『Vガンダム』12話は敵将ファラの苦悩を描く名エピソード

電撃オンライン
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 ガンダムチャンネルにて、アニメ『機動戦士Vガンダム』の第12話“ギロチンを粉砕せよ”が配信中です。

 『機動戦士Vガンダム』は、1993年4月2日から1994年3月25日まで全51話がテレビ朝日系列で放送されました。時系列は『機動戦士ガンダム』から続く宇宙世紀の物語。話数が進むごとに戦争だけでなく、宗教や民族主義などを絡めた物語描写が濃くなり、『ガンダム』シリーズの中でも独特な雰囲気を持った物語へ変化していきます。他シリーズでは見られない独特なマシンなどで『ガンダム』の歴史に残る作品となりました。

 12話では、立ち寄った港町でウッソ達はファラと遭遇。お互いに素性を知らない者同士、その場は何事も起きませんでしたが、すぐにザンスカール帝国のギロチン設置のための侵略行動が開始されます。

 その後トップファイターでのウッソの活躍は目を見張るものがありますが、今回のエピソードで注目したいのは敵方のファラの苦悩です。ザンスカール帝国の悪行に従うしかない彼女は、自分たちの仕事をどう思っているのか? 彼女の言葉の端々から、その本心を汲み取ることができます。

あらすじ

 ベスパの偵察機に発見された輸送機を守るため、おとりとなったウッソはトップ・ファイターで離脱する。合流先の港町でウッソたちは、互いに敵とは知らずにファラと出会う。一方、その町に駐留しているベスパが“ギロチン”を設置しようとするが……。

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