もうひとつの“DD”が動き出すメインワールド“3章Part4”開放!!【スパロボDDコラム#89】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第89回コラムをお届けします。

 大型連休ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしだったでしょうか? 筆者は家にこもって、ずーーーーっとプラモデルを組んでいました(笑)。長らく積みプラになっていたHGゲシュペンストも、ようやく完成させられました!!

 そんな中でも『スパロボDD』は欠かさずプレイしていましたよ! ゴールデンウィーク期間中の『スパロボDD』では、貴重なアイテムが手に入るキャンペーンやミッションを連日開催していましたからね!! なので、ゴールデンウィーク明けはちょっと落ち着くのかな……。と思っていたのですが、メインワールド“3章Part4”のまさかのストーリー展開に仰天!!

 というわけで今回は、イベント“紅蓮と疾風”の開催にともなって追加された、サイバスター用の“乱舞の太刀”と、“輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)”、2種のSSR必殺技パーツと、もうひとつの“DD”が姿を現す“3章Part4”を紹介していきます!!

サイバスター用“乱舞の太刀”実装! 紅蓮聖天八極式には早くもマップ兵器が!!

SSR 乱舞の太刀

【ユニットパーツデータ】乱舞の太刀



乱舞の太刀の評価(SS)

 サイバスターが装備すれば、無条件で移動力と攻撃力・照準値・運動性が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性がさらに強化されます。そして必殺技スロット1の必要アクション減少効果と、気力130以上での必殺威力が強化があります。

 「覚醒」必殺のある機体と特に相性がいい、必要アクション減少は嬉しいですね。パーツとしての性能は十分なのですが、特殊スキルは少し……。気力上限や照準も嬉しいのですが、マサキは運動性を上げるものが少ないので、そこも強化されてくれるとより活躍できたのかなと思います。

 “乱舞の太刀”は、サイバスターが持つ剣・ディスカッターにプラーナを込め、目にも留まらぬ速度で敵を切り刻む必殺技。初出作品は、1996年発売のスーパーファミコン用ソフト『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』。……なのですが、サイバスターの初登場作品である1991年発売のファミコン用ソフト『第2次スーパーロボット大戦』から、ディスカッター使用時のセリフ「秘剣 ディスカッター 乱舞の太刀」として、すでにシリーズファンにはおなじみでした。

 『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』では、第2章で特定の条件を満たすと習得できる必殺技として登場。この必殺技習得イベントでは、サイバスター/マサキに、ガッデス/テュッティ、ザムジード/ミオ、ヴァルシオーネR/リューネを加えた全4機のうち、3機を選んで必殺技を覚えさせることになるので、もしかすると当時は使ったことがなかったというプレイヤーもいるかもしれませんね。特にサイバスターは、ほかにも強力な必殺技を持っているので……。

 なおサイバスターの乱舞の太刀以外では、ガッデスがフェンリルクラッシュ、ザムジードが五郎入道正宗もしくはカッシーニの間隙、ヴァルシオーネRが円月殺法を覚え、これらも後の『魔装機神』および『スパロボ』シリーズにたびたび登場しています。

 以降の『魔装機神』シリーズにおけるサイバスターは、ディスカッターのランクアップ武器であるバニティリッパーでも乱舞の太刀を使用。また『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』以降に登場する、ポゼッション(精霊憑依)によってパワーアップしたサイバスターは、ディスカッター彊による真伝・乱舞の太刀を使用しています。

 真伝・乱舞の太刀は、マサキが剣術流派・神祇無窮流の師匠である剣皇ゼオルート・ザン・ゼノサキスから学んだ技がモチーフとなっており、“ゼオルートの技の冴え”を再現したものであるとのこと。『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』の終盤では、神祇無窮流・南宗家の当主で魔装機帝ゼルヴォイドの操者であるエラン・(ザン・)ゼノサキスが、マサキ(サイバスター)が繰り出した真伝・乱舞の太刀をあえて受けることで、神祇無窮流の奥義である夢想千鳥舞に開眼しました。

 『スパロボDD』における“ディスカッター乱舞の太刀”の戦闘デモは、『第2次スーパーロボット大戦OG』以降の演出をベースとして、前半部に『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の要素を加えてアレンジしたもの。ある意味『スパロボOG』シリーズの集大成とでも言うべき豪華な演出となっています。

 ちなみに、2022年に受注生産で発売された人間用サイズの“AMAKUNI真打 1/20 ディスカッター”でも、内蔵された発光ギミックや音声ギミック、モーションセンサーを駆使して乱舞の太刀が再現可能。『スパロボDD』ではトドメの一撃の際に刀身に現れる魔術紋様も浮き出る、こだわりの仕様でした。

SSR 輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)

【ユニットパーツデータ】輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)



輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)の評価(S)

 無条件で攻撃力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値がさらに強化され、防御力も少し上がります。あとは気力130以上でのダメージ軽減バリア展開と必殺威力の上昇、アクション開始時の気力上昇、斬撃・特殊のブレイクゲージ減少量増加効果がついています。

 効果もりもりですが、ここのところカレンは立て続けにパーツが追加されているので、パーツの性能としては、そこまで変化はないですね。聖天八極式でもMAP兵器が使えるようになったというところ。ただ、特殊スキルは本体といっていいほどかなり強力で、スピードが最大+55されます。スピードが最大値になるにはレベル10まで上げる必要があり敷居は高めですが、そこまで上げると対決戦などで非常に強力なカードとして使えそうですね。

 紅蓮聖天八極式の新SSR必殺技パーツ“輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)”は、先行して実装された“輻射波動機構(紅蓮聖天八極式)”のマップ兵器版。紅蓮聖天八極式の初陣となった、原作『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第18話では、輻射推進型自在可動有線式右腕部をワイヤーで射出し、なぎ払うように照射した輻射波動弾で無数の敵機を撃墜しました。この際、右腕部の機構(輻射波動素子)が展開していなかったため、輻射波動を収束させたロングレンジ攻撃と思われます。『スパロボDD』での戦闘デモは、この活躍を再現したものとなっています。

 第24話では、C.C.が乗るランスロット・フロンティアと対峙した際に使用。命中こそしなかったものの、ヴィンセント・ウォードなど無数の敵機をまとめて撃墜しました。この際の右腕部は、ワイドレンジ攻撃用に機構が展開しています。

 一撃必殺かつ戦局を変えるほどの威力を誇る紅蓮聖天八極式の輻射波動ですが、第25話(最終話)では、スザクが乗るランスロット・アルビオンのブレイズルミナスに、ロングレンジ攻撃が弾かれてしまっています。紅蓮聖天八極式としても、ランスロット・アルビオンのMVS(メーザー・バイブレーション・ソード)二刀流による攻撃を輻射障壁で阻んでいるので、完全に互角の戦いでしたが……。

 そして、ランスロット・アルビオンとの宿命の対決に終止符を打ったのは、クローと輻射波動素子を集中させた“抜き手”による捨て身の一撃だったのです。

 ちなみに、紅蓮聖天八極式は前身である紅蓮可翔式と比べて圧倒的なパワーアップを果たしており、なおかつ外見も著しく変化しているので、なかなか気づきづらいのですが、実は両機の右腕部は形状が共通。そのためか、紅蓮聖天八極式(輻射推進型自在可動有線式右腕部)最大の特徴だった有線射出機構は、紅蓮可翔式(徹甲砲弾右腕部)の時点で実装されていたとする説があるそうです。

 話は変わりますが、紅蓮聖天八極式に連なる紅蓮弐式の系譜は、監督を務めた谷口悟朗さんへのインタビューによると“残虐大将軍”という一風変わったイメージでデザインが発注されたそうです。「それこそ、デビルマンとも戦えそうなメカでよかったんです」とのことで、『スパロボDD』で紅蓮聖天八極式とデビルマンの共闘が実現したことには、運命的なものを感じてしまいますね。

 “乱舞の太刀”と“輻射波動機構(紅蓮聖天八極式/MAP)”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、5月15日(13:59)までの開催! “乱舞の太刀”は期間限定排出となっており、手に入るチャンスは残りわずかです!!

もうひとつの“DD”が数多の並行世界を震撼させる!? メインワールド“3章 Part4”開放!!

 5月10日にはメインワールド“3章 Part4”が開放されました! 今回は『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』から、満を持してダブルオーガンダム/刹那と、セラヴィーガンダム/ティエリアが参戦! 長らく動向が明らかにされていなかったソレスタルビーイングのその後が、ついに描かれます!!



 ソレスタルビーイングが再び動き出した第4世界では、神聖ブリタニア帝国やAEU、人革連などの大国が地球連邦を樹立。独立治安維持部隊・アロウズが反抗勢力への弾圧を開始します。この動きに対抗すべくゼロ(ルルーシュ)は、超合集国への参加を全世界に呼びかけるのです。


 また、第1世界を舞台に展開されていた『聖戦士ダンバイン』の原作におけるストーリーが一応の結末を迎えるのも“Part4”の見どころ。ショット・ウェポンが存命のまま戦線を離脱したり、トッド・ギネスがハイパー化を免れたりと、原作とは随所が異なる展開となったものの、悪しきオーラ力の源であったドレイク・ルフトはショウたちによって討たれます。


 しかし何と言っても“3章 Part4”最大のトピックは、もうひとつの“DD”を冠した部隊“ディスコード・ディフューザー”の登場! 失脚したムルタ・アズラエルが、死んだはずのガウルンやドル・アーミー、ガルーダといった宿敵たちを引き連れ、並行世界の壁さえ超えて“ディバイン・ドゥアーズ”の前に立ち塞がります!!


 背後に大きな存在の影が見え隠れする“ディスコード・ディフューザー”。彼らの登場により、事態は急速に混迷を深めていきます……。ますます先の展開が読めなくなってきた『スパロボDD』のメインストーリー! “3章Part5”の開放が待ち遠しい!!

 なお“3章 Part4”で入手できるダブルオーガンダム/刹那については、次回の『スパロボDD』コラムで詳しく紹介させていただく予定ですので、お楽しみに!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
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