『ワールドダイスター』5話感想。八恵の「ご主人様」が破壊力抜群! ポンコツ化していくカトリナもイイ

カワチ
公開日時
最終更新

 TVアニメ『ワールドダイスター』第5話“願いごと”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ワールドダイスター』第5話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

ここなが主役に抜擢!?

 演劇を題材にしたメディアミックスプロジェクト『ワールドダイスター』のアニメ。

 かわいいキャラクターや、それぞれが芝居にかける真剣な想い、迫力の演技シーンなど多彩な魅力がある作品です。また、役者たちが特殊な能力“センス”を持っているなど、次々に明かされる設定も必見となっています。

 今回の第5話は、次の公演がアラビアンナイトの“アラジンと魔法のランプ”に決定し、その主役にここなが抜擢されるという衝撃の展開でした。

 第4話のラストで八恵が配役を決めている柊のもとを訪れていましたが、彼女が柊にここなを主役にしてほしいと頼んだのでしょうか。気になりますね。

 配役が発表されるシーンで驚いたのはぱんだのリアクションです。柊に対して「新人にアラジンなんてありえません!」と食ってかかる剣幕は、普段のコメディリリーフの彼女からは想像できないもの。ぱんだも役者として舞台に命をかけているのだなと改めて気付かされました。

 なお、その後にはぱんだがここなに先輩たちのメモ書きが書かれた過去の台本を渡して応援するというシーンも。ここなを恨んだりしないどころか失礼を詫びるところにぱんだの優しさを感じました。

 また、第5話でさらに好きになったのはカトリナです。大きく物語に絡むわけではないですが、寮で飼っているカワウソの“ジュゴン”に掃除をダメ出しされたり、ぱんだとさっすーの部屋に連れて行かれたりと、踏んだり蹴ったり。

 ポンコツキャラっぽい位置付けになっていくカトリナがめちゃくちゃいいです。第1話でも電車の乗り換えが出来ずに困ったりしていましたが、そういった可愛い部分が描かれていくのはうれしいです。

 そして、今回のストーリーでいちばん注目なのは、なんといっても八恵! 八恵は準主役の“ランプの魔人”を演じることになりますが、役作りのためにここなたちの部屋へ転がり込み、ここなをお世話をすると言い出します。

 ピンクのランドセルを背負った小学生の八恵が「ご主人様」とここなに語りかけるのは、なんというか……かなり背徳的です(苦笑)。

 後半のBパートはそんな八恵の魅力がたっぷり詰まっているので、ぜひ実際のアニメで確認してみてほしいです。“ランプの魔人”になりきる彼女は必見です!

 物語の最後は不穏で、続く第6話のサブタイトルも“誰も私を見ていない”というもの。嫌な予感しかしないですし、「いったいどうなっちゃうの!?」という感じです。早く観たい!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©Sirius/Project WDS

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら