『東京魔人學園剣風帖』で理想の中二病的学園生活にドップリハマった…。世界観とキャラクターが琴線に触れまくり!【メモリの無駄づかい】
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三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、PSで登場した学園伝記ジュブナイルゲーム、『東京魔人學園剣風帖』を紹介します。
『東京魔人學園』シリーズとは
『東京魔人學園』シリーズは、PSを中心に展開したシミュレーションRPGで、1998年6月18日に1作目の『剣風帖』が発売され、2001年に続編となる『外法帖』が発売されました。本来3部作の予定でしたが、完結編は発売されていません。
内容はガチガチのシミュレーションRPGですが、ストーリーは学園を舞台にしたジュブナイルとなっており、アドベンチャーパートで多数のキャラクターとの交流が楽しめることがポイントでした。
元々SLGが好きなこともあり、最初のPS版『東京魔人學園剣風帖』になんとなく手を出したのですが、これが個人的に大当たり!! 世界観、キャラクターともに琴線に触れまくりで、何度も何度もリピートして遊ぶことになったのです。
世界観とキャラクターが最高でした!
本作の特徴に、アドベンチャーパートでの感情入力システムがあります。これは、コントローラーに対応した愛・友・同・喜・悩・怒・悲・冷の8種類の感情(何もしないで無視もできる)を入力するもので、この入力によって、キャラクターとの関係が変化していくというもの。
これが難しい、そして楽しい!! 数値で表現されないので、うまく感覚で入力しないと、仲間にならなかったりもしたのです。
自分なりに、ここでこう入力する、ここの選択はこうすると攻略メモを取りながら、ひたすらやり込んでいました。今では考えられない情熱です。暇だったのもありますが(笑)。
とくに初期からいる弓使いのボクっ娘、桜井小蒔がお気に入りで、彼女とデートするためのプレイに、それはもう、心血を注ぎましたよ。第2話で醍醐が落とすレアアイテムの“小蒔のガム”を、使えずにずっと大切に持ってたなぁ。
SLGパートより、アドベンチャーパートで試行錯誤することが多く、正直本作のイメージは、個人的に今でもアドベンチャーゲームだったりします(笑)。
スピリットは『九龍妖魔學園紀』に引き継がれている!?
3部作の予定が完結していないこともあり、ちょっと続編は難しそうな本シリーズ。ゲームアーカイブにはありましたが、現在は遊ぶためのハードルも高くなっています。
ただ、同じ今井秋芳氏が手がけた『九龍妖魔學園紀』も、テイスト的によく似ており、こちらもかなりハマリました。バトルが特徴的で、ダンジョン探索の面白さもありましたね。ちなみにこちらは2020年にSwitch/PS4で発売されています!
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