アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』7話感想。アクシズ教はやっぱりヤバい! ファイルーズあいさんのノリノリ演技もサイコー

カワチ
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 アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』の第7話“水の都の迷惑教団(トラブルメーカー)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に爆焔を!』第7話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

さすが欲望のままに生きるアクアの宗教!

『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフで、めぐみんの過去を描く『この素晴らしい世界に爆焔を!』。前回の第6話で、ついにめぐみんが“魔法学園レッドプリズン”を卒業し、故郷の紅魔の里を旅立つことになりました。

 新展開ということでワクワクしながら視聴しましたが、めぐみんがやってきたのは水と温泉の都・アルカンレティア。原作を追っていれば、すぐにピンと来ますが、アクアを御神体とする宗教・アクシズ教の総本山。

 このアクシズ教はアクアの性格も災いしており、欲望のままに生きている、やっかいな信者ばかりがいる宗教。トラブルが起きないわけがありませんね(笑)。

 アルカンレティアにやってきたものの、アルバイトがうまくいかずに目的地であるアクセルの馬車代どころか日銭すら稼ぐことができないめぐみん。そんな彼女が出会うことになるのが、アクシズ教団のプリーストであるセシリー。彼女はアニメに先駆けてスマートフォンゲーム『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』に登場しているので、プレイしている人はうれしかったハズ!

 『このファン』をプレイしていれば分かりますが、彼女は熱心なアクシズ教。つまり、欲望に忠実で他人の迷惑を考えないですし、勧誘もしつこいので、とてつもなくタチが悪いです(笑)。声優はファイルーズあいさんでノリノリで楽しそうに演じていてよかったです。なお、セシリーがどれぐらいクズであるかはアニメを見れば登場シーンで、すぐに分かるのでチェックしてみてください(苦笑)。

 もうひとりの新キャラクターはアクシズ教団の最高責任者であるゼスタ。演じているのはベテランの増谷康紀さんで、自分の中では『キン肉マンII世』のガゼルマンや『PSYCHO-PASS サイコパス』のチェ・グソンなど、渋めのイメージが強かったので、こういったコミカルに振ったキャラクターの芝居は新鮮で楽しかったです!

 今回の第7話で面白かったのは、めぐみんがロリッ娘として注目され、アクシズ教の信者たちが色めきだつところ。セシリーが教団の信者たちは子供に近づくことを禁止されているから仕方がないと説明しますが、具体的になぜ禁止されているのかは説明されない面白さがありました。こういったところはアニメならではのテンポの良さもあるので、実際に映像を見てもらいたいところ。

 中盤からはめぐみんがゼスタに協力してアクシズ教団の信者を増やしていくという展開。めぐみんがアクシズ教団に協力するというストーリーは外伝のアニメらしくていいなーと思いました。なお、紅魔の頭脳であれば信者を増やすのは簡単だと豪語するめぐみんですが、その結果は……?

 後半にはゆんゆんがちょむすけを連れてアルカンレティアにやってくるという展開も。物語は大きく動き出し、次回にも続くような流れになっていました。第8話が放送する前にしっかり各配信サイトで今回のストーリーをチェックしておきましょう~!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会

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