『ガルパン』博覧会レポート。音声ガイドや校内風の装飾、実寸大の戦車パネルなどで世界観を満喫!

電撃オンライン
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 池袋で開催されている、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』の放送10周年を記念した大規模展覧会“10th Anniversaryガールズ&パンツァー博覧会 〜これまでと、これから〜”の内覧会レポートが公開されました。

 以下、リリース原文を掲載します。

10th Anniversaryガールズ&パンツァー博覧会 ~これまでと、これから~ 内覧会レポート

 12月16日(金)より、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』の放送10周年を記念した大規模展覧会『10th Anniversaryガールズ&パンツァー博覧会 〜これまでと、これから〜』が、池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールDにてスタート。

 貴重な資料が多数展示され、『ガルパン』の世界を体感できるイベント会場の様子をレポートしていこう。

 会場入口では、有料の音声ガイドの申し込みが可能となっている。

 用意されている音声ガイドは2種類。西住みほ、武部沙織、五十鈴 華、角谷 杏の4人が大洗女子学園で開催される記念博覧会の展示を案内するグループ①と、西住まほ、ダージリン、ケイ、アンチョビ、カチューシャらライバル校の隊長たちが博覧会を見学するグループ②。

 どちらもドラマ仕立てになっており、ここでしか聞くことができないキャラクターたちのやり取りは必聴。展示を見て回るお供にぜひ聴いてみてほしい。

 今回の展覧会場のイメージは、大洗女子学園。校内を使って展示会を行うというスタンスになっているので、気分はまさに大洗女子学園の学園祭を味わうような、校内見学気分で楽しめる。

 そんな気分を盛り上げるように、エントランスには校門をイメージした門柱が立てられ、その奥にはあんこうチームをはじめとした大洗女子学園戦車道メンバーたちが描かれたメインビジュアルがお出迎え。

 中に進んでいくと、壁の装飾も学校内をイメージしたものとなっており、本当に大洗女子学園に足を踏み入れたような気分に。学園祭などで久しぶりに高校を訪れたような懐かしさも感じられる。

 展覧会入口では、展覧会に訪れたお客さんに向けて、前生徒会長の角谷 杏による会場内の説明映像があり、前生徒会メンバーの等身大パネルによるフォトスポットも配置。

 ちなみに展示場内には、大洗女子学園の戦車道メンバーがチームごとに配置されたフォトスポットが各部に配置されている。

 各チームに関連する、リアルさと遊び心を感じることができるアイテムなども一緒に展示されているのでしっかりとチェックしてみてほしい。

 さらに奥に進むと現れるのは、戦車道メンバーたちが作戦会議などで使用しているであろう、「戦車作戦室」。

 学園内の教室を再現したスペースには、「大洗女子学園戦車道チームのあゆみ」と題された活躍年表を中心に、壁の掲示板や「戦車道心得」と書かれた書道作品の展示スペース、時間割表や黒板の落書きなど、メンバーたちの個性がチラチラと見える、凝った装飾にテンションが上がる。

 特に、「戦車道心得」には他の学園の生徒たちの戦車道の心得が書かれた書が飾られていて、ワードの選び方も含めて楽しめるはずなので、ここもぜひじっくりと確認してほしい。

 こうした、アニメ本編に登場するキャラクターたちがどんな風に学園内で生活しているのか思わず想像が膨らむような展示が、学園内見学の没入感を高めてくれるのだ。

 そして、さらに先に進むと、いよいよ博覧会のメイン展示がスタート。

 「私たちの思い出アルバムです!」と題されたスペースには、大洗女子学園戦車道チームが学園生活や大会の様子を思い出しているという形で、数々の名シーンと共に、アニメ本編に使用された本物の原画など、貴重な制作資料が展示されている。

 今回の展示のために作成された戦車道チームメンバーによるコメントによって、劇中でのできごとを振り返りつつ、該当シーンが制作スタッフによっていかにこだわって作画されたのかを感じることができる2段階構成となっている。

 日常的なカットから、大人数がひとつの画面に集まるような見せ場となるシチュエーション、試合中の戦車内でのやり取りなど、描かれるシーンによって異なる各部素材の描き込み、演出や作画監督による芝居への指示、動きのあるシーンではわずかなカットにどれだけの動画が使われたのかなど、その細部へのこだわりと物量によって、アニメーションが完成していることがわかる。

 ちなみに最初の展示スペースは、TVシリーズ全12話とOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』を合わせた、戦車道の名シーンが展示されている。

 さらに先に進むと、大洗女子学園の戦車が一堂に会するフォトスポットエリア「車庫」に突入!

 劇中に登場する車庫と同じレンガの壁の向こうには、ほぼ実寸大で再現された大洗女子学園の戦車のパネルがずらりと並ぶスペースとなっている。

 その風景は、戦車博物館に入ったような迫力で、単体ではなく多数の戦車が揃っているからこその圧倒されるボリューム感が見所だ。

 車庫内のエリアは2つに分けられており、手前側にはあんこうチームのIV号戦車H型(D型改)、カメさんチームのヘッツァー、アヒルさんチームの八九式中戦車、カバさんチームのIII号突撃砲、ウサギさんチームもM3リーと、初期に揃った5輌が勢揃い。

 車輌の横には各チームのパンツァージャケットと共に、武部沙織による車輌解説パネルも展示。

 奥側のエリアには、大洗女子学園に後から追加された、カモさんチームのB1 bis、レオポンさんチームのポルシェティーガー、アリクイさんチームの三式中戦車、サメさんチームのMk.IVの4輌が整列。

 追加車輌はサイズが大きいので、並ぶと大迫力。大きさを体感できるので、本当に大洗女子学園の車庫に入ったような体験ができるのだ。

 その先に向かうと、会場でのお楽しみとなるサプライズエリアが! 作品をさらに深く知ることができる展示になっているので、このエリアの内容は、ぜひ会場で確認してほしい。

 続いては、「思い出のアルバム」の2つ目のエリアとして、『ガールズ&パンツァー 劇場版』のレイアウト、原画、修正原画などの作画素材が展示。

 TVシリーズから『劇場版』になるにあたって、作画に使用された作画用紙が大きくなっており、広い画角により緻密に描き込まれているのがわかる。

 『劇場版』らしい撮影効果を出すための原画なども展示されており、TVシリーズと比較してみるとグレードアップされているのがわかる。

 『劇場版』のエリアでは風紀委員が目を光らせているのでご注意を!

 その先には、もうひとつのサプライズエリアとなる生徒会室が。劇中でお馴染みの生徒会室の椅子やテーブルなどが再現されており、サメさんチームとあんこうチームがお出迎え。壁には戦車道全国大会の優勝旗も飾られている。

 さらに、ここにも超豪華な特別展示があるのだが、これもまた会場で実際に見てのお楽しみ!

 最後に配置されているのは、3つめの「思い出のアルバム」スペース。こちらは、『ガールズ&パンツァー 最終章』で描かれている、第41回冬季無限軌道杯の2回戦=第3話までの各種作画素材が展示されている。

 こちらも、『劇場版』と同じく作画用紙はテレビシリーズのものよりもサイズが大きく、『劇場版』と同等の作画密度で描かれているのがわかり、見所も満載。特にキャラクターの表情の豊かさは、シリーズを重ねたからの表現であることがわかる。

 そして、展示エリアの最後には皆さんが待ち焦がれる『最終章』第4話の最新ティザーPVの上映と準決勝の組み合わせにスポットを当てた最新ポスター、さらにはティザーPVの複製原画が特別展示。最後の最後でテンションを上げてくれる配置が心憎い!

 展示エリアを抜けた先には物販コーナーがあり、博覧会の開催を記念したグッズが多数取り揃えられている。10周年を記念した商品もラインナップされているので、要チェックだ。

 ボリューム感あふれる展示から味わうことができる、ガルパン10周年の重みをぜひ体感してみてほしい。

イベント概要

<東京会場>
【開催期間】2022年12月16日(金)〜12月25日(日)
【開催時間】10:00 – 19:00(最終入場18:30)
※最終日は17:00まで(最終入場16:30)
【会場】池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールD
【チケット】
■料金:全て税込/全日日時指定
・当日入場券:2,300円(税込)
・限定グッズ引換券:2,000円(税込)
・限定スペシャルグッズ引換券:5,000円(税込)
【取り扱い】
◇当日入場券:会場窓口およびイープラスにて販売
・12月16日(金)〜25日(日)
※当日入場券は状況により販売しない場合もございます。

<大阪会場>
【開催期間】2023年3月1日(水)〜3月13日(月)
【会場】あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場
※東京会場より規模を縮小しての開催となります。

 2023年春、新潟でも開催決定! 詳細は続報をお待ちください。


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キービジュアルクレジット……原画:小倉典子 仕上:原田幸子 特効:古市裕一 監修:杉本 功

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