『ガンダムエボリューション』ガンダムデュナメスと新ルールを先行プレイ。武装切り替えで近距離戦もこなせるスナイパーユニット

電撃オンライン
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 バンダイナムコエンターテインメントおよびバンダイナムコオンラインの配信する『GUNDAM EVOLUTION(ガンダムエボリューション)』は4月13日にハーフアニバーサリーを迎えます。そのタイミングから開始される新シーズン“Season 4 BALLISTA”では、新ユニット“ガンダムデュナメス”と新ルールの“ヘッドクォーターズ”が登場します。

 今回は先行プレイで新ユニットを新ルールを体験してきましたので、そのレポートをお届けします。

2種類の射撃を使い分けるガンダムデュナメス

 ガンダムデュナメスは『機動戦士ガンダム00』のファーストシーズンで登場したソレルタルビーイングのモビルスーツ。

 遠距離からの狙撃を得意とするスナイパー型の機体で、本作でもその特徴を再現した2機目のスナイパー型ユニットとして登場します。

 ブーストゲージは1つ。ユニットのHPは800です。ブーストゲージについて後述する武装切り替えて変化が起きます。

 メインウエポンは2つあり、1つはスコープを覗けるGNスナイパーライフル。ダメージは340で、クリティカルヒットでは680になります。

 スコープを覗いている状態は、正面に耐久300のシールドを展開しており、相手からの射撃をガードできます。耐久が0になると消滅し、一定時間で復活する仕組みです。

 アクティブスキルの武装切り替えを仕様すると、メインウエポン2のGNビームピストルを装備。こちらはADSができないものの連射力の高い二丁拳銃で、1発あたり80ダメージの距離減衰あり。近中距離で機能する武装です。

 GNスナイパーライフル装備時はブーストは1ゲージですが、GNビームピストル装備時は2ゲージに増加。機動力が上昇して回避や攻めの際に動きやすくなります。


 2つ目のアクティブスキルのGNミサイルは、相手を起爆地点に引き寄せるミサイルを発射。攻撃武装ではなく、相手のポジションを崩してメインウエポンで射撃したり、味方に移動した敵を狙ってもらう使用方法が主になります。


 また、ジム・スナイパーⅡ同様にリカバリーガンによる遠距離リカバリーも可能です。

 Gマニューバはトランザムで、GNスナイパーライフルの性能がアップ。さらにチャージによる強化が可能になり、ダメージが増加します。

 トランザム中のGNスナイパーライフルはクリティカル判定が消える代わりに初期ダメージが400となり、フルチャージ時は900ダメージとなります。注意点として、トランザム中にはGNビームピストルへの切り替えができなくなります。


 同じくスナイパー型のジム・スナイパーⅡと比較すると、スナイパーライフルの威力の低さが目立ちますが、その代わりにスナイパーの装弾数が10発と多い、正面にシールドを展開できる、武装切り替えで近距離でも戦えるなど、より器用な戦いができます。

 スナイパー型の機体は近距離に入られると弱いことが世の常ですが、それに対処できるのがこのユニットの強み。実戦でも、敵に攻め寄られた瞬間にGNビームピストルに切り替えて引き撃ちに徹することで、うまく敵を躱せたシーンも多くありました。

  • ▲近接型のユニットが迫ってきたら武装を切り替えて撃ちながら撤退。相手が追うのを諦めたら再びGNスナイパーライフルを構える。これの繰り返しが主な立ち回りとなりそうです。

 武器切り替えを利用したリロードモーションキャンセルや、トランザム中は一度チャージすればADSを解除してもチャージ状態が保持されるなど、使い込むことで活用できそうな小技もあります。

敵陣のコアの破壊を目指すヘッドクォーターズ

 新ルールのヘッドクォーターズは、2つのフェーズを行うこれまでにないルールです。

 第1フェーズでは、エリア獲得をかけてお互いのチームが交戦。こちらはドミネーションのエリア固定状態のようなものです。

 このエリアの制圧チームが決定すると、第2フェーズがスタート。続いては、制圧チームが攻撃、失敗チームが防衛となり、防衛側のリスポーン付近に設置されたコアの破壊・防衛を巡って争います。

 コアの破壊率が50%、100%を達成するごとに攻撃側はポイントを獲得できます。この一連の流れを最低2ラウンド、最大5ラウンドまで行い、先に5ポイントに到達したチームの勝利です。

 ポイント獲得の条件は、第1フェーズでエリアを制圧したチームに1ポイント。

 第2フェーズでは、攻撃チームがコアの破壊度50%を達成することで1ポイント追加。100%まで達成するとさらにもう1ポイント追加となります。

 つまり、攻撃チームは1ラウンドで最大3ポイントを獲得のチャンスがあります。逆に、防衛側となったチームは、攻撃チームによってコア破壊度100%達成を阻止した時点で1ポイントを獲得できます。

 以上が1ラウンドの流れとなります。

 ルール上エリアを占拠して攻撃に回れたチームが圧倒的有利ですが、第2フェーズではリスポーン地点の距離や地形に関しては圧倒的防衛有利。エリアを制圧されてしまっても、相手の取得ポイントを抑えて逆転できる可能性は大いにあります。

 また、フェーズごとに強いユニットも変わります。例えば、第1フェーズではキルを取れるユニットで活躍できますが、第2フェーズでは弾幕を張ってコアにダメージを与えられるユニットの方がよりチームに貢献できるでしょう。

 もちろん、第2フェーズになってからもキルを狙って状況有利を作ることも大切。ただコアを撃っているだけでは恰好の的になってしまうので、ユニットを狙うのかコアを狙うのか、状況判断が大切になります。

 フェーズごとに戦略が変わる部分が『ガンエボ』の“途中でユニットを変更できる”システムとうまくリンクしており、ユニット選択の面白さをより味わえました。


 ヘッドクォーターズの舞台となる新マップの“埋没都市”は高低差のあるマップで、開けた場所では射線が通る場所が多くある難しい印象。

 コア付近までの道のりは、コアまでの距離が遠いが狭い一本道と、コアへの射線が簡単に通る反面で高所から見下ろされる場所の2つのルートが用意されています。どちらから攻め込むかも大きく勝敗に影響しそうです。


  • ▲すぐにコアを撃てますが、その近くには簡単に敵を撃ちおろせる強ポジションが。両方のルートで圧をかけて手薄な方を狙う戦略が大切です。

 ガンダムデュナメスと新ルールのヘッドクォーターズで、大きな変化を迎える『ガンエボ』。その他にも、ユニットのバランス調整も行われるとのことで、これまでとはひと味ちがった環境でのプレイが楽しめそうです。

 個人的には、世代作品である『機動戦士ガンダム00』から待望の新ユニット登場ということで、今回のアップデートはかなり胸が熱くなる内容。20代のガンダムファンには自分と同じく、デュナメス参戦に心躍らせている方も多いのではないでしょうか?

 ヘッドクォーターズもフェーズごとに目的が変わるこれまでにないルールで、より『ガンエボ』のユニットの豊富さ、無限大の戦略という面白さを味わえる本作と非常にマッチしたルール。ユニットではなくコアを狙うという特徴的なルールから、これまでは使用頻度の低かったユニットも使われる可能性がありますね。

 新シーズン&ハーフアニバーサリー&大型アップデートというこの絶好のタイミングで、ぜひ『ガンエボ』をプレイしてみてはいかがでしょう。

4月8日の公式番組でアップデート内容を紹介

 “Season 4 BALLISTA”の情報をお届けする公式番組“GUNDAM EVOLUTION Mission Briefing Apr. 2023”が4月8日15時から配信されます。

 番組内ではガンダムデュナメスの詳細情報のほか、“Season 4 BALLISTA”のアップデート情報やバランス調整について、注目ポイントや補足情報等をゲストの鈴木ノリアキさんを招いて紹介します。なお、本配信は収録動画となっています。

■配信日時
2023年4月8日(土)15:00開始予定

■配信サイト:
Youtube
Twitch

※YouTubeはプレミア公開、Twitchは収録動画を配信いたします。

■出演者(敬称略)
OooDa(MC)
鈴木ノリアキ(ZETA DIVISION)
丸山 和也(GUNDAM EVOLUTION プロデューサー)
穂垣 亮多(GUNDAM EVOLUTION バトルディレクター)


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