ヤンデレ好き必見。鬼との契約結婚『花燭の白』6巻。歪んだ愛情を向ける十郎太と再会した白梅は…

電撃オンライン
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 漫画『花燭の白』最新6巻が、2月25日に発売されました。

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漫画『あまつき』『ハイガクラ』や、スマートフォン向けアプリ『金色のコルダ スターライトオーケストラ』のキャラクターデザインの高山しのぶ先生が描く、鬼の始祖との契約結婚ストーリー

 高山先生初となる女性主人公という事で、恋愛面の描写がより楽しみです。表紙含め作画が大変美しく、いつまでも見ていられます。

 生まれ持ちの痣で”忌み子”として虐げられていた主人公の白梅(しらうめ)ですが、鬼の始祖沈(じん)様との出会いにより運命が変わります。この世界の鬼は人に種を植え、そこから生える花を食べるのですが、白梅は鬼の好む沈丁花を咲かせることができます。更に、普通の人間ならば花を摘まれた瞬間木乃伊になってしまうのですが、白梅はそうならない特別な存在です。

 白梅は弟に種を植えた鬼を倒し、弟を救うため“同族殺し”の沈に協力します。沈様は皆に恐れられる鬼の始祖ですが、白梅にとても優しく接してくれます。

 最新4刊では、白梅が幼い頃の勤め先で、唯一優しく接してくれた十郎太―今は鬼の敵対組織である特別高等警察に所属―と再会します。この十郎太が白梅を溺愛するヤンデレなのですが、王子様風好青年な通常時と病んだ時のギャップが楽しめるタイプのヤンデレで、大変おすすめです。

 沈様も和服白髪の鬼の姿もどこか儚げで美しいし、黒髪のスーツ人間体もどこからどうみても完璧な華族様で、一粒で二度おいしい魅力的な男性陣多すぎでは…?

 そんな白梅への執着をこじらせた十郎太と、人間に変装した素晴らしくスリーピーススーツが似合う沈様という“俺の白梅”を主張する二人が対面する訳ですから、色々な意味でドキドキが止まらないですね!

『花燭の白』最新6巻の内容は?(商品紹介ページより)

 過去との再会――。特高の任務で出会った犬神の子供・五狼は、木曽から白梅に託されることになった。

 特高側との顔合わせには人に扮した沈も同席し、つつがなく終わるはずだったのだが、そこには白梅を歪んだ感情で愛する十郎太が参加していた。

 暗い過去に捕らわれ続ける十郎太を前に、白梅は…。

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