『仮⾯ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロワイヤル』舞台挨拶で新旧ライダーが熱い思いを明かす

電撃オンライン
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 12月24日に行われた『仮⾯ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロワイヤル』公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートが公開されました。

 以下、リリース原文を掲載します。

令和ライダーのクロスオーバー作品進化を遂げた≪シームレス2部構成≫で繰り広げられるストーリー

 2021年9⽉5⽇から2022年8⽉28⽇までテレビ朝⽇系で放送した、50周年記念作品『仮⾯ライダーリバイス』。そして、現在毎週⽇曜⽇午前9時よりテレビ朝⽇系にて放送中の最新作『仮⾯ライダーギーツ』。2つの⼈気作品がクロスオーバーする劇場版最新作『仮⾯ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロワイヤル』が、全国公開中。

 リバイス、本当の“最後の物語”から始まる第1部、ギーツ×リバイス共演による最悪のゲームへと突⼊する第2部で構成された本作。「ジェネレーションズ」シリーズとして作品の垣根を超えてクロスオーバーしてきた冬季の劇場版仮⾯ライダーが、今作から装いを新たに、そしてかつての「MOVIE⼤戦」からさらに進化を遂げた≪シームレス2部作構成≫で両作品ヒーロー達が⼤躍動!!

 激戦となるこのゲームを制し最後に勝つのは誰か? 勝者が叶える願いとは。ヒーローたちが⼤スクリーンで魅せる、いまだかつてない衝撃のバトルロワイヤルゲームは必⾒です。

 この度、本作の公開を記念して公開記念舞台挨拶を、12⽉24⽇(⼟)に実施致しました!

 『仮⾯ライダーギーツ』から簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和⼈、⻘島⼼。『仮⾯ライダーリバイス』から、前⽥拳太郎、⽇向亘、井本彩花。さらに劇場版ゲストとして出演する⼤貫勇輔、池⽥鉄洋、主題歌を担当した倖⽥來未、そして柴﨑貴幸監督という超豪華キャスト・スタッフが登壇いたしました。

簡「歴代ライダーの変身シーンに鳥肌」完成作に手応え 前田「“リバイス最後の映画”が公開されて嬉しい」と感無量 新旧ライダー登壇で、本作への想いを明かす

『仮⾯ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロワイヤル』公開記念舞台挨拶イベント概要
【⽇時】12⽉24⽇(⼟) 11:30イベント開始※上映後舞台挨拶
【場所】ユナイテッド・シネマ豊洲
【登壇者※敬称略】簡秀吉、前⽥拳太郎、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和⼈、⻘島⼼、⽇向亘、井本彩花、⼤貫勇輔、池⽥鉄洋、倖⽥來未/柴﨑貴幸監督

 満員のお客様の中、会場に⼤きくBGMが響き渡り、キャストと監督が登場すると会場は待ってましたと⾔わんばかりに⼤きな拍⼿に包まれた。始めに、それぞれが観客に向けて⼀⾔ずつ本作の⾒どころと挨拶をした。

<ギーツ>
簡(仮⾯ライダーギーツ/浮世英寿):ハッピーメリークリスマス! リバイスの本当のラスト、今年で20周年の⿓騎、本作初映画のギーツ3つの世界観が合わさった映画を楽しんでいただけると嬉しいです。

佐藤(仮⾯ライダータイクーン/桜井景和):「たぬきそばが世界⼀!」先輩ライダー⿓騎やリバイスとの絡みやバトルロワイヤルを楽しんでもらえたら嬉しいです。

星乃(仮⾯ライダーナーゴ/鞍⾺祢⾳):「袮⾳です、ピカリ!」それぞれの世界観が交わっているところと私がマネキンで登場するシーンが特に⾒どころです!

杢代(仮⾯ライダーバッファ/吾妻道⻑):「勝つのは俺だ!」世代を超えたド派⼿なアクショーンシーンが⾒どころです。楽しんでいってください。

⻘島(ツムリ):デザ神降臨です!照 新旧対決、サッカー場(で変⾝する)シーンが印象的です。いつもと違うツムリを楽しんでもらえると。

<リバイス>
前⽥(仮⾯ライダーリバイ/五⼗嵐⼀輝):皆さん今⽇の映画は楽しんでいただけましたか? ギーツにとって初めての映画、そして僕たちリバイスにとって最後の映画になるので、役者たちの想いを⾒ていただけたらと思って撮影に取り組みました。

⽇向(仮⾯ライダーライブ/五⼗嵐⼤⼆):去年セイバーの皆さんから受け取ったバトンを、ギーツの皆さんに渡して仮⾯ライダーを晴れて卒業できる⽇になれたらいいなと思います。

井本(五⼗嵐さくら/仮⾯ライダージャンヌ):本編では出番の少なかったインビンシブルジャンヌに変⾝できたことが嬉しい。そして袮⾳と⼀緒に戦えて嬉しかったです。

柴﨑監督:⿓騎しか⾒たことない⽅も楽しめる作品になってます。途中リタイアしないで最後まで楽しんでいってください。

 映画ならではのライダー同⼠による壮絶なバトルロワイヤルが⾒どころの本作。まずはギーツキャストに完成した本作の感想が問われると、簡は「⿅島スタジアムで⿓騎、シーカー、リバイスとのアクションシーンはとても⾒応えあり、⿃肌がたった」とコメント。

 佐藤も「⿓騎の真司とのお芝居が印象的。ファンの間で景和は“令和の真司”と呼ばれているらしく、(真司と同じく)平和を願うキャラを演じてることにシンパシーを感じる」と明かし、星乃も「1年ずっと撮影してきた井本さん(ジャンヌ)の演技を⽬の当たりにすると⽬線の使い⽅、お芝居も刺激を受けて勉強になった」とコメントした。

 本作では、電⾞や商店街など様々な場所で撮影が⾏われ、杢代は「本当の駅構内での撮影は新鮮で楽しかった」と振り返った。

 ⻘島は「ベテラン俳優との共演が多く、現場でもカッコよかった。特にシーカーの変⾝がカッコよかった」と振り返り、「画⾯に映る4⼈の変⾝シーンを⾒て泣いてしまった。成⻑してるなとお姉ちゃん⽬線で⾒れた」と⾝近での共演者の成⻑を感じていた様⼦。

 『仮⾯ライダーギーツ』と『仮⾯ライダーリバイス』、2つの⼈気作品がクロスオーバーしながら物語が描かれていく本作。リバイスパートでは、弟・幸四郎の誕⽣やバイスの復活、五⼗嵐家の家族の絆が感じられるエピソードが展開されていく。その魅⼒を前⽥は、リバイスとして最後の映画が公開となった嬉しさを滲ませながら「“バイスの復活”、“三男幸四郎の誕⽣”を経て、五⼗嵐家の絆がより深まったと思う」と語った。

 ⽇向と井本も、「いい意味でリバイスらしい終わり⽅だな感じた。この映画でみんなで集まるのも最後だから悔いなく撮り切ろうという思いで臨んだ」(⽇向)、「リバイスが終わる寂しさと、最後は先輩らしくカッコよく決めたいという思いで臨んだ。1年間で顔って変わるな、と成⻑を実感した。リバイスメンバーに⽀えれられここまできた、このメンバーでよかった」(井本)とそれぞれ今の⼼境を明かした。

 1年の変化を問われると、本作で4作⽬となる前⽥は、「1作⽬と⽐べると別⼈のように変わった気がする、変わってますかね?(笑)」と会場に問いかけ、それに応えるような会場内の⼤きな拍⼿に「変わってるみたいです!(笑)」と笑顔を⾒せた。

 「僕たちほんと凛々しくなったよね(笑)」と続く⽇向の⾃画⾃賛の⾔葉に共演者からツッコミが⼊るも、「⾒返してみると逞しくなった気がする」と揃って1年の成⻑を振り返った。

 監督は「⾃分の知らない世界のどこかで、仮⾯ライダーが戦っているんじゃないかと思わせるような⽇常を描きたかった」と作品に込めた想いを明かし、「商店街や電⾞、⾛っている⾞などさまざまなシチュエーションでアクションシーンに挑戦した。2部作を繋いでみると予想以上にテンポが出て、尺が⻑い後半パートの⽅が早く進んでいるような体感が出た」と作品全体を回顧した。

 さらに「電⾞内の装飾に、過去の作品をモチーフにした広告が貼ってある」という撮影秘話も。「歴代のファンの⽅たちも楽しんでもらえる仕掛けがたくさん隠れているので、何回も⾒て探してみてほしいです」とファンにむけてアピールした。

 さらに話題は、“ここだけは誰にも負けない1番だと思うこと”という、本作のキャッチコピーである「さあヒーローの頂点へ。」になぞらえたトークへ。

 主⼈公を演じた簡と前⽥が指名されると、簡は「⾃分とは関係ないんですけど」と話し始めると、「関係ある話にしてください」と皆から総ツッコミ。「“冬休み映画のバトルロワイヤル”に勝って、本作が頂点に⽴ちたい」と座⻑として⼤ヒットを祈願。

 対する前⽥は“空⼿”を挙げた。「アクションシーンでも空⼿で培ったものが活きたと思う」とコメント。

 作品の魅⼒や⾒どころなど、熱いトークが展開される中、新たにゲストが登場! 映画オリジナルのキャラクターであり、ギーツ・リバイスたちに⽴ちはだかる“最強の刺客”を演じた⼤貫勇輔、池⽥鉄洋、そして主題歌を担当した倖⽥來未が登壇した。会場は溢れんばかりの拍⼿に包まれ、⼀⾔ずつ挨拶した。

⼤貫:仮⾯ライダーシーカー/轟戒真役を演じました⼤貫勇輔です。本当に⼦供の頃から夢だった仮⾯ライダーになることができて光栄です。

池⽥:「ハッハッハ!(コラス⾵に怪しげな笑み)」コラス役の池⽥鉄洋です。皆様の夢を怖さないようにこんな感じで始めてみました。本⽇はよろしくお願いいたします。

倖⽥:“Change my future”という曲で主題歌を担当しています、倖⽥來未です。素敵な場所に呼んでもらえて光栄です。

 “無敗の仮⾯ライダー”、仮⾯ライダーシーカー・轟戒真に扮した⼤貫へ、仮⾯ライダーを演じた感想が問われると、「⼦供の頃から本当になりたかったものになれた喜びは何よりにも変え難い」と喜びを爆発させた。

 さらに、主演⼆⼈のスタイルの良さに驚きながらも「アクションシーンも盛りだくさんですし、(⾃⾝が演じるシーカーの)変⾝シーンが渋いのでカッコいいんですよね」と振り返り、会場を盛り上げた。

 “最悪のゲームマスター”コラスを演じた池⽥も、憧れのライダー作品への出演を「感無量」と喜び、さらに「私も変⾝したかったなぁ」とポツリと想いを吐露。役作りに関して問われると、「監督からもう少し怖くなることを指摘されたが、結果としてだいぶ気持ち悪い⽅向にシフトして演じました」と明かし、対して監督は「“悪いサーカス団の団⻑”がコラスのイメージ。⾮常に良い役を演じて頂いてよかった」と回顧した。

 そんな⼤貫・池⽥との共演した感想を簡・前⽥は、「⼤貫さんが⾞から出てきたシーンの存在感に圧倒された」と答えると、「リムジン効果です」(⼤貫)と謙遜し、笑いを誘った。

 さらに池⽥について「不気味なお芝居が輝いてて、悪役を演じるときは池⽥さんみたいに演じたい。悪役やってみたいですね!特訓してきおきます!」と、前⽥は“悪役”挑戦に意欲を⾒せる場⾯も。

 簡も「⼤貫さんの初変⾝とは思えないほどのキレと迫⼒には負けていられない」とそれぞれ振り返った。

 倖⽥は現在放送中の『仮⾯ライダーギーツ』に引き続き、映画でも主題歌を担当。この主題歌について、倖⽥は「TVシリーズとは違ったファンキーな楽曲のリクエストがあった中で、打ち合わせの時にバラードのような“いい曲”もいいよね。そこでハートフルな曲を提出したらすごくいいと褒めてもらえた。家族愛や、仲間愛、みんなの愛をのせてレコーディングに臨み、セリフを邪魔しないようとにかく“優しさ”を意識した」(倖⽥)と秘話を明かした。

 主題歌の感想を問われると「エンドロールで流れる楽曲を聴いて、⿃肌が⽴つように⼼が温かくなった。毎⽇聞いてます」(簡)とコメント。

 実は同じ京都出⾝で、偶然⽗親同⼠が友達という倖⽥と簡。簡が仮⾯ライダーに決まった知らせを、⽗伝いで聞いた倖⽥は「驚いた!同郷出⾝ヒーローは嬉しい」と笑顔を⾒せた。

 イベントの最後には、「ギーツたちの凛々しい姿を⾒て、しっかりバトンを渡すことができたなと感じた。これからも仮⾯ライダーの歴史は続くが、愛し続けてくれたら嬉しいです」(前⽥)、「本作をたくさんの⼈に⾒てほしいです。TVシリーズも応援お願いいたします!」(簡)とファンに向けメッセージを送った。

 その後⾏われたフォトセッションでは、仮⾯ライダーのうちわを持った客席バックに、前⽥・簡の「『仮⾯ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロワイヤル』ここからがハイライトだ!」という掛け声と同時に、キャノン砲が打ち上げられ、客席は再び⼤きな拍⼿に包まれた。さらに変⾝後の仮⾯ライダーギーツ、リバイ、バイス、⿓騎、シーカーも応援に駆けつけ、豪華キャストの登場に最後まで熱気冷めやらぬまま、イベントは幕を閉じた。

「ギーツ/リバイス」製作委員会©⽯森プロ・テレビ朝⽇・ADK EM・東映

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