『劇場版 転スラ』木村昴がラキュア熱演への思いを語る!

電撃オンライン
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 全国公開中の『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』より、ラキュア役・木村昴さんのインタビューが公開されました。

 以下、リリース原文を掲載します。

「何を考えているか分からない、無視できない存在感を出せたら」木村昴インタビュー&“ラキュア”新場面写真解禁!

 劇場版のオリジナルキャラクターとして、女優・福本莉子が声優を務めるラージャ小亜国の女王トワや、内田雄馬が演じる大鬼族(オーガ)の生き残りヒイロが劇中活躍を見せる中、異彩を放つキャラクター、行商人ラキュアも見逃せない存在感を放つ。演じるのは、「ドラえもん」(ジャイアン)、「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」(山田一郎)などで活躍し、持ち前の明るいキャラクターでバラエティ番組など様々なメディアにも引っ張りだこの人気声優の木村昴。

 本作の出演で初の《転スラ》ワールドに初参戦となった木村は、「え!あの、あの転スラですか!?」とオファーが来たときの気持ちを振り返る。「人気のある作品だということは知っていましたし、ファンも多い作品だということで、お話をいただいたときはやはりすごくテンションが上がったのを覚えていますね」と沸き上がった気持ちを思い出す。

 演じたキャラクター“ラキュア”について「一見小物で雑魚キャラにも見えなくないキャラクターなので、見ている人が不快に感じない程度に変な奴だなあと思われるようにクセが強いイメージ」で作り上げたと語る木村。「見ているうちに、何を考えているか分からない、無視できない存在感を出せたら」と唯一無二のキャラクター造形を解説した。

 物珍しい貴重な宝石を扱う、ラージャ小亜国に出入りするラキュアは、劇中明らかに従来の《転スラ》登場キャラクターとは一線を画すインパクトを残している。「(他のキャラクターの中で)「こいつ何かありそうだぞ?」と思ってもらえるような雰囲気にしてみました。あと、本作の音響監督の方と別の作品でもご一緒する機会がよくあり、その方との作品は比較的クセの強い役柄が多かったので、本作でもご一緒した瞬間からいつものように“クセ強”モードでやらせてもらいました。(笑)クセが強すぎて何を言っているか分からなくなってリテイクするくらい」と収録当時の苦労も振り返った。

 異世界に転生した元サラリーマンの三上悟、改めリムル=テンペストが活躍を見せる本作にちなみ、「転生したら?」という質問に、「人だったら宇宙飛行士、動物だったらイルカ」と答えた木村。

 「すごく宇宙に行きたいんですよ。(笑) いまだに僕の夢は、生きているうちに、1回大気圏を突破したいっていうものなんですね。だから転生してその夢が叶うんだったら、絶対宇宙飛行士がいいと思いました。もしくはロケットですね。まるっとロケットになって自分で行っちゃおうかなみたいな。いやもうこんなの語りだしたら2泊3日いきますよ。(笑)イルカについては、海めっちゃ苦手なんです。でも海は好きなんです、海辺は好きなんですよ。カリブ海のトロピカルなアイランドのすごく透明度の高い海だったらいいんですけど、めっちゃ怖いんです。浅瀬でも入ったら何かがガバーって来るんじゃないかみたいなことを想像するともうダメ。だからイルカになって、海の中も自由自在に泳ぎたい、そういう夢もありますね」と意外な一面を見せた。

 また年末に差し掛かる今、2022年に一番印象に残ったお仕事について「日本テレビさんで「ヒルナンデス」の木曜レギュラーになったこと」を挙げた木村。「まだバラエティ番組に声優として出演すると、周りからどう触れていいのか分からない空気みたいなものを感じたり、どうやって自分が周りと打ち解けるかがテーマだったりしますが、「ヒルナンデス」のメンバーはそういったことを抜きにして、快く迎え入れてくれて、凄く嬉しかったです」とレギュラーが決まった時を振り返る。

 同じ木曜レギュラーのジャニーズWEST桐山さんとの番組内でのエピソードについて「番組の途中に報道情報が流れている時、スタジオが待ちの状態になるタイミングに、恒例で「前説」ならぬ「中説」として、来ていただいているお客さんを盛り上げる時間があるんです。木曜日は、僕と桐山さんがコンビとしてその時間にネタをやるという担当をしていまして、そのおかげで桐山さんとも仲良くなったり、スタジオの裏でネタの打合せをして、放送が終わったあとに、大師匠の南原さんから披露したネタのダメ出しや指導も受けたりしています。(笑)」と裏話を語った。

 大活躍だった2022年から、来年の抱負について「僕は声優なので、声優業という中心はぶれずに持ちつつ、その声優という枠には囚われずに、いろいろな場所に呼んでいただけているうちは、その期待に応えられるように頑張りたい」と笑顔で語り、また「来年こそは車の免許を取りたい」と具体的な目標も定めた。唯一無二の存在感をアピールした木村は、来年もさらなる活躍が期待されている!

 『劇場版 転スラ』について木村は「日頃より、「転スラ」を応援してくださっている皆さん、非常に多いかと思います。そんな皆さんも絶対に盛り上がる楽しい映画になっていますし、この映画を機会に「転スラ」を見てみようと思っている方にも、充分に楽しんでいただける作品となっているかと思います。お楽しみに!」と締めくくった。


©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
配給: バンダイナムコフィルムワークス

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