『ワールドダイスター』3話感想。さらにひっくり返るアレコレ! いよいよ目が離せなくなってきた…

カワチ
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 TVアニメ『ワールドダイスター』第3話“初めての舞台”のあらすじと場面写真を紹介します。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ワールドダイスター』第3話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

舞台の緊張感が伝わる素晴らしい回でもあった!

 演劇を題材にしたメディアミックスプロジェクト『ワールドダイスター』のアニメ。第1話ではメインキャラクター・ここなの親友が実在しない(?)存在だと明かされて唖然としましたが、続く第2話もここながほかの人物を降臨させて演技を完全にコピーできることが明かされて驚きましたね~!

 コメディ要素も多くて基本的には気軽に観れるのですが、演技のシーンは迫力もあって引き込まれますし、毎話の引きがとてもうまいので毎週の放送がとても気になってしまいます。ちなみに自分は最速配信を観直したいがためにDMM TVに加入しちゃいました(笑)。

 さて、今回の第3話のタイトルは“初めての舞台”。いよいよお披露目公演の竹取物語が描かれることになりますが、お芝居のプレッシャーが画面からヒシヒシと伝わってくる回でしたね! また、今回もいろいろな設定が明かされることになりました。リアルタイムで設定が次々に明かされていくのは、観ていてとてもおもしろいです。

 まず、ここながほかの人の演技をコピーできるのは、このアニメでは“センス”というものらしいです。そして、センスを持っているのはここなだけでなく、ほかの人物も持っている模様。たとえば、ぱんだであれば“観客の心を読み取る”という能力があるようです。

 心が読めると聞くと「センスなんてレベルじゃない!」と思えますが、単純にセンスという言葉の意味がボクたちの世界とは異なるのでしょうね。

 また、今回はカタリナを掘り下げる回でもありましたね。最初の雑誌のインタビューシーンで立派だった両親の話ばかりをされるカタリナが、笑顔で応答しながらも拳を握っているカットが写り、複雑な心境であることが伝わってきました。

 ちなみにカトリナが母親と電話をするシーンがありましたが、家族仲は悪くないようですね。電話を切ったあとは少し複雑な表情をしていたので、偉大すぎる両親がプレッショーになっているのかなとは感じます。

 そんなカトリナとここなの練習シーンは鬼気迫るもの。完璧を求めるカトリナと、そんな彼女に寄り添おうとするもうまくいかないここなのすれ違うふたりは胸が痛かったですね。それだけに、悩むここなに八恵がアドバイスした「役者を救えるのは同じ舞台に立つ役者だけですから」のセリフがすごくよかったです。

 はたして、カトリナとここなは本番でどんな演技をするのか。意外な展開の連続で盛り上がるので、ぜひアニメでチェックを!

 また、ここなのセンスが他人の能力をコピーするものであることに関して、自分は「主人公なのに、この能力でいいのか?」と思っていましたが、今回のストーリーで自分だけの演技を見つけるという方向が提示されましたね。これは本作の重要なテーマになってきそうなので、とても楽しみ。

 そして、今回の第3話のラストですが……いやぁ、本当に驚きましたね。なんだかんだ言って第1話驚きに勝る展開は無いかと思っていましたが、どんどん面白くなります。早く4話が見たい!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



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