アセルス×7。『サガ フロンティア（サガフロ）』を7回クリアした話【メモリの無駄づかい】

　三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

　何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

　そんな脳のメモリ（記憶・容量）を無駄づかいしている例を語ります！　今回は、フリーシナリオでお馴染み『サガ フロンティア』について紹介します!!

『サガ フロンティア』とは

　本作は、1997年にPSで発売された人気RPG『サガ』シリーズの1作。ひらめきや連携など、人気の要素は残しつつ、グラフィック的に大きく進化した作品です。

　『サガ』の特徴であるフリーシナリオシステムも健在で、7人の主人公が登場し、それぞれで独自の物語を自由に楽しむことができます。

　主人公7人のこのゲーム、廉価版発売のときも購入し、これまで通算で7回クリアしました。なぜなら、主人公を全員制覇した……からではなく、アセルスを主人公に7回クリアしたのです。なんでって、そりゃもう、アセルスが好きだからー！

アセルスっていいよね。

　そもそも最初にアセルスを見たとき、ビビッと来たのです。一目惚れって奴ですね。元々小林智美先生のイラストが大好きでしたが、アセルスはまさに小林キャラの究極完成形のように思えたのです。

　主人公のなかではちょっと特殊な物語で、妖魔というキャラクター的な特徴もあって、実際にプレイしても激ハマり。あっという間にエンディングを迎えたのですが、エンディングは3種類あるという噂が……!!

　そうなると、全部見ないことには気が済みません。2回目もアセルス、3回目もアセルス。極端なプレイをしたつもりですが、人間エンディングを見れず、4回目もアセルス。ここでエンディング制覇。

　5回目は、効率よくイベント回収するやり込みをしようとして、さすがにほかのキャラを選ぼうかと悩みましたが、もうアセルスのことしか分からないので結局アセルス。

　そして価格改定版の発売でもう一度買って、6回目もアセルス。さらにプレイステーションクラシックに収録されたときにちょっと雑誌仕事で関わって、7回目のアセルス。

　プレイごとに今回は妖魔だけとか、今回はあのキャラ使うとか、色々変えたので、意外に飽きなかったです。それもこれも、やはりアセルス様の魅力のおかげですね。

　ほかのキャラクターでプレイするとアセルスを仲間にできない（エミリアのぞく）し、そうでなくても、ファシナトゥール関係のシナリオが遊べないのがどうにも嫌だったのもあります。

　そして、現在サービス中の『ロマサガRS』でも、メインパーティの先頭は常にアセルス。現在もなお、現役バリバリで推し活中です。

現在、リマスター版が発売中！

　というわけで、アセルスの思い出しかない『サガ フロンティア』ですが、近年リマスター版が発売されています。PS4とSwitchで遊べるので、ぜひアセルス様の魅力を堪能してください！

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■サガ フロンティア リマスター

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