『クァンタムマキ』の激熱バトルをレビュー。弾幕シューティングだけど、簡単操作で気持ちよすぎる！

　Efun Company Limitedによる『クァンタムマキ』は、近未来を舞台に、クァンタムマキと呼ばれるメカを操作し、敵勢力である帝国軍との戦いを繰り広げるアクションRPGです。

　多くの敵を相手に戦い抜いていく弾幕シューティングとはいえ、簡単な操作で華麗なアクションが繰り出せることが最大の醍醐味です。オートモードも充実しており、アクションが苦手な人も、十分楽しめる内容となっています。

　今回は、大量の銃弾の嵐を潜り抜ける爽快アクションを楽しめるバトルを中心に、システム面について紹介していきます。

基本的なゲームサイクルはシンプル！

　基本的なゲームの流れは、スタンダードなスマホRPGのシステムに則っています。メインのミッションに出撃し、ステージをクリアしながらストーリーを進めていき、リッターたちを集め、育成し、強くしていくことになります。

　ストーリーを進める“メイン”のほか、物資を得るための“物資”や、連続してステージを攻略していく“挑戦”など、さまざまなミッションが用意されており、単調にならないゲーム展開を楽しめます。

　さらに基地を強化・改造していく“エデン”や、仲間と一緒にミッションをこなせる“クラン”などなど、楽しめる要素がたっぷり搭載され、実に隙のない作りになっているといえるでしょう。

　そのなかで本作を象徴するのが、弾幕を避けながら攻撃していくバトルシステムです。ここではそんなバトルシステムについて、重点的に紹介したいと思います。

　バトルの基本はクォータービューで展開するアクションシューティングで、無数の敵が配置されたフィールドを移動しながら、敵を殲滅していくことになります。

　凄まじい弾幕を潜り抜ける必要はありますが、自機の耐久力は序盤からそれなりにあり、シールドを張ることもできるので、ワンミス＝ゲームオーバーというシビアなものではありません。

　フィールドの移動は自由だし、バトルは3人のチームで出撃可能で、戦闘中いつでも交代できます。攻撃も、敵が射程内に入ると自動で照準が行われるため、プレイヤーは基本的に移動とスキルの使用、そして味方の交代を行うだけでいいのです。

　さらにオートモードもありますし、一度特定条件を満たしてクリアしたステージはスキップすることもできます。アクションが苦手でも、臆することはまったくないです！

　当然、レベルアップや武器の装備、ランクアップなど、さまざまな育成方法で強くすればより爽快に殲滅することが可能です。

　攻撃は、“通常攻撃”のほか、一度使うと再利用時間がかかる“通常スキル”と、エナジーをチャージすると使える“奥義スキル”の3種類。

　それぞれの攻撃の内容は専用マキごとに違うので、特徴を把握し、うまく使いわけていくことが重要となりそうです。

　このほか、一瞬だけ無敵になれる“ブースト”や、素早くリロードできる“スピードリロード”など、細かい要素も多く、しっかり操作することでより華麗で美しい戦いをすることもできます。

　もし腕に覚えがあるなら、こうしたテクニックを駆使した“魅せる”プレイを目指すのもありですね。

　フィールドに登場する中ボス級の敵は、バリアのようなものを張る場合があり、耐久力が高くなっていますが、そのバリアを破ると“ブレイク”状態になり、大ダメージを与えることが可能になります。

　また、リッターは攻撃のポジションが定められていて、ブレイクさせやすい“強襲”、高い攻撃力を誇る“攻撃”、味方をサポートする“支援”に分かれています。

　これらの特性をバランスよく編成し、うまく使い分けていくのも大きなポイントとなります。“強襲”でバリアを剥がし、“支援”でデバフやバフをかけ、“攻撃”で集中攻撃など、連携することでより効率よく戦えるようになるのです！

　さらに、待機中のリッターもエネルギーチャージできるので、交代とともに“奥義スキル”を放つことはもちろん、最終ダメージアップ効果を持つ“交代コンボ”を発動することも可能。さまざまな戦略が考えられるので、編成を考えていくのも楽しいですね。

　リッターの育成は、通常の“レベルアップ“のほか、スキルの解放や強化ができる“ランクアップ”、能力値を上げる“DNA”、大幅に能力を上げる“覚醒”など、多くの要素が存在し、さまざまな角度から育成可能。さらに武器や装甲の装備に加え、武器のレベルアップも可能です。

　そして、リッターたちとの好感度を上げて仲良くするといった要素もあり、育成のボリュームはとにかくたっぷりです。やり込み派の人は、存分に楽しめるはずです！

　バトル以外にもう1つ特徴的な要素として、“エデン”と呼ばれる基地育成要素があります。基地の各施設を拡張することで、各育成のアイテムが生産できるなど、さまざまな効果を得ることができます。

　序盤はなかなか拡張できないのですが、中盤以降、かなり重要になりそうと感じました。リッターを配置して生産効率を上げたりもできるので、ここはしっかりやり込んでいきたいですね。

　個人的にはアクションは苦手なのですが、とにかく気持ちよく遊べました。また、リッターはもちろん、それぞれの専用マキのデザインがかなり好みなのも嬉しい。しかもそれぞれ攻撃方法が違うので、あれこれ試すのはとても楽しかったです。

　レア度の低いリッターも、初めて入手したときは、どんな動きを魅せてくれるのかとワクワクしたものです。種類も幅広いので、メカが好きな人なら、必ず推しマキが見つかると思います！

　また、リッターのプロフィールはもちろん、専用マキもさまざまな設定が存在しており、世界設定はかなり緻密になっています。好感度を上げることで設定が解放されていくのですが、これを見るのも楽しみ。メカ好き、SF好きのツボを確実に押さえていると思うので、ぜひプレイしてみて下さい！

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