虚淵玄の『アイゼンフリューゲル』が劇場アニメ化決定!【Aniplex Online Fest 2022】

電撃オンライン
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 アニプレックスは、年に1度の大規模オンラインフェス“Aniplex Online Fest 2022”(略称:AOF2022)にて、『アイゼンフリューゲル』を劇場アニメ化することを明らかにしました。

 本作は、虚淵玄さん(ニトロプラス)が執筆、イラストを中央東口さんが手掛けるガガガ文庫の小説『アイゼンフリューゲル』をアニメ化したものです。

 “小説家・虚淵玄”の想いが詰まったこの物語を、これまでも『鋼の錬金術師』や『機動戦士ガンダム00』シリーズなど“戦争と個人”のドラマ、そしてキャラクターを描き続けてきた水島精二さんが総監督として全体を統括。

 またアクションからドラマまで確かな演出で評価を得る小松田大全さんが監督を務め、A-1 Picturesとともに本作の要である龍と航空機の空戦チェイスを迫力の映像に仕立てあげます。

 さらにキャラクターデザインは『Fate/stay night』『Fate/Grand Order』『月姫 -A piece of blue glass moon-』などの武内崇さんが担当し、魅力的なキャラクターたちが深いドラマを紡ぎ出します。

 観る者の心を熱くする空戦(アクション)と、胸を締め付ける人間模様(ドラマ)――“航空機と龍”、“戦争と人”が紡ぐ、壮大な物語が幕をあける。

ティザーPV


ストーリー

 この空の先には――何があるんだろう。

 まだ大空が巨大な翼を備えた龍のものであった時代。

 数年前に隣国と交わした熾烈な戦火の記憶も生々しいシルヴァーナ共和国では、龍たちから空の覇権を奪い取ろうと、その速さに挑戦する者たちがいた。

 類まれな操縦能力を持つパイロット、カール・シュニッツは世界初のジェットエンジン搭載型航空機・ブリッツフォーゲルを駆り、最も速き龍・帝凰龍(カイザードラッヘ)を越える速度で飛翔するという、前人未踏の領域に挑戦する。

 何故、人間は挑むのか――これはひとりの男が自由を求め闘う、ひとつの「夢」の物語。

虚淵玄さんのコメント

 昔昔あるところにニトロプラスというエロゲ屋がありました。

 そこにひょっこり劇場アニメ企画のオファーが転がり込んできたので、脚本家は異世界で龍とジェット航空機が性能比べをする企画書を出しました。

 すると社長は言いました。「これ1クールアニメの構成案に組み直して」

 慌てた脚本家は内容を盛りました。

 しかし企画の進捗は音沙汰がなくなり誰もが忘れてしまいました。

 それからしばらくして、ガガガ文庫と縁のできた脚本家は「あっそういえばお蔵入りしてたアレを」と思い立ち、埃を被っていた構成案を上下巻の小説に仕立て直しました。

 それからまたしばらくして、アニプレックスが「これ映画化しませんか?」とオファーしてきてくれました。

 こうしてアイゼンフリューゲルは20年近い時を経てとうとう本当に劇場アニメになりましたとさ。

 めでたしめでたし

Aniplex Online Fest 2022

©Aniplex Inc.

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