『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』コミックス上巻が発売。TikTokで話題を読んだ号泣小説が漫画化

　読めば必ず涙腺崩壊すると評判の小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のコミックス版の上巻が、7月8日、電撃コミックスNEXTより発売されました。定価は737円（税込）。

　小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』（著・汐見夏衛／スターツ出版文庫刊）は、発売から4年が経過した2020年6月、TikTokに一般読者が投稿した「大号泣する」という紹介動画がバズり火が着いた作品です。

　そこから書店への注文が殺到し、わずか3カ月で累計発行部数がそれまでの約3倍となる10万部を超え、2022年7月現在、すでに40万部を突破しています。TikTokやTwitterなどでは、「今までで一番泣いた」、「タオルがないと読めない」、「涙止まらん 学校で読まなくてよかった」、「ゴン泣きした」、「まじで大号泣するから読んで」などの多くの感想が今もあとを絶ちません。

　物語は、戦時中の日本にタイムスリップした中学2年の孤独な少女・百合と、出撃の日が迫る特攻隊員の青年・彰との悲恋がつづられています。そんな戦争の残酷さと初恋のはかなさを、コミック版では気鋭・マツセダイチが切なくも迫力の筆致で描き出しています。

　小説版での名シーンはもちろん、コミックならではの表現を生かした小説版とは異なる描写も多数登場します。

　2022年秋には早くも下巻が刊行予定。小説版で号泣した読者も必携の上下巻シリーズとなりそうです。

専門書店購入特典

アニメイト：複製ミニ色紙

ゲーマーズ：ブロマイド

メロンブックス：イラストカード

三洋堂書店：イラストカード