“ポケモン化石博物館”レポート。巨大なガチゴラス骨格想像模型がお出迎え! テンション爆上がりの企画展

終末のバンギア。/市野ルギア
公開日時

 ポケモン歴は初代からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイレポート。

 今回は番外編! 3月15日~6月19日まで、国立科学博物館で開催している特別企画展“ポケモン化石博物館”にお邪魔してきたので、そちらの模様を私なりの主観でレポートします。

 “ポケモン化石博物館”は、ポケモンファンならばいちどは足を運んでおきたい企画展です。現在は国立科学博物館で開催中となっており、入場は事前予約が必要になりますので、詳しくは公式ページを参照してください。

“ガチゴラス”の骨格がめちゃくちゃかっこいい!

 “ポケモン化石博物館”は、去年の夏から日本各地を巡回して開催している企画展です。私も、ご多分に漏れず気になっていたのですが、今年の3月から国立科学博物館で開催されるということで(筆者は横浜在住です)、とっても楽しみにしていました。

 先日、やっと時間が取れたので、いそいそと国立科学博物館の“ポケモン化石博物館”へと行って参りました!

  • ▲どど~ん! この外観だけでも胸がトキメキます!

 入口から入った中央ホールには、原寸大で巨大な“ガチゴラス”の骨格想像模型がお出迎えしてくれます。これがもう圧巻!

  • ▲ものすごい迫力! ずっと眺めていられます……。
  • ▲別アングルで!どっど~ん!
  • ▲さらに上からも!ずど~ん!

 一緒に並んでいる骨格標本は“タルボサウルス”という“ティラノサウルス科”の恐竜だそうです。“ティラノサウルス”と言えば“レックス”が有名ですけど、そちらは常設展の地球館B1階にインパクト激高で飾られていますので、“ポケモン化石博物館”を見終わったら、ぜひ足を運んでみてください。

 “ガチゴラス”と言えば、『ポケットモンスター X・Y』から登場したポケモンで、“チゴラス”からの進化形です。『ポケモン X・Y』で初登場したときは“アゴのカセキ”を復元して“チゴラス”を入手しました。

 『ポケットモンスター ソード・シールド』では“カンムリ雪原”の“ボールレイクの湖畔”付近で捕まえることができます。

  • ▲見つかると襲って来ます。

 さて、いよいよ特別企画展“ポケモン化石博物館”へ! 入場口に描かれているポケモンと、対称となる反対側には、私たちの世界の恐竜たちが描かれており、これだけでもテンションが上がります。

  • ▲ポケモンの世界と私たちの世界の恐竜たちが描かれた入り口。

 その入場口からつづいている床には足あとがあるのですが、どうやらこれは“チゴラス”の足あとのようです。

  • ▲足あとに沿って進む感じです。

 展示室の中では、化石にまつわるポケモンや、そのポケモンと比較できるような恐竜の展示があり、どれもこれもポケモンファンにとっては魅力的です。

 とても1回では紹介しきれないので、今回は“チゴラス”と“ガチゴラス”に絞ってみます。

 展示はポケモンの世界のポケモンたちと、私たちの世界の恐竜が比較できるようになっています。

 それがとても分かりやすく、お互いの世界を知ることができます。

  • ▲展示が対照的になっていて分かりやすいです!

 それで、やっぱり私たちポケモンファンにとって目を奪われてしまうのが、骨格想像模型だったり、復元後のポケモンの模型だったり、あるいはゲーム中で入手する“カセキ”の模型だったりです。

  • ▲“チゴラス”の骨格想像模型もあります♪
  • ▲“チゴラス”を復元するためのどうぐ“アゴのカセキ”の模型も展示されています。

 これらを実際に見て感じることができるのは、思っていた以上に新鮮な感覚です。

 これはやはり、国立科学博物館で私たちの世界の恐竜の化石(やレプリカ)などと一緒に展示されていることが、本当にポケモンの世界に入り込んだような感覚になるんだろうなと思いました。

 この展示を立案されたのは、総合監修も務める三笠市立博物館のアイバ博士だとお聞きしました。北海道で異常巻きアンモナイトの進化を研究されているそうです。

 博士ご自身が子供のころにポケモンをプレイしていた世代であり、最初に会った博士は“オーキド博士”かもしれないというお言葉に、ポケモン愛を感じます。

  • ▲最後の展示パネルには製作者の紹介も……愛が詰まっています!

 観察と比較は科学の基礎だそうです……。 なるほど……それでこういった展示の仕方が生まれるワケですね……素晴らしい!のひと言です。

 そんな、多くの方のポケモン愛が詰まっているこちらの企画展。ポケモン愛がいろんなところでさく裂していますので、みなさんもぜひ足を運んでみてください。

 ……と、今回はこの辺で、次回もこのつづきをレポートいたします。

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“市野ルギア”プロフィール

 フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。

 ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛け、さらに、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとの楽曲コラボも手掛ける。自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。

 国立科学博物館にも展示されている小さな恐竜“バンビラピトル(アルビノ)”をテーマにしたオリジナル曲があります。ぜひ聴いてみて下さい。

▼『絶滅の白いダイナソー』試聴用ミュージッククリップ

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