『真・女神転生』は1970年~1980年代の吉祥寺を思い出せるRPGの名作!

電撃オンライン
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 10月27日に発売される『メガドライブミニ2』に収録されているタイトルについてレビューしていきます。

 『メガドライブミニ2』は、令和初のゲーム機として話題を呼んだ、ミニハードの決定版『メガドライブミニ』から、内容を一新し、『メガドライブ2』を再現した新デザインでさらなる小型化を実現しつつ、大きくパワーアップした新ハードです。

 特別企画では、さまざまなライターがソフトの特徴や魅力を語っていきます。今回掲載するのは『真・女神転生』です。

『真・女神転生』 文:うま

 本作は、もともと1992年にSFCで発売されたタイトルで、メガCDに移植の際にグラフィックや悪魔のステータスなど、けっこう細かい部分で違いがあります。そのため、SFC版をプレイした人でも新鮮な気持ちでプレイできるかと。

 本作の最大の魅力は、やはりゲームの舞台が199X年の東京が舞台となっていることでしょう! 発売当時、実在の街を舞台にしたゲームはそれほど多くはなかったので、雰囲気を再現した知っている街で遊べたことを喜んだ思い出があります。

 特に印象深いのは、ゲーム開始直後の舞台となる吉祥寺。小学生のころから遊んでいる見知った街がいきなりゲームに登場したものですから、かなり驚きました。しかも、最初のダンジョンが吉祥寺のエコービルですよ!

 エコービルというのは現在のキラリナ京王吉祥寺の場所に1970年代にオープンした商業施設で、1980年代あたりには閉鎖され、長らく入ることができなかった建物なのです。

 小さいころに何度か行ったけど閉鎖されて入れなくなったビルに、ゲームの中で入れたため、懐かしさとうれしさを感じたのを覚えています。筆者同様、1980年代の吉祥寺を知っている人ならば、あのころの自分を思い出してプレイするのも一興でしょう。

タイトル説明(公式サイトより)

 舞台は199X年の東京。「悪魔召喚プログラム」を入手した少年は、次々と起こる奇妙な事件に巻き込まれていきます。悪魔と交渉して仲魔を増やし、強敵が潜むダンジョンに挑む、アトラスの人気RPGシリーズ第1作が、メガCD向けにアレンジされました。

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