謎解きをしながら“アヤカシ”を除霊する和風ローグライク脱出ゲーム『四のの目(しののめ)』とは?

まり蔵
公開日時

 WODANは、PC(Steam)用脱出ゲーム『四のの目(しののめ)』のアーリーアクセスが11月11日に開始予定であることを発表しました。

 『四のの目』は、「気軽に行けるお化け屋敷」、「遊ぶ度にスリリング」、「自由度の高い攻略方法」をコンセプトとした脱出ゲームです。

 ディレクションは、『バイオハザード』や『アインハンダー』、『ファイナルファンタジーXI』などに関わった岩尾賢一氏。そして『ブレス オブ ファイア』シリーズや『デビル メイ クライ 4』などのキャラクターデザインを手がけた吉川達哉氏が、アートディレクションや主人公のキャラクターデザインを手がけています。

開発者コメント

岩尾 賢一氏(ディレクター、ゲームデザイナー)

 きっと皆さんにも“お化け屋敷”に入った思い出があることでしょう。あの独特の緊張感や焦燥感、出られたときの爽やかな開放感は、忘れられない体験として記憶されているはずです。

 そんなお化け屋敷の体感を、手軽に何度でも味わえたらな…と企画したのが本作『四のの目』です。

 何度でも驚きを味わえるようにランダム性を高くしているので、最初は死にゲーに思えるかもしれません。

 でも、実は本作を遊ぶのに難しいアクションテクニックは必要ありません。慎重さとちょっぴりの勇気があれば、誰にだって道は開けます! きっと……。

吉川 達哉氏(アートディレクター、キャラクターデザイン)

 巫女装束は最少のドット表現でも分かりやすく記号的で魅力がありますよね。

 妖怪相手なので装束の下は富永籠手のような上半身から腕先までの防具、腰のポーチには秘密の道具が満載?袖の中には呪符やら丸薬…

 十分に準備を整えて屋敷の奥へ…どこまで進めるか是非お試しください!

『四のの目』とは?

 この『四のの目』において、プレイヤーは若き陰陽生“よの”となり、物音や痕跡を頼りに敵である“アヤカシ”を祓いながら、屋敷の脱出を目指します。

 ゲームを進めていくと、ときにはいきなり現れたアヤカシに襲われて倒されたり、必要な道具が尽きてしまったりして途方に暮れることも。でも状況や音を慎重に判断して道具などの準備を整え、勇気をもって先へと進めば……きっと道は開けるはず!

  • ▲落ちたら一巻の終わり。だが逆にアヤカシを誘い込めば……。
  • ▲坪庭を巡るアヤカシとの鬼ごっこ。
  • ▲図々しくも訪れた家で腹ごしらえ?

プロモーション動画

登場キャラクター

主人公

【よの】

 嘉永五年(1852年)生まれ。代々アヤカシ退治を生業とする蘆屋家に生まれた。優秀な陰陽師の兄・晴成に憧れ、自らも陰陽術の手解きを受けている。ある日、師に呼ばれて宗家の門を叩くが……。生来穏やかで内気な性格で、独り言を呟いたり溜息をついたりする癖がある。

生国 相模
数え年 十五
身の丈 五尺(151cm)
人柄 おっとり
十八番 あやとり
好物 十三里(焼き芋)

アヤカシ

 屋敷に取り憑いたさまざまな妖怪。アヤカシの残した痕跡や発する音を探し、その数や位置を見極めて先手を打つと、除霊を有利に進めることができます。

【ぬっぺっぼう】

 肉塊のような姿の小さなアヤカシ。群れで現れることが多く、屋敷で拾った箕や鍋を被っている者も。

【餓鬼】

 屋敷に通じる幽世から出てきた亡者。常に飢えているため、食べ物を与えると時間稼ぎができる

【百鬼僧兵】

 仏門を捨て、鬼と化した僧兵の頭領。執念深く、どこまでも追いかけてくる。

【その他のアヤカシたち】

  • ▲鉄鼠
  • ▲火鼠
  • ▲狐火
  • ▲叢原火
  • ▲化けつづら
  • ▲狂骨

屋敷の各部屋

 屋敷の部屋のギミックはさまざま。アヤカシに待ち伏せされて鬼ごっことなったり、明かりがないと真っ暗な部屋があったり、さらには落ちたら竹槍に刺されて一巻の終わりという“剣山の間”も……。

 その他、アイテムが買える怪しげな店“荒物屋”、ひとときの安らぎを得られる“神間”“仏間”なども用意されています。

  • ▲ここは行き止まり? だがフスマからは怪しい目が……。
  • ▲神間と仏間ではひとときの安らぎが。
  • ▲この“荒物屋”はアヤカシが経営する店?

ゲームシステム

道具

【手燭(てしょく)】

 暗い部屋で照明となる他、備え付けの行灯などに着火できる。灯したままにしていると灯心が減っていく。

【鉄鞠(てつまり)】

 八方手裏剣を球状に鍛接した手裏剣。どの方向からでも刺さる優れ物。音を立てずに実体のあるアヤカシを倒せる。

【糒(ほしいい)】

 蒸した米を天火に干した保存携行食。『四のの目』において食糧確保は重要な課題。多種多様な食べ物が登場する。だが時には、身を切る思いでアヤカシに与えて逃げるが勝ちということも……。

【人形(ひとがた)】

 疑似生命を吹き込まれた紙の人形。紙飛行機のように飛ばすと、その方向にアヤカシが引き寄せられる。

【呪符(じゅふ)】

 アヤカシが破れぬように九字紋を記した紙片。扉に貼って、アヤカシの侵入を一時的に防ぐことができる。

飯綱管【(いづなくだ)】

 半霊体の使役獣“イヅナ”の入った竹筒。放たれたイヅナは、よのの僕として随行しアヤカシを真似て変身することもある。

霊障

 『四のの目』の攻略の鍵となるのが、部屋に残されている音と痕跡。先へとどんどん進むのではなく、それら“霊障”から行く手に潜むアヤカシを推理し、作戦を考えて、アヤカシ調伏に必要なアイテムをそろえておくと、より安全に攻略を進められます。

【霊音】

 アヤカシが発する音の霊障“霊音”は、環境設定で音が出ない状態にしている場合、文字で表示される。

【霊痕】

 アヤカシが部屋に残した視覚的な霊障“霊痕”。たとえば足跡がある部屋の近くには、それをつけたアヤカシが隠れていることが……。

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四のの目(Shinonome)

  • メーカー: WODAN
  • 開発: WODAN
  • 対応機種: Steam
  • ジャンル: ローグライク脱出ゲーム
  • 発売日: 2022年11月11日
  • 価格: 1,950円(ローンチ後1週間は1,658円)

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