『孤独のグルメ Season10』11話感想。地元の店に五郎さんが! 旭のいも豚を堪能してよ

佐藤 汐
公開日時

 『孤独のグルメ』全シーズンを楽しく視聴しているライター・佐藤です。1人オフの楽しみ方は“1人孤独のグルメごっこ”!

 井之頭五郎になったつもりで、おいしいものを食べながら「ん……これはうまい。」と心の中でモノローグをする遊びを楽しんでいます。

 そんなライターが、『孤独のグルメ Season10』の感想をお届け! 番組を見ながら、面白かったところ、共感したところなどを語っていこうと思います。

ついに地元キタ~!

五郎さん、旭市の名産食べてって!

 今回は、千葉県旭市。そう、旭市!!

 なんとライター・佐藤の地元。ホームタウンでございます。

 じつは、旭市は数々の名産品があるのですが、あまり知られていないマイナーな土地。全国6位の農業産出額を誇るので、お友達の家はだいたい農家さんなのです。

 飯岡メロン、いちご、マッシュルーム、きゅうり、トマトetc……。

 隣町の“銚子市”はよく天気予報でも漢字を目にするし、漁獲量日本一の漁港のイメージがあると思うのですが、もちろん旭も負けていません。

 はまぐり、磯がき、いわしなどが有名です。肉厚で脂がのっている絶品・新鮮も名物なのは言うまでもありません。

 さて、地元語りもこのくらいにして。2012年に放送されたSeason2から約10年ぶりの五郎さんの訪問に、地元の民も歓迎しまくりですよ!

 何を食べていくの? 旭はなんでもおいしいですよ、五郎さん♪

ドラマパート

 地元の駅とローカル電車からスタートしたドラマパート。五郎さんは、駅から歩いて商店街へ向かいます。

 同級生の家も映ってる! すごいなあ。「今日は海の幸でも食って帰るか」と五郎さん。

 いやいや、ほかにも旭グルメはいっぱいあるのよ! もっと知って欲しい!!

 そう期待していると、小学校からの通学路沿いにあった懐かしのお肉屋さんが! その店頭を眺める五郎さん。

 そうなんです、旭の豚肉はめっちゃおいしいのです。豚の産出額で全国2位なのです。“マーガレットポーク”など数多のブランド豚が有名ですよ♪

 そして着いたのが、新市役所です。2021年4月に完成したばかりの市役所には、私も何度も足を運んでいます。

 今回の五郎さんのお仕事は、地元の人が文化活動を自由に楽しめるギャラリーのインテリアを見繕うこと。

 祷キララさん演じる市役所職員・中田が、実際にいそうな市役所の人っぽかったです(笑)。そして市役所の人総出で五郎さんとの商談へ。ホント熱意。熱意がスゴイよ!

 そして、ストーリーに集中したいのに、随所にあさピー(旭市のゆるキャラ)のぬいぐるみが見切れてて、市民はなかなか集中できなかったのでした。

 夏はメロン、ほかの季節はトマトをかぶる“あさピー”なのです。

 ここでついに、五郎さんが“旭市は豚の産出額で全国2位”ということを知ります。「豚か……」と、海鮮から豚へ切り替えてくれた五郎さん。

 「腹が減った」と、向かった先は?

飯パート

旭市=花と野菜と肉の街

 市役所から旭市の銀座通り商店街へ向かう五郎さん。そして線路沿いと、だいぶ飯屋を探し歩いている様子です。

 ここで地元民御用達の宅配ピザ屋“ピザ・ウィリー”が登場。いつもお世話になっております!

 さらに歩き続ける五郎さん。あ、そこは“新昭園芸”さんですよ。花屋に見えますけど、釣り堀もあるのです。

 「店がない! この通りはダメだな」と五郎さん。諦めないでください。じつは店はありますよ!

 そしてついたのが“レストラン・バイキング”でした。おお、初見で入れたらすごいですよ五郎さん。

 って、入ったぁぁぁぁ!

“レストラン・バイキング”の豚料理とは?

 うわあ! 地元ならではの超がつく内輪っぽいお店感。マスター役の諏訪太朗さんが、またナチュラル過ぎてもはや店主のようです。

 「古株の海賊たち、なかなか激しいアウェー感」と五郎さん。がんばって!

 メニューを開くと、即効で“豚肉料理”の文字。ロース肉の野菜添えを、塩焼きかタレでいただけます。

 厚切り肉もソテーやジンジャー、ガーリック、マスタードなどお好みの味で楽しめます。

 「塩わさびってはじめて。運が良ければ味噌汁つき!?」と、メニューに魅せられていく五郎さん。

 そして“いもぶた”の文字。そう、この“いもぶた”。どちゃくそ美味♥ 私もめっちゃ好きでよく食べています。脂がのっていてやばいですよ。

 鶏肉料理やカツカレーもあるけれど、そうです五郎さん! 今日は厚切りロースで決めちゃってください!!

 「もう決まりだろう」と私が思っていると、味で悩み始める五郎さん。がんばって決めて!

五郎’sセレクション

 ついにオーダーが決まった五郎さん。「ロース肉の塩わさびをライスセットでお願いします」とひと言。

 するとマスターが「すみません、今日は運がなかったみたいで味噌汁がないんですよ」と。なんと! 

 そして常連さんの「ご飯食べてくる」「犬にご飯あげてくる」って帰るの、マジ地元感。そんなところに五郎さんも懐かしさを感じてくれているみたい。

 まず、出てきたのが“味噌汁の代わりのキノコのポタージュ”。味噌汁がない日でもラッキーだったのです。先ほどのはマスターのジョークでした。

 「これはうまい。キノコモリモリ」と、五郎さんがスープを噛みしめます。濃厚なキノコの味に、スプーンも止まらない様子です。

 そして、五郎さんの元にメインが運ばれます。

 「なんじゃこりゃー!」と心で叫ぶ五郎さん。超ぶ厚めロース肉のソテーにたっぷりのわさび。添えられた野菜もこんもり、ガッツリです。

 お好みで追い塩をマスターに勧められ、いざ“いもぶた”の魅力をご堪能あれ♪

 「うわ、うわわわわわあああ!」と唸る五郎さん。そうでしょう、そうでしょう! そうなのです。脂の甘さとコクがたまらんのです。

 「米もうまい!」そうでしょう、旭は米もうまいのです。米農家さんのお友達も多いのです。新米はとくに言葉を失うほど美味。米だけで食べれるほど美味。

 絶妙な噛み応えで、ジューシーさを感じる豚最高ですよね。

 添えられた野菜も主役級のおいしさ。「うん、うん、このお店、なにもかもスゴイ」と五郎さんも太鼓判です。

 300gもあるロース肉でもペロリといける。そんなおいしさが“いもぶた”にはありますよね、五郎さん! 追い塩をして、より豚の甘味を嚙みしめているご様子です。

 「この肉にはマスターの魂がこもっている」と五郎さん。味変しながら豚を楽しむ五郎さんの姿に、こちらも嬉しくなりました。

 そして、追加注文は卵で作った本格的なミルクセーキです。ああ、これは飲んだことないかも。

 ちなみに旭には、養鶏場もたくさんありますよ! 卵もおいしいのです。今後もご贔屓に!!

 ぜひまた来てくださいね、五郎さん♥

ふらっとQusumi

 そしてドラマパート終了後は、『ふらっとQusumi』。

 マスターの川井さん、やっぱり諏訪太朗さんに似てる。(笑)

 久住さんがオーダーしたのは、生野菜とシュワシュワっとしたなにかです。

 カレー味のポテトサラダが添えられている生野菜を食べながら「レスカだ♪」と久住さん。

 レモンスカッシュじゃありませんよ、本当はウイスキーのソーダ割りです。「アダルトレスカですね」とひと言。うわあ、なにそれおいしそう。

 そして、“ロース肉(薄切り)野菜添”をオーダー。鉄板で焼かれたロース肉は、薄切りといっても普通より厚め。ガッツリ系です。

 「マッシュルームがいっぱい入ってますね」と久住さん。よくぞ言ってくれました。そう、旭は全国第1位の産出額を誇っていたこともあるほど、マッシュルームが有名なのです。

 これは五郎さんも飲んでいた“キノコのポタージュ”。久住さんも優しい味に舌鼓を打っていました。

 この番組を機会に、ぜひみなさん旭市に遊びに来てくださいね!

※画像は公式Twitterのものです。
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