼす素早さが上がるか否かです。

 Lvが高くなるほど、素早さの数値差よりも戦闘時のランダムの振れ幅が勝って行動順がブレますが、それでも行動速度に与える影響は実感でき、素早さが高いキャラからターンが回りやすい傾向は残ります。

 だから最初にパーティメンバーが使うスキルの特徴を見て、もし1番や2番で行動させたいキャラがいる場合は、その確率が上がるように精霊で素早さを上げています。

  • ▲Lvが高くなってくると習得できる、素早さが大幅に上昇するアビリティも影響は大きいですね。ただ複合的な要因でキャラの能力は決まるので、精霊も十分に重要です。
  • ▲筆者が主に使用していたパーティです。防御ダウンのスキルを使うムーサは最初に行動させたいので、他のキャラより素早さを上げていました。たまに2番目になりますが。

 例えば、状態異常や能力ダウンのスキルはなるべく先に打ちたいとか、チェイン数が使用条件になるスキルを持ったキャラはなるべく後に行動して欲しいとか、パーティごとに“このキャラはこの順番が好ましい”という作戦があると思います。

 そういう時に精霊で素早さを調節しておけば、意図した順番でスキルを使える可能性が上がり、結果的に自身の作戦が決まってダメージを稼ぎやすくなるという訳です。

  • ▲例えば、パーティ内にエスメラルダがいるので、彼女で鈍足を付与してから、敵が鈍足時に威力アップのスキルを持つビスケが攻撃する流れを作りたいと考えます。
  • ▲そこで、エスメラルダに素早さが上がる精霊をつけて、なるべく彼女の行動順が早くなるよう調整しました。

 また主人公のようなタンクは、ボスより早く行動できる最低限の素早さを確保できれば、精霊は丈夫さを優先してよいと思います。と言うのも、タンクの場合は防御的な意味だけでなく、行動順がボスの直前だと望ましいという側面があります。

 ボスをブレイクさせた際、ブレイクを発生させたキャラ自身は、ブレイク状態の敵に加える攻撃が他の味方より限られます。ということは、ブレイクを発生させる役はパーティ内で攻撃力の低いキャラが妥当なわけです。

  • ▲主人公がブレイクを発生させ、他の3人にトドメを託します!

 もちろん、どの精霊を誰にセットするかは、それぞれのパーティ編成の意図に応じてケースバイケースです。

 特定の武器・属性でないと付けられない精霊もいますし、腕力の上がる精霊が手持ちにいれば、遊ばせずに使っておきたいところですよね。現時点ではハードルが高いものの、将来的に精霊を進化させれば、精霊を選ぶ基準はまた変わってくると思います。

  • ▲精霊の限界突破メニューの左下にあるアイコンから進化メニューに遷移し、そこで精霊をタップすると、進化情報から進化後に開放されるアビリティが確認できます。

 ただ、精霊のことがよくわからず何となくオートで付けているなど、何か精霊を選ぶための取っ掛かりが欲しい人は、参考してもらえたらと思います。

 ちなみに、少し込み入った話になりますが、精霊やアビリティに絡む話として“丈夫さ”の効果をどのくらい実感できるか、少しだけ調べてみたので興味のある人は下記に目を通してみてください。

丈夫さってどのくらいダメージを防いでくれる?

 防御力のベース値となる“丈夫さ”が、どのくらい効果を実感できるステータスか、筆者もよくわからなかったので、Lv60の主人公をベースに防御力296と防御力359の2通りを育成して、第25話の霊騎士やバグを相手にダメージを受けて軽く比べてみました。

  • ▲今回はどちらの主人公も防御力+20の魔具を装備させました。なので丈夫さはそれぞれの値から20を引いた数値になります。
  • ▲防御力359の主人公は、丈夫さ+105のアビリティを習得させ、素早さの低さは精霊で補いました。

 なお、途中で精霊のLvが上がってしまったため、試行回数はそれぞれ10回前後と非常に少ないです。検証ではなく“印象”程度だということはご了承ください。

  • ▲バグは攻撃のミスによるばらつきがあり、霊騎士は攻撃の種類が2通りのうちランダムだったこともあり、並べられる数字が非常に少なく……今回は数字を伏せて印象だけ書きます。

 結論を先に書くと、丈夫さの効果は1ヒットあたりのダメージが低いほど恩恵が少ないと感じました。バグの通常攻撃のように7ヒット攻撃になると、攻撃のミスのほうが影響は大きく、あまり丈夫さを上げた効果は実感できません。

 逆に霊騎士のような一撃のダメージが大きい相手だと、丈夫さを上げた効果はある程度の実感を得られます。ただダメージの減少量はガードが発動した時のほうが大きいです。もちろん、ガードの発動率は低いので、丈夫さを上げるほうが確実にダメージを下げられます。

  • ▲防御力296の主人公は、素早さ+55のアビリティを習得し、丈夫さは精霊で上げています。
  • ▲防御力359の主人公については前述のCAPの通りです。なお、どちらの主人公も腕力+95は習得させました。

 主人公は交換所で宿星を交換できないので、素早さの低さを精霊かアビリティのどちらかで補いたいところだと思います。なので丈夫さ+105を習得してまで防御力にこだわるよりは、素早さ+55や武器熟練度10%のほうを優先させたいと思いました。

 ただ、素早さが十分にあるタンクなら、腕力大幅アップのアビリティ以外に何を習得するかという点で、丈夫さも迷うところだと思います。

 なお、今回は主人公でしか調べてないので、その点ご了承いただけますとありがたいです。



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シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2022年3月23日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

シン・クロニクル

  • メーカー: セガ
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2022年3月23日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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