『FOAMSTARS』はすべての人の“楽しい”を考えたアワゲーだった！ 初心者は気軽に参加でき、ガチゲーマーは主役になれる

　みなさん、こんにちは。10年以上ゲーセンのシューティングゲームに通い続けるほど、シューティングゲーム大好きライターのハチです。先日、発表され話題になっていたスクウェア・エニックスのPS5/PS4『FOAMSTARS（フォームスターズ）』。

　先日行われた“国内最速メディア体験会”にて、まったく手を抜いてくれない開発陣（勝利したとき「よしゃあああ」とめちゃめちゃ声が出てました笑）とのバトルをしてきましたので、詳しいルールや操作感など、初めてゲームに触れてみた所感をお届けしていきます。

インクでも木材でもない！　これからはアワの時代だ！

　本作は、アワを撃って戦う4vs4のアワパーティシューター。アワは相手を“チル”する（本作では相手を一時的に戦闘不能にすることを“チル”するといいます。イマドキ感があってベリーグット！）だけでなく、フィールド上に盛り上がって地形を変化させます。色や範囲だけでなく、高さまで変化を続けるフィールドでの立体的なバトルはとても新鮮でした！

　自分のチームの色の上は、スライドボードの乗って高速で移動ができるのですが、このスピード感のある移動が気持ちいいんです。スピード感のある、スタイリッシュなバトルが好きな方にはぜひプレイしてほしい！

　このスライドボードは、移動だけでなく相手をチルするときにも必要！　アワで相手を捕えてからスライドボードでキックするとチルできるのですが、アワで捕まっているだけのときは助けることができるんです。なので、もし味方がアワで捕まっていたら相手にキックされる前にキックして助けてあげると勝利へ1歩近づきますし、好感度もアップします。キックで味方を助けたり、アワを積み上げて味方を助ける壁を作ったり、味方の動きやすいようにフィールドを広げたり、4人で協力することが大切になりそうです。

　操作感はというと、ある程度シューティングゲームをプレイしたことがある方なら、操作方法を見なくてもプレイできるくらいシンプルなものでした。“操作が複雑で思うように動けない”や“操作がわかりづらい……”というストレスは一切なく、思ったような動きができるので、とても操作しやすかったです。

責任も謝罪も怒りも必要ない！　アワパーティには“楽しい”があればいい！

　ルールは相手のチームプレイヤーを合計7回倒すと、相手チームで最も活躍していたプレイヤーが「スタープレイヤー」になります。そして、相手の「スタープレイヤー」を倒したとき味方チームの勝利となるのですが、このルール……“誰もがずっと楽しく”遊べるように非常に考えられているんです。

　初心者さんやオンライン対戦が怖いと感じている方は、自分ばかりがチルされると申し訳ない気持ちになりますよね。ですが「スタープレイヤー」を用意することで、たくさんチルされただけではゲームが終わりません。「スタープレイヤー」以外はいくらチルされても大丈夫なので、気兼ねなく最後までバトルに参加することができます。

　ガチゲーマーさんの場合、自分が「スタープレイヤー」になることで、逆転ドラマを生み出すことが可能になっています。「スタープレイヤー」は体力が上がっているので、チルされにくいですし、勝つも負けるも自分次第ってなんだか燃えませんか？　ガチゲーマーさんの腕の見せ所です！

　最後のリザルトも誰が何回チルしたなどは表示されません。部門ごとに表彰が行われ、MVPが発表されるのみなので、リザルトを見て「私がダメだったから」とか「あいつがチルされすぎて」とかはないんです！　これがアワバトルシューターではなく、アワパーティシューターであるゆえん。本作をプレイするすべてのプレイヤーに楽しんでほしいという気持ちが伝わってくる仕様になっていました。

個性的でカラフルなファッションのFOAMSTARがおしゃれ！　

　操作するのはFOAMSTARというキャラクターたち。FOAMSTARたちが主役のゲームだから、『FOAMSTARS』というタイトルなんですって！　FOAMSTARによって、フォームガン（武器のスタイル）やスキル、スーパースタースキルが違うので、きっと自分好みのFOAMSTRが見つかるはずです。パーティというだけあって、派手なモーションが多いのもゲームの高揚感を高めてくれてるので、ゲームのビジュアルは派手な方が好きな私としては、すごく好印象でした。

　FOAMSTARたちのファッションも流行りのシアー素材が使われていたり、お腹の出るデザインだったり、クラブっぽい雰囲気（知った風に言いましたが、クラブに行ったことがないので想像です……）で可愛い！　小さいマスコットキャラクターもそれぞれのFOAMSTARと一緒にいたので、開発陣に聞いてみると「答えられません」と一言。そんなことを言われると、より気になるんですけど……。

ギラギラなステージとテンションぶち上げな楽曲にも注目！

　ステージはパーティを意識したものになっていて、ライトアップされていたり、シャンパンのビンのようなものがあったり。アワでフィールドが作られていくというゲーム性なので、段差などはあまりありませんでした。ステージによっては、ギミックなんかもあるらしいですよ！

　そして、私がプレイしていてすごくいいなと感じたのはオリジナル楽曲です。ゲームの雰囲気にぴったりで、プレイヤーの気持ちも上げてくれるような楽曲だったので、すでにサントラを狙っています（笑）。プレイ動画などがアップ予定ですので、ぜひそちらで聞いてみてください！