SFC対戦格闘『ガンダムW』でデスサイズが大好きに。大鎌コンボで脳汁ドバドバ…俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞぉ【メモリの無駄づかい】

スズタク
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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、SFC(スーパーファミコン)の対戦格闘ゲーム『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』についてご紹介!!


『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』とは

 アニメ『新機動戦記ガンダムW』を題材とした対戦格闘ゲームである本作。ウイングガンダムやトールギスなど、原作アニメに登場したさまざまなモビルスーツを操作して1対1のバトルが楽しめました。

 キビキビとしたハイスピードなアクションがウリで、ド派手な超必殺技による爽快感も魅力。硬直をキャンセルして必殺技につなげるコンボや、ダウンした相手への追い打ちなど、SFC作品ながら本格的な対戦が味わえる格ゲーでした。

黒き死神“デスサイズ”が少年の心をわしづかみにする

 最初に申し上げておきたいのですが、自分は『ガンダム』シリーズをほとんど知りません。アニメもたいして観ておらず、語れることなどほぼないに等しいですが、そんな自分が唯一ちょっとだけ知識があるのが『ガンダムW』。そして、それは間違いなく『ガンダムW ENDLESS DUEL』のおかげです。

 小学生時代にいとこの家で初めて遊んだ本作は子ども心にもおもしろく、『ガンダムW』のアニメはまったく知りませんでしたがゲームは夢中になって遊びました。当時は隠しキャラのエピオンがひと際強くて人気がありましたが、自分はデスサイズを愛用。扱いやすさもさることながら、大鎌で戦うスタイルにとにかく惹かれたんです!

 ゲーム中のデスサイズは盾を投げる飛び道具、大鎌で斬り上げる対空技、そして対空技を強化したような超必殺技が使えました。これら必殺技のほかに素手や武器による攻撃が“弱”と“強”で用意されており、接近戦の駆け引きはかなりアツかったです。

 コンボを考える楽しさもあり、デスサイズの場合は武器で相手をすくい上げる攻撃があるのですが、そこから対空技や超必殺技につなげることが可能。ダッシュで近づいてから一連のコンボを決めたときの脳汁ドバドバ感は、今でも鮮明に覚えています。

 また、大鎌を地面に打ちつけるような攻撃はダウン状態の敵への追い打ちにピッタリで、モーションがカッコいいこともあってよく使っていました。ゲーム自体はもう20年近くプレイしていませんが、あの頃好きだったデスサイズの動かし方は今も手に刻み込まれていますね。

 ちなみに、『ガンダムW ENDLESS DUEL』をきっかけに、当時ガンプラにも少々ハマったり。買ったのはほとんど『ガンダムW』のプラモデルで、お気に入りはやはりデスサイズでした。プラモデルのほうはデスサイズヘル、デスサイズヘルカスタムまで手に入れていたので、いかに好きだったのかわかります。

 あらためてデスサイズを見ても、黒い死神をモチーフにしたデザインなんて男の子がメロメロになるのは当然ですよね。緑色に発光するビームサイズと黒いボディのコントラストも美しく、デスサイズは自分にとって“厨二心”をくすぐる最高のガンダムでした!

 この記事を書いていたら『ガンダムW』への興味がムクムクわいてきたので、熱が冷めないうちに今こそアニメも観たいところ。自分の心をわしづかみにしたデスサイズの活躍を、ゲームだけでなく原作アニメでもチェックしておきたいです!!



スズタク:RPGとアクションをこよなく愛するライター。近年、シミュレーションRPGのおもしろさに気づき始める。


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