父親に「麻雀が遊べるよ!」と説得して買ってもらったゲームボーイ本体。実家で見つけ、電源を入れたら…【メモリの無駄づかい】
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三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!
時を刻むのをやめたゲームボーイ。そんなゲームボーイの止まった針が動き出すなんて!
さて、少し前の話になりますが、2月9日のニンテンドーダイレクト(Nintendo Direct 2023.2.9)はご覧になりましたか? さまざまな新作情報が40分に凝縮されて配信されましたが、そのなかで僕が最も気になったのは、そんな新作の情報ではありませんでした。
ゲームボーイがまた遊べるなんて……!
そう、Nintendo Switch Onlineにゲームボーイが追加されるというニュースです! ゲームボーイは1989年4月21日に発売された携帯ハードで、はじめて親に買ってもらえたゲーム機でもあるんです。小学生時代は、それはもうゲームが好きだったのですが、友人の家などでファミコン(ファミリーコンピュータ)を遊ぶくらいしかできませんでした。
ファミコンを買ってあげようか迷ったことがあったと、のちに母親に聞きましたが、当時の担任の先生に相談したところ「絶対にダメ!」だと強く言われたとのこと。なんでや! そういうこともあったため、待望のゲーム機だったんですよね。父親に「麻雀が遊べるよ!」と説得したのもいい思い出です。
ちなみに、当時は抱き合わせ販売されることも珍しくなく、人気のアイテムは何かとセットになって売られているケースがありました。ミニ四駆の“アバンテJr”がわけのわからないものとセットで2,000円だったこともあったなぁ。って、昭和~平成初期の話ですよ! 閑話休題。もちろん、人気ハードであるゲームボーイはなかなかお店に置いておらず、なんとか見つけたお店では残念ながら抱き合わせ販売されていたんです。ですが、その抱き合わせの相方が麻雀ゲームの『役満』! 父親を説得したタイトルと抱き合わせ販売されているなんて、運命以外の何物でもありません。そして、見事買ってもらうことに成功し、僕のゲーム人生が正式にスタートするのでした。
そんなゲームボーイですが、先日実家で手に取る機会がありました。なつかしくなって電池を購入して電源を入れてみたのですが、うんともすんとも言わず……。そうです、長い年月放置されていたこともあり、すでに寿命は尽きていたようです。
そんなことがあったばかりだったので、Nintendo Switchでゲームボーイが遊べるというニュースに心がときめいてしまったというわけ。
サービスがはじまったばかりだということもあって、遊べるタイトルは11本とまだまだ少なめ。ゲームボーイには名作がたくさんありますから、タイトルの追加に期待が高まりますね!
ゲームボーイ Nintendo Switch Onlineで遊べるタイトル
・バーガータイム・デラックス
・星のカービィ2
・ゲームボーイギャラリー3
・スーパーマリオランド2 6つの金貨
・ゼルダの伝説 夢を見る島DX
・テトリス
・星のカービィ
・メトロイドII RETURN OF SAMUS
・役満
・レッドアリーマー MAKAIMURA GAIDEN
・ワリオランド3 不思議なオルゴール
ちなみに、ゲーム画面は“ゲームボーイ”、“ゲームボーイポケット”、“ゲームボーイカラー”の3種類から選択でき、当時の雰囲気の再現や画面を小さく表示することもできます。人によって思い出のあるハードはゲームボーイだったり、ゲームボーイポケットだったりと異なりますから、こういった配慮はうれしいですよね。
なお、ゲームボーイ Nintendo Switch Onlineは基本サービスでプレイが可能です。月額(30日間)であれば306円、3カ月(90日間)であれば815円、12カ月(365日間)なら2,400円で利用できます。12カ月プランにすれば、ひと月あたり200円で利用できるというわけ。これは安い! というわけで、僕は12カ月プランでサービスを利用することにしました。
これからはゲームボーイ Nintendo Switch Onlineで、昔遊んだタイトルをちょくちょく遊んで行こうかなと思っています。初心に帰るという気持ちもありますし、なんだかんだシンプルなゲームって今でも楽しいんですよね。
ゲームボーイに思い入れがあるなら、ぜひ試してみてください!
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