『七つ屋志のぶの宝石匣』18巻。顕ちゃんが自分の質流れを清算し、引っ越しちゃう!? 二人の婚約はどうなるの!?

　漫画『七つ屋志のぶの宝石匣』最新18巻が、2月13日に発売されました。

　『七つ屋志のぶの宝石匣』は『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子先生の最新作です。

　舞台は東京・銀座の下町。祖父の残した質店【倉田屋】を継ごうと奮闘する高校生の倉田志のぶちゃん、彼女には宝石の“気”が見えるという不思議な力があります。例えば嫌な気が見えたら盗品だったりいわくつきだったり…。

　その能力で、質店に来る訳ありなお客様の悩みを解決する下町人情漫画…かと思いきや！　なんと本作は、そこにミステリーが加わって【質店×宝石×ミステリー】とお楽しみいっぱいの、まさに宝石のように見る側面で輝きの違う面白さを見せてくれます。

　志のぶの生まれた時からの婚約者、北上顕定（顕ちゃん）は、名家の出ながら子供の頃祖母に倉田屋に質草として預けられ、迎えが来なかった事で「質流れ品」として志のぶの婚約者になりました。彼の家族は顕定を預けた翌日に失踪、その行方を探るうちに、宝石に纏わる事件や人物と関わっていきます。

　本筋の“北上家失踪事件”と、主に志のぶの出会う倉田屋に来る面々とのお話で進行しますが、倉田屋に来たお客さんから北上家の情報が手に入ったり、人と人との絆や繋がりが絡み合う物語は圧巻です。

　そして本作の中でとても重要な“宝石”ですが、作中に登場した宝石が折り返しに写真で掲載されているので、実際の色が確認できるのも嬉しいですね。（※電子書籍版にも収録あり）

　最新刊では、“北上家失踪事件”について知っていそうな刑事に迫るようですが、今まで絶妙な距離感でやきもきしていた、志のぶと顕ちゃんの関係にも変化が!?　という事で、目が離せません！

『七つ屋志のぶの宝石匣』最新18巻の内容は？（商品紹介ページより）

　志のぶの幼なじみ・顕定の家族が消えた「北上家失踪事件」の謎を知る園山刑事に、あの手この手で迫る鷹臣や虎徹たち。

　そんな中、顕定は、自身の「質流れ」を清算し、倉田屋の裏にあるアパートから引っ越したいと言い出す。愕然とする志のぶと百合江。

　志のぶと顕定、二人の婚約の行方は!?

　恋も謎も動き出す！!?　大人気シリーズ第18巻！

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